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ショウ・ボート

2009-03-03 18:55:40 | 映画通信簿
ショウ・ボート
<ミシシッピーの流れを行くショウボート。アンディ船長と継母パーシィ(アグネス・ムーアヘッド)に育てられたマグノリアは、美しい娘盛りを迎えていた。彼女と仲良しのジュリーは、ショウボートの主演女優だが、混血児の身で白人俳優スティーブンと結婚していることが法に触れて、去って行かねばならなかった。入れ替わりに、粋なバクチ打ちのゲイロードが、スティーブンの後釜として乗り込んで来た。マグノリアはたちまち彼と恋に落ち、駈け落ちしてシカゴで愛の巣を営んだ。だが幸福は1年と続かず、ゲイロードはバクチに凝って財産を失い、マグノリアが妊娠していることも知らずに、姿を隠してしまった。悲しみのマグノリアは、昔ショウボートにいたダンサー・チーム、エリーとフランク(マージ&ガワー・チャンピオン)の世話で、ナイト・クラブに歌手として職を求めた。偶然そこには、スティーブンに捨てられ酒浸りになっているジュリーがスターとしていた。ジュリーはマグノリアの不幸な姿を垣間見て、彼女に職を与えようと、ひそかにそこを立ち去って行った。やがてマグノリアは父と再会し、ショウボートに帰ってキムという女の子を生んだ。そして5年、ゲイロードはある船の中でジュリーと会い、キムのことを知った。彼は矢も楯もたまらずショウボートに帰って行った。今はすっかり地道に帰ったゲイロードを、マグノリアは心から迎えるのだった。>
・監督: ジョージ・シドニー
・脚本: ジョン・リー・メイヒン ジャック・マッゴーワン ジョン・L・マヒーン
・原作: エドナ・ファーバー
・出演: キャスリン・グレイスン キャスリン・グレイソン ハワード・キール エバ・ガードナー ジョー・E・ブラウン アグネス・ムーアヘッド ウィリアム・ウォーフィールド
・1951年 / アメリカ
・ジュリーの行動に共感。最後の場面はハッピーエンドになったジュリーマグノリアとゲイロードを影から見送る。黒人の血が入っている娘と白人の結婚が法で制限されていた歴史がアメリカにあった。その、国の大統領にオバマがなった意義は大きい。
・旅回り劇団のアメリカ版みたいな「ショウボート」。いまでも、アメリカには存在しているのかしら?
(DISCAS)
☆☆☆


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