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武士の家計簿

2011-01-14 05:17:44 | 映画通信簿
<江戸時代後半。御算用者(ごさんようもの:会計処理の専門家)として、代々加賀藩の財政に携わってきた猪山家。八代目の直之(堺雅人)は、生来の天才的な数学感覚もあって働きを認められ、めきめきと頭角をあらわす。これといった野心も持たず、与えられた職務を全うするべく、ただひたすらそろばんを弾き、数字の帳尻を合わせる毎日。その姿は、周囲の者が“そろばんバカ”と呼ぶほどだった。
そんな直之にある日、町同心・西永与三八(西村雅彦)を父に、商家の娘を母にもつお駒(仲間由紀恵)との縁談がもちこまれる。そろばんを手に「これしか生きる術(すべ)がない、不器用で出世もできそうもない…それでもいいか」と問う直之。「生きる術の中に、私も加えてください」と言うお駒。こうして、直之は自らの家庭を築くのだった。>
・借金返済のため、家財の全てを売り払い、借金を軽くし、かつまた、借金返済までつつましい生活を続ける。現代のサラ金地獄からの脱却もかくありたいものだ。
・代々、御算用者の家に生まれ、武士といえども武力でなく裏方の仕事に不満を持っていた主人公が、後に新政府軍の大村益次郎にそろばんの腕を見込まれ、軍の会計職に就き出世する。
・「芸は身を助く」との言葉のように、幼児からの学びは後々役立つことが少なからずある。最近、世界的に脚光をあびているスポーツ選手や芸術家・音楽家などの多くが幼少時から親に導かれ訓練された事例が多い。ゆとり教育世代のいい成果の面であろう。
・今、3歳になる孫娘が、今年からバレーを習うとの便りがあった。あまり元気で体を持て余し気味なので、体を動かして疲れさせるのだという。我が家も婿さんの家系にもバレーや踊りに秀でた人は見当たらないのだが・・・・・・

(MOVIX昭島)
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