TEAM SLOWSTARTER

自転車乗り夫婦のサイクリング走行記録

林道大血川線

2009-04-19 19:20:44 | 今週のサイクリング
今日は、奥秩父にある、林道大血川線に行ってきました。
奥秩父では三峰山が有名ですが、平たくいうとその裏山にある林道です。
そんなわけで今朝は、6時に出撃しました。横着して真夏の格好で出かけたら寒いのなんの。
小沢峠でアタックかけてないのにいきなり心拍が170に達して調子が悪いみたいです。
なにそれ、大丈夫か自分?などと思いながら峠を下りました。
温度計を見ると9度でした。んーそれはちょっとやっぱり寒いですねー、納得です。
お次は、山伏峠です。そんなにすごい峠でもないんですけど、通過する峠にしては、結構キツイ気がしますね。でも、案外サクッとクリアしました。

それからは、国道299号に合流してまったりした下りをかっとんで秩父に行きます。
秩父からは、国道140号をひたすら西へと進みます。
途中、コンビニで地元の人にどこへ行くのか聞かれたから、大血川と答えたらちょっとあきれられた感じで「よく行くね」といわれました。
その後もどんどん西へ進みます。アップダウンがだんだんきつくなってきて、三峰口の駅への橋を通過したちょっと先のトンネルを出るとすぐのところに、小さな大血川ドライブインがあるのでその先をすぐ左折して道をそれます。

おっと、ここでヒルクライムレースがあるから通行止めの看板が。
えーここまで来てそれはないよーと思って、冷静に考えたらレースは来週って書いてありました。

川を渡ると対岸に出ていきなり10%強の勾配が現れてちょっとあせります。
んでも、その後は少しなだらかになってまったりしてます。

しばらく走ると、大血川渓流観光休憩所があります。向かいには綺麗な公衆便所もあり、呼吸を整えるのにナイスな場所です。

が、ここらがくっと斜度があがり12%になります。
いよいよです。でも、きついはきついんですけど、先週は明神峠だったからか普通な感じがしました。

おまけに結構緩急もあってタイムを競わないなら、まあそれなりにいけそうでした。
あそうそう、道は林道にしては結構広いです。これなら乗用車同士でもすれ違えるくらいあると思います。
実際釣り客が来るみたいで、そこそこの交通量が途中まではあります。
途中、お寺があるところがあって広い駐車場があります。多分このへんからレースはスタートするんでしょうかね。
お寺の先は通行止めになっています。そうか、レースが終わってから冬季通行止めを解除なのですね。

そういえば、大血川のゆえんは、「将門の妃九九人が自害し、七日七夜川を血で染めたために、大血川と名付けられた」だそうです。
ずいぶんとまた、淋しい山での出来事ですね。
確かにレースをやってもおかしくないくらい、林道にしては道幅が広く舗装も極上です。
ただ、落石とか砂利とか松の枝とか落下物の多さは普通の林道です。
ここでレースだと、石とか落ちていても避けることが出来ずにパンクするかもしれませんね。

やがて、林道とは思えないセンターラインのある広いトンネルを通過します。

景色は、ものすごくいいわけではありませんが、なかなかいいと思います。周りの山が広く見渡せて山に来た感じが実感できます。

もうひとつトンネルがありましたが、照明がなくて真っ暗な割にちょっと長目のトンネルで嫌でした。

あれ、どこがピークだったんだと思ったら下り出して、三峰山頂駐車場に出ました。
こっち側も林道は通行止めになってました。

今日のこのコースは、標高が1100m強あって、きつい区間は、10km7%で結構きついコースでした。
ネットで検索しても、しきりにきついきついって書いてありました。
あまり無理をしなかったからか、私的には結構普通じゃんなんてナマイキなことを思いましたが、その後しっかり足に来ていることを自覚するのでした。
それはそうと、かつては有料道路だったという三峰観光道路だったかな?を下りました。
最初は道幅も広くて車が遊んだ痕跡があるのですが、下るほどに道が狭くなってきてしまいには、上ってきた林道のほうが広い気すらしてきました。
しばらく進むと、ちょっと変わった信号が出てきます。
信号の脇にある赤いわっかは視力検査ではありません。
赤信号の待ち時間を表現したものです。

実際、すんごい待たされました。
んで、青になって走ってみればわかりますがダムの上を走るのですが、車一台が通るのがやっとの道なのです。

ダムを通過するとそのままトンネルになります。
しかもトンネルの中でT字路の交差点が出現して、一時停止することになります。
これは、なんとも不気味な道でしたね。
その後、道の駅で昼食をとってきた道をそっくりそのまま帰りました。
帰りは、秩父から山伏峠に向かってずっとまったり上っていて、疲れた足にはかなり効く長い道のりです。
それなので私にとって秩父は、タダでは帰らせてくれないあり地獄みたいな町の印象があります。
そうそう、羊山公園の芝桜の季節なので車で通るという方は、渋滞に注意したほうがいいかもしれません。
今日は、秩父方面に向かって国道299号は結構な渋滞になってました。
ひどいと、反対側も渋滞しますが逃げ道が殆どないですからね。
山伏峠をクリアして、次はラストの小沢峠です。
あ、そうだ、見るのをすっかり忘れてましたけど走行3万キロ達成しました。

この自転車を買って早4年もたってしまいました。
んでも、4年で3万キロはまあまあかな。
自転車を買ってすぐ、自転車に乗りたいという2号と出会ったので大半は2号と一緒に走ったのですが、いろいろな思い出があって感慨深いものです。
もの思いにふけるにはちょっと早くて最後に小沢峠がお待ちかねです。
どっちかというと上りだしのあたりが一番勾配がきつい感じでしょうか。
ここまで来るのに大分足を使ってしまっているので、案の定きついですけどこつこつ行けばOKです。

それよりも、トンネルを越えるといつもは写真に取っている直線を下るのですが、やっぱり勾配がきついみたいでこがなくても時速60kmをオーバーしました。
今日は、先週よりはたいしたことないと最初思いましたが、そうも侮れないコースでした。
166kmで8時間10分でした。