「小さな勇気」で、チョロンと潜りの師匠の話しを書いたら、
ゆきさんがコメントをつけてくださった。
潜り・・・私はモグリの巣潜ラーです
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きっかけは仕事。
番組で宮崎の海の事を取り上げた物を作ることになって、机上ではいろいろ調べて台本も書いたものの、番組だから映像があって初めて成り立つのだが。。
その時、台本書く=ディレクターだったのでカメラマンに何を撮影するのか指示しなければいけなく。
・・しかし私は北海道出身で(言い訳にならないけど)、海とか泳ぐという機会が滅多にない上に、水が怖くて、はっきり言ってカナヅチでした
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でも、仕事ではそんなヤワな言い訳が通用するわけなく、仕方泣く泣く!勇気を振りしぼって潜ることにしたのです
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え!シュノーケル!?あの事故が多いパイプの!?
とか。
え!タンク!?あの腰を痛めるってやつ!?
とか、次から次に恐怖が目に前に現れて・・・。
でも、潜ることになったのです
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師匠は、そんな私の様子を察して「ダイビングスーツは絶対沈まない素材でできていて、死んでも沈まない」とか「シュノーケルは、使い方を間違わなければ大丈夫」などと、いろいろ教えてくださった。
ロケまでに、私は師匠のクラブに通いみんなに手取り足取り教えていただきました。
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ヒーッヒッヒッヒ。。
その前から、海釣りにはまっていた私は、潜って発見したことがありました。
魚がどんなところにいて、何を食べてるか。
私が潜っている近くで釣り人が糸を垂らしていて、全然スットンキョウな所で釣っていると、それはもう愉快で愉快で・・「そんなところに魚はおらんもんね。ヒーッヒッヒッヒ」と、海の中で喋っていました。
他にも、イカが泳ぐ姿はまるで宇宙船みたいだし、キビナゴの大群は私にちょっとっもぶつかることなく芸術的な曲線で避けていく様や、海中から海面の裏側を見る不思議な世界や、地上の風紋ならぬ海底の風紋に見とれたり、いつも夫婦でいるタカノハダイとか、タコのすみかとか。。。もう書き出したらきりがないほど、海の中の魅力にとりつかれました。
そんなこんなで、海中撮影を無事終えることができました。
しかし!モグリの素潜ラーの好奇心は、これで満足することがなかったのです。
つづく。
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*でも深く潜れません。今でもタンクを背負いません。子どもの頃、中耳炎をしすぎて鼓膜が薄く、奥に引っ込んでしまって固くなっているとかで、耳抜きがうまくできないのと。何か海の中の魚たちに申し訳なくてというのと、怖くて、息が続く限りだけ海の中にお邪魔しています。肺活量も・・・この小さな胸ですが、呼吸さえ整えれば・・プールで50mはノンブレスで泳げますが、潜りの時は何でしょうか、もしもの事を考えて息半分以上残して上がるようにしています。