久しぶりに、
霧島アートの森に行ってきた。
この美術館は、霧島山麓の標高約700m・約20haという広大な敷地に、アーティスト自身が実際に来館して構想・制作された23の野外作品が展示してあるのが特徴で、作品の中に自分が入り込めるような世界が気に入っている。
特に、
草間彌生の作品が大好きだ。
広い芝生、絵本の中のような森の世界など、想像力がむずむずする。
宮崎市に住んでいた時は、この美術館まで約2時間半かかっていたけれど、今住んでいる町からは1時間もかからない。
しかも、新しいカフェもできたようなので早速GO。
今回は、三沢厚彦展。
動物をモチーフにした彫刻は、ほぼ実物大の大きさで迫力満点。
本物と違う点といえば、動かないこと・息をしてないこと。だけど、まるで生きているように見えるし、しかもどの動物たちもじっと私たちを見ているような視線を投げかけている。それと、どっしりと大地を・・というより、地球に足をおろしている存在感だろうか。
大きなライオンやキリンもあれば、ヤモリやカエル、モモンガも。
館内の作品は撮影できないので、美術館外の木立で見つけたモモンガ。
こういう企画展にも、この美術館のコンセプトが揺らいでいないことを感じる。
ところで、楽しみにしていた新しいカフェは、日にち限定のオープンで、次回はしばらく後のようだった。あー ガッカリ。