てくてく歩く ぷくぷく笑う 

自分の歩幅で、自分の速さで歩いていこう。今日はどんな日、明日はどんな日。毎日てくてく、こつこつと。

小さな勇気

2009年01月19日 20時25分58秒 | 仲間(人篇)
ひょんなことから、ひょんな所で再会したHちゃん。という知人。
彼女はフリーのリポーターで、時どきスタジオやロケで会っていた。

そんなHちゃん。去年会った時に、具合が悪そうだった。
その時の私は、欝で通院中だったけれど、薬で回復に向かい、そしてその原因となる状況からも離れつつある時だった。

そんな時の私にでも、彼女もまた同じ苦しみにいることが伝わってきた。
お互いに携帯番号を交換した。
「今度、食事しようね」と言って別れた。

 女性同士、「今度、食事しようね」というのは社交辞令のような、挨拶替わりのような文言だけれど、その時の私は本気だった。
でも、ずっときっかけが見つからなかった。

一度、私のライブの案内を出したが、何の音沙汰もなかった。

12月になり、年が明けた。

 本当に彼女はどうしているだろうか。

 今日 勇気を出して電話をしてみた。
 電話の向こうから「はーい!○○です!」という元気な声が聞こえてきて、それだけで安心した。同時に、何とかの冷や水という言葉を思い出した。
たわいもない話しをして、元気を確かめた。

 電話を切ると、ほっとする気持ちがじわじわと広がった。

暫くすると、携帯に登録していない番号から電話。

 私の潜りの師匠からだった。
 「いやあ、元気にしてるかなと思って電話してみた」

 元気かな?
 そんな気持ちが飛び交う一日だった。
 きっと、師匠もちょっと勇気を出したのかな。