てくてく歩く ぷくぷく笑う 

自分の歩幅で、自分の速さで歩いていこう。今日はどんな日、明日はどんな日。毎日てくてく、こつこつと。

白状しちゃいます。

2015年06月04日 08時44分37秒 | コンサート・ライブ・イベントなど

以前、こんな記事を書きました。

話しを聞いたのは4月5日。教会でのイースター礼拝 コンサートが終ってからでした。

それから、いろいろな方が応援してくださいました。

持っていた全音の楽譜に加えて原版も揃え、2冊並べながらの猛練習を始めました。

約1ヶ月半・・・結果的には、課題であった1楽章指定部分まで と 3楽章全部 は弾けました。録音にまでこぎつけるようになりました。

が、考えました。その時、やはり「手が持たない」ことに気付きました。

30年もピアノに触っていない いや 本当に触っていないのは25年くらいかな。それ以前の私の弾き方 弾く力 筋肉 を 頭が覚えていて それで弾くのですが、やはり25年の間に、体は衰え萎え 腕はおろか 指一本一本の筋肉がついてこなくなっていました。

課題は何とか弾けるものの 私の頭の中にある ショパンピアノ協奏曲第1番 の「音楽」になっていないのです。そこまでたどり着いていない。

締め切り3日前に あきらめました。

もう一度 1 からトレーニングをして 3年後に再度 挑戦します。私の年齢を知っていらっしゃる方たちは、「ええええ!」と思うでしょうが、いいんだ。

空白の時間になる前の時と もう一度弾き始めた時を くっつければ まだまだこれから。

 悲鳴を上げたのは まず腕の筋肉でした。次に手首でした。そして決定的なのは 小指の骨でした。弾いていて、鋭い痛みと同時に「パチ」と音がして、3日は弾けませんでした。

  ・・・・・・・ 全楽章の半分でこんな状態になっていたら・・・と考えると 涙が出てきて。

 「あきらめよう」と思っても、同級生たちの応援の声が心にしみて また涙が出てきて。

   でも 締め切りの日 宮崎シティフィル管弦楽団の方にお会いして 直接 あきらめたことを。

 

 ショパン ピアノ協奏曲1番に立ち向かった約2ヶ月は 一生忘れることのできない経験になったと同時に、技術的 音楽的にも私には貴重な勉強になりました。

 得たものは非常に大きい。 でも 悔しい。

 次 3年後を目指して 再スタートです。

 コンチェルトの練習の仕方もわかったし、緩急のつけ方とか 面白かった。

 応援してくださったかたたち 貴重な時間を与えてくださってありがとうございました。

 でも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・悔しいなあ。。。。。。。。。



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