小説家ビートたけし・ゴロウデラックス

11月16日放送のゴロウデラックスはビートたけしがゲストで、しかし、小説家として。
著書は、純愛小説「アナログ」

たけしさんは登場するところのカーテンでもがもがして「あ、こっち」と出てきた。
ギャグ？それともほんとに？

たけしさんが言うには、小説はたくさん出してるんだ、と。
でも、いままでは書いてない、しゃべったのをテープ起こししたのを手直しして出してた。
「あれはダメだね、ニュアンスが出ない」
出版社が、「今回初めて書いた」なんて言っちゃだめです、と言ったと。

テープ起こしは、言ったとおりそのまま起こしてと注文を付けておかないと、
ある程度語尾や語順を読みやすく直してしまうんですよ。（私、やってたからわかる）
「又吉が出てきて追い抜かれちゃった」
又吉さんが、今回書こうと思ったきっかけなんだって。
「芥川賞でしょ？火花で。オレはHANA-BIで賞とったけどね」
読んでみたら、三島由紀夫的というか、文学的。
小説の文章はこういうふうに書くのかと思った。
「漫才の場面はオレのほうがうまいと思ったけどね」
すごくまじめに小説について話してるたけしさんですが、必ずところどころ笑いが入る。

「アナログ」の主人公たちの出会いのシーンをゴローちゃんと外山アナが朗読。
その間、落ち着かなげにモジモジしてるたけしさん。
「恥ずかしいですね、自分の汚物を見せられてるみたい」
ありゃりゃ。

下書きしたノート４冊を持参、ほんとに書いた証拠を見せようと思って。
メモ書きというより、文章でずっと書いてあって、後で思いついたことも別の紙に書いて挿入してある。
へええ、こうやって書いてるの、とても手間がかかってる感じ。
それにノートに横書きしてるのね。
最終的に原稿用紙に清書したんだろうか。
横書きを縦書きにすると印象が変わりませんか？

さて、たけしさんに質問してみました。
まず外山アナが口火を切り、
「ゴローさんは人生の転機を迎えまして、何かアドバイスを」
ゴローちゃんも、
「そうなんですよ、転機を迎えまして。いろいろございまして」
たけしさんは「幸福の科学へ行ったらどう？」とまず笑いを取ってから、
「転機は死んだら来ない、生きている証拠、進化している証拠なんだから、いいんだよ。
脱皮すると思えば。
蚕だって、蚕が繭になって蛾になる、羽化して飛び立つまでの段階だと思えば。
実に、いまいいところに来てると思うよ」
「ああ、ありがとうございます。いや、うれしいなぁ」とゴローちゃん、すると
「成功したらお金貸して」とオチをつけて、
その後の山田くんのハンコ絵にも、
「田中邦衛じゃなくて？」ホントだ、似てる。
エンディングも、本を前に押し出して、
「あと20万部、お願いします」と笑わせて終わりました。

おもしろかった。とってもまじめな印象だった。

「トットちゃん！」24話～25話

ドラマ「トットちゃん！」24話～25話

朝さんはますますたくましく、青森のスルメイカを仕入れて東京へ行き、
スルメを売ったお金で村の人からの注文品を買い込んで戻って来る、
「行商」を展開してた！
闇市をうろうろするなんてもんじゃない。すごいね。

村の人が、今度はチョコレートやら洋モクやら注文するようになってるの、あンれまあ！って感じ。
佐々木家のばっちゃなんか、パンが食べてえってパンを注文してるし、
派手な洋服着てるし。（朝さんの仕立て）

たまたま商品を包んであった新聞に、
「帝都交響楽団のコンサートマスター黒柳守綱はシベリアに抑留されている」という記事が！
「守綱さんは生きてる！」と記事を抱きしめて涙する朝さん。
情報を求めて、市場でも「黒柳守綱を知りませんか？」と張り紙を掲げる。
そこで元の楽団員と再会できた。
「いろいろな噂はあるのですが。バイオリンがうまいためになかなか帰してもらえないとか、脱走しようとして撃たれたとか」
確かなことは何もわからない。

昭和24年、村にやって来た旅役者の一座を見に行って、
一緒に「東京ブギウギ」を歌って踊ったトットちゃんは、すっかり女座長に気に入られる。
一座に入らないか、二代目座長に育て上げるからと誘われるトットちゃん。
朝さんは反対しないの、
「行きたければ行きなさい。あなたの人生はあなたのものだから」
自分が結婚のとき、叔母さんに励まされた言葉。

考えた末、トットちゃんが話を断りに行ったときに、座長が
「人には旬てものがある、いまのアンタがほしいんだ、半年後のアンタはいらないよ」
というのにかぶせて、大下アナのナレーションが、
「座長のプライドが言わせた言葉だが、この子とはいつかどこかで再会すると座長は確信していた」って。
へええ、そうなんだ。

朝さんは、守綱さんの消息が知れないまま、東京に戻る決心をした。
「北千束に戻って、お父様が帰れるように家を建てましょう。お金ならある」
行李いっぱいの札束！
貯めたのね。
（新円切り替えってもう終わってるんだっけ？）
（戻って、ちゃんと元の土地があるの？大丈夫なのかな？）

旅の一座の演目に新選組が出てきた！
しかし、主役の女座長を取り囲んで斬りかかる敵役だった。
なにしろ副長がシベリアだからね。

「トットちゃん！」21話～23話

ドラマ「トットちゃん！」21話～23話

疎開先では大歓迎というわけではなく、佐々木家のばっちゃと嫁さんは、
当主が決めたからしょうがないという感じ？
トットちゃんは東京でだって「突拍子もない子」だった、まして田舎においてをや。
リンゴの木に話しかけ、「私は黒柳徹子、あなたは？」
佐々木さんが「コウギョクだ」と教えてくれると、
「コウちゃん！」
うーん、まあね。

育ててる牛にも話しかけ、名前を聞く。
それを見たばっちゃが厳しく怒った。
農家は牛を育て、その牛は兵隊さんの食糧になるものだ、名前なんかつけたら情が沸いて、
引き渡す時に辛くなると。
やがて、牛が売られていく直前に、トットちゃんは牛が「助けて」と言っているのを聞き（トットちゃんがそう言っている）
小屋から逃がしてしまって、大騒動になる。
牛は見つかって事なきを得たが、
トットちゃんの感性はすばらしくても、そのままだと飢え死にしちゃうね。

でも、お母さんの朝さんは東京で守綱さんと暮らしていたときのような、「お嬢さん奥さん」ではなくなって、
たくましいバイタリティあふれる人になっていくのね。
守綱さんが帰ってくるまで、自分ががんばらねば。
東京の家が焼けていたら自分が建て直して、守綱さんが帰る家を作っておかなければ。
得意の裁縫でおしゃれなもんぺを縫って、佐々木家のばっちゃも嫁さんも喜ばせ、
村のおっかさんたちにも受け入れられ、農業会（農協？）で働いて、
結婚式があれば歌を歌いに行き、できることは何でもやる。

昭和20年８月、やっと戦争は終わった。
でも、守綱さんはまだ帰ってこない。
昭和23年に画面は飛び、トットちゃんは子役ちゃんから女優さんに変わった。

村の郵便配達の青年が片手がないの。
「片手なくして生きて戻ってくるぐらいなら、死んでお国の役に立つべきだった。
あいつはダメなヤツだ。口をきくな。相手にするな」と村八分に遭ってるというのが、わかりやすく恐ろしい情景。

72時間テレビ独占インタビュー

11月15日発売のザ・テレビジョンに３人のインタビューが載っている。
72時間ホンネテレビが終わって数日後だそうだ。
期待もあったけど、不安はやはり大きかったと言う３人。

ゴローちゃんは打ち上げから帰ってから、「お疲れさま、ゴローさん」と自分に向き合いながら、
一人シャンパンで乾杯して、それから寝た、と。
ナニソレ！？
慎吾くん、聞いた？全然、違うねえ！
翌日も普通に朝の９時には起きた、と。ヘンに長時間寝ると、生活のリズムが狂うからって。
慎吾くん、聞いた？ゴローちゃんすごいねえ！

つよぽんが「いいね！」をバンバン押してたのは、
楽しくて読まずに押してたらしい。（オイオイ）
３人とも、SNSは楽しくて、直に反応があるのが楽しい、と。

慎吾くんはトランプ大統領来日で厳重警戒だった状況を、
やってる間は知らなかったようで、
後になって、「だからカトルド・トランプやべえ」ってコメントが多かったんだとわかったって。
楽しかったとは言ってるけど、ほんとに何事もなくて助かったんだからね。

72曲ライブのエンディングの涙について。
歌っている最中からぐっと来るものがあったうえに、
最後にゲストの皆さんからのメッセージがあるとは知らなかった。
あれでやられちゃった、と。
慎吾くんは隣のゴローちゃんの涙は感じていたけど、そっちを見ちゃうと一緒に崩壊しちゃうと思って見られなかった。

ゴローちゃんはやはりこの２年の間、平常心を保っている（と見える）役割を果たそうとしていたのね。
それがこのエンディングで、
いままで抑えてきた感情、応援してくれる人の思い、
ゲストのコメント、そして最後の森くんのコメントで、せきとめてたものが出ちゃったのね。
ちょっとこっぱずかしい感じが自分の中にあるけど、ホンネテレビだからねと言っている。
いやいや、ゴローちゃんはSMAPの要（かなめ）なんじゃないですか？
そんな気がしましたよ。

「この状況で来てくださったゲストの方」という言い方とか、
始まる前にも「こんな僕らに出演してくれる人がいるのか」とか言ってたことを思うと、
やっぱり、事務所をやめればゼロになる、何もなくなるんだと思ってたんだね。
彼らはいままでのテレビ界を知りすぎてるから、当然のようにそう思ったんだろうな。
でも、一緒にやりませんかという人はいた。
いままでの慣例とは違うことが起こせるんじゃないか。

一昨日、しんつよ一緒にインフルエンザの予防接種を受けに行ったとツイートしてたので、
また、ゴローちゃんがスネるよと思っていたら、
翌日にはゴローちゃんが受けに行ったって、こちらはヒロくんと一緒に。
あらまあ！（SNSは楽しいね）
慎吾くんはひげ剃ってる動画までインスタのストーリーに上げてるし。

ぐっさん・コウジのコストコデート

山本耕史がゲストだったので、とっても久しぶりに見た「にじいろジーン」11月11日放送
コストコ入間倉庫店でデート。
登場からズンズンズンと出て来てズン！とぐっさんにぶちあたる山本耕史。
仲良し感満載！
前回の出演が2015年だそうで、そのときはまだ独身、２年の間に結婚してパパに。
ぐっさんに対しては勝手なこと言ったりして、ちょっと甘える感じよね、耕史くん。
ぐっさんも突っ込み返すし。

ぐっさんが買いたいと言ったアルカリ電解水（何の汚れでも落ちるんだって）の１箱を、
分けてもらおうとしたら、ボトル１本とあとの５本は詰替えだったのね、
「うちボトルもらうから、耕史くん、詰替え用で」
使えないじゃん。

使い捨てのよだれ掛けというのを見つけて、
「ア、これいいなぁ、けっこうめんどうなんですよね」と耕史パパ、お買い上げですか？

クリスマス用品がほしいという耕史くん、ぐっさんがこれどう？と言ったのは、
すごく大きなクリスマスツリー！
「耕史くんのとこなら置けるんじゃない？」
3.6mもあるの。
「僕、田舎にも家があるんで。ただ、このぐらいの木はまわりに普通に生えてます」
お父さんの山荘でしたっけ？

白と赤と緑のLEDライトのセットを、
「これいいなあ、これ誕生日プレゼントにくださいよ」
１個ずつお買い上げ。
スコーンやパン（すごい量なのね！）（分けましょうって言ってた）

食品売り場でプルコギビーフやまぐろの漬け買って、
二人でフードコートで、ピザやホットドッグも買って食べてた。
こういうの慎吾くんやりたいだろな。
食べながら、
「耕史くんの結婚はほんと驚いた」
「ぐっさんが、家族ができたら逆に広がるよと言ってたの、わかりました。
自分のことができなくなるから狭まるって言う人もいるけど、僕は逆でしたね」
「二人では遊びに来てくれたけど、子どもには全然会わせてくれへん」と言うぐっさんに、
「会わせようと思ったんですけど、ぐっさん、髪型変えたからこわがる」
ぐっさん、両横は刈り上げてて上はかなりツンツン立ててた。最近はこれなんですか？
なんか迫力がある。

もう一軒、かわ屋という、皮がメインの焼鳥屋へ。
耕史くんは子どもの存在がおもしろくてしょうがないみたい。
これまで知らなかった人がそこにいるのが。
男親は実感が湧かないという人もいるけど、自分はそんなことはない、
１人の人間として興味がある。

赤ちゃんモデルのときの写真が出まして、
（ホント、かわいいよね！）（これとそっくりらしいから、たまんないよね）
「ボクは芸歴41年だぞ、キミは何年？」
「まだ20何年です」
「まだそんなもんかぁ」
「今日はごちそうになります！」
なんてやりとり（コント？）を鳥皮（６日間かかるという焼き方）を食べながらしてた。
鳥皮は耕史くんの好物だそうです。

72時間を振り返って・パワスプ

11月12日放送のパワスプは、72時間が終わって２日後の録音だと言っていた。
慎吾くんは声がかすれてる。つよぽんはわりと平気。
72時間中だった前回のパワスプが、有村崑さんの実況で72曲ライブを放送してくれたことに対して、
「ネットニュースになった、世界初（たぶん）だって。bayfmさん、神対応でありがとうございます」

最初のコーナーはマンスリーテーマで「ハンバーグ」と言ったとたん、
「もういいよ」と苦笑してる慎吾くん。
大きな仕事が挟まったから、続いてる日常がヘンな感じかな？
でも、ハンバーグから連想して、
「マックに行けたのはうれしかったなぁ。行けてうれしかったんだけど」
けど？
「この感じってみんなに伝わってんのかな？
食品CMやってると、どこの何が好きとか言えないし、スポンサーとの関係があるからマックに行けない。
いまCMないし、Abemaはスポンサーは関係ないっていうからできた。
そこんところ、わかってもらえてるのか、
なんであんなに喜んでるんだ？と思われてないかなと思って。
ここでこんなこと言ってるのもいいのか、それもわからない(笑)」
CM何もやってないからできた！って、それはちっともよくないよ。
マックのCMが来ればいいんでしょ？
よろしくお願いしま～す！

「ポテトの食べ方を見せられたのはうれしかった。
でも、ビックマックを食べてるオレの姿を映してほしかったなぁ。
バイトなんかしてるから」と文句を言う慎吾くん。
「しょうがないよ、番組だから」と副店長役を務めたつよぽん、しかし、
「マック側の人（の設定）なのに、あんまり好きじゃないとかあんまり食べないとか言っちゃって」
と、やっぱりクレームの慎吾くんに
「あんまり見ないんだよ、マック。この辺にあるの？」
「どこでもあんだろうーよ！」と凄んじゃった慎吾くん、
「まだのど痛いんだから、こんな声出させんなよ！」

フリートークコーナーで72時間を振り返る。
打ち上げが終わって帰ったのが午前１時ごろ、
つよぽんはちゃんとお風呂に入って寝たのね。次の日の午後起きたけど、わらびもち食べてまた寝た。
夜の８時９時まで寝てた。
慎吾くんは帰って、そのままの格好でソファで寝落ち。
「打ち上げでガンガン飲んでましたから、ビールを」
４時か５時に目が覚めて、シャワーや着替え、一個動くのに２時間ぐらいかかって、
ちゃんと寝たのが昼の11時、寝て起きたら夜中の１時。
携帯見たら二人がニュースになってる、「みんなありがとう！とつぶやいた」と。
オレもと急いで「おきた～ねます」とつぶやいて、また寝た。

やってる時は寝ないでも大丈夫だったねえ、楽しかったからと言い合う二人。
ライブはいろんな曲をやろうということになってたのに、
つよぽんの選曲は斉藤和義ばっかりだったと文句言う慎吾くん。
「スタッフと僕は困ったよね」
「それもホンネなんですよ、バランスとか考えてない」とつよぽん。
ライブがはじまって、ゆずの「いつか」で泣きそうになったのを耐えたつよぽん。
「あれは来たなぁ。歌ってすごいねえ、ふいに来るね」
「僕は上を向いて歩こうだった。その前の曲から来てたのよ、ヤバイと思ったら、
歌詞が「涙がこぼれないように」だった。もうどうにもならない」泣けてしまった慎吾くん。

SNSは、特につよぽんは楽しくて楽しくて、新しいアトラクションに遊びに来たみたいだった。
直に視聴者とつながる感覚が初めてで楽しかった、と。
（すっかり夢中になってて番組を忘れてたと、またまた慎吾くんに文句言われてる）
ここで二人で写真撮ってるようすで、
「日曜（放送日）以降にアップしよう」って、昨日アップされましたね。
慎吾くんが「谷原さん最高だった、「すみやかに写真を撮ってください！」って言ってた」
そうそう、それはみんな思ったの、いままでなら写真はご遠慮くださいだよね。

つよぽんが「三谷さんから連絡あったよ、「みんな体は大丈夫ですか？」って」
結局、相変わらず連絡先教えてない慎吾くんが、
「あの三谷さんの場面、あれは三谷幸喜の稽古場そのものだったね。
ああいうふうにやっていく。いろいろ言うんだけど、そんなに細かく説明しないから、
汲み取らないといけない。あそこは、オレ、映ってんの忘れてた」
やりたいでしょう？お芝居。やろうね！

つよぽんのスイッチの入り方について、違うスイッチが入るんだよという話から、
「プロレスのところ、30年以上のつきあいだけど、初めて見るつよぽんだった。
怖かったもん、オレ。ユーチューバー草なぎになっちゃってて」
慎吾くんが怖かったのはプロレスよりも「スイッチの入っちゃったつよぽん」だったのか。
つよぽんは「すごく楽しかったんだよ」って、意外。
ちょっと怖いなとかじゃなく、楽しくなってたんだ。夢中になって、ケガしなくてよかった。
「男色ディーノさん、いい人だったなぁ。しゃべりがうまくて！すごく助かったよー」と慎吾くん。
終わったあとで、ごめんねごめんねと盛んに言われたけど、いやいやそんなことないです、って。

ここまでで時間になったので、
「72時間を振り返ると始めたけど、まだ２時間ぐらいのとこだよ。まだ70時間ぐらいあるよ」
と笑い出してる慎吾くん。
ぜひやりましょうよ、ゴローちゃんも呼んで特別番組「72時間を振り返る72時間番組」！

「直虎」第45回

「おんな城主　直虎」第45回
この回は緊迫した悲劇の回だった。

徳川はこの時期、浜松の家康、岡崎の長男・信康の二頭立てになってるのね。
信康の正室は信長の娘。

岡崎で武田に内通していた者がいたと発覚してお咎めを受け、
そこに、浜松で家康の側室が男子（のちの秀忠である）を生んだことで、
岡崎には不安が生まれる。
疎まれてしまうのではないか。
母・瀬名は早く跡継ぎができれば後継者の序列が安定するだろうと考えて、
信康に側室を勧めた。

信長は信康に父・家康と同じ官位をもらってはどうかと言ってくる。
信康は恐れ多いと断ってしまう。
信康は、信長が自分を取り込もうとしている、父に叛乱でも起こせばよいと思っていると見ている。
信長にとって家康は、強くなりすぎると危険な存在だから。
前にも高価な（城一つ分）茶碗を断ってた。
この人は賢いけどずるさがないのね。それはちと難しいかも。

言うとおりにならないとなると、信長は「殺してしまえ」ということか、
信康は武田に内通していると言い立てて、家康に処分を迫って来た。
決断できないでいる家康に母・於大の方（栗原小巻）が、お家のためには息子を斬れと説得するシーン、
その後、家康が岡崎へやって来て信康に死罪を申し渡すシーン、
ここの阿部サダヲがよかった。
目が死んでるの。感情を押し殺してしまうしかない顔になってて。

海老蔵の信長は衣装が凄い。
黒い鳥の羽がたくさん付いたベスト着て（デスノートの死神みたいに見える）、
白い鳥を銃で撃ったりするの。
それも自分で籠に閉じ込めた白い鳥を。
信康の罪を言い立てる場面では目を奪うゴージャスな衣装で、
白地に金の縫い取りの長いマント、中も同じ生地のブラウスに白のズボン、黒のロングブーツ、
ほぼ宝塚です。

家康が助けを求めて密書を送り、今川氏真（松也）が出てきた。
今川ってずっと無事に生きていたのね。

72時間ホンネテレビ ７

72時間ホンネテレビも大詰め。
ゴローちゃんの結婚披露宴にトランプ乱入して、アラヤダ、カッコいい正装に着替えてくるかと思ったのにと思ったけど、
その後、着替えてカッコよくなってしんつよでスピーチしてた。
ここでまたもったいないことが。
リリー・フランキーが来てくれた。
そしてなぜか披露宴には出演させずに（出すとキケンだからとか何とか言って）別室でしんつよと３人でゆっくり話したの。
このコーナーもいろんなエピソードが出て、楽しかった。
リリーさんは２人のラジオ「パワスプ」の元・作家だから。
その間ずっと披露宴は続いていたらしいけど、
これもやっぱりゴローちゃんも加わって話したらもっとよかったと思いました。
「稲垣吾郎・もしもの結婚式」なんていらなかったのよ。
「カトルド・トランプ」も。

あ、終わりのほうで、花嫁をお姫様抱っこのとき、ゴローちゃんが持ち上げかねて、
慎吾くん（着替えた後のほうの）がお姫様抱っこしちゃうという、
ステキなコントシーンがありました。

最後のコーナーは72曲ホンネライブ。
10月31日にやったリハーサルが撮影されてて、その映像がライブの前に放送された。
このメイキングの中で、
「僕らには曲がないので」という一言が発言されていたのです。
たしかつよぽんがそう言ったと思う。
だからほかの歌手の曲を72曲選んだ、３人それぞれが好きな曲、いま歌いたい曲を選んだと。

「僕らには曲がないので」
衝撃だった。
星の数ほど曲のあるSMAPが。
「僕らには曲がない」
退所のときの条件なのか。
番組のBGMでもSMAPの曲を使わなくなってるところを見ると、当人たちが歌うのだけでなく、
３人の番組で使うのも、ラジオでかけるのも禁止なのだな。
三谷さんがはっきり質問したのでもわかったけど、歌だけでなく、SMAPと言うのも禁止なんだ。

このメイキングの中の３人のようすは三者三様でしたね。
つよぽんは「ギターの弾き語りが難しい、ダメかも」と言いながらも元気。
ゴローちゃんはいつもと変わらず落ち着いてる。
慎吾くんは珍しい、かなり深刻な顔。
「ほとんどリハできないとわかって、ヤベエとなって」
この日は12時間ぐらい歌ってたようで、すでにのどが痛いと言ったり、
番組のための新曲「72」についても、明るく前向きな曲で、いまの自分たちとギャップがあると苦笑いしてたり。
「生放送は収録と違うんですよ、見られていると感じるんです。
だから、見ている人からパワーをもらって。一緒に楽しみましょう」と言ってたけど、
自分に言い聞かせてるみたいだった。

こんなに時間なく突っ込むのは初めて、コンサートは時間なくやってたけどこれほどじゃなかったとか、
51％が楽しみで49％が不安、もとはもっと楽しみばっかりだったけど不安が大きくなって49まで来ちゃったとか、
打ち合わせしたら寝る時間がほとんどないとわかった、いまこの映像を見てる、そこにオレはいますか？なんて、
非常に心配そうな顔。
72時間なんて未知の領域、ずーっと３人だけなので、一人ずつのところがあってもすぐ来る（休めない）。
でも、ステージに上がると、体の奥底から力が自然と発揮させられちゃう、
この30年の経験で何とかなるんじゃないか、
なんだかんだ言っても、やっぱり本番に強いよねえと言われてる、やり切った僕を信じたい。

と、リハーサルでは不安いっぱいになってしまったらしい慎吾くんでしたが。
あれこれいろいろあるけれど、720人の観客の入った、久しぶりの生のステージ、
歌ってキャーキャー！歓声を浴びて、ラストの新曲「72」まで歌いきった。
星野源の「恋」は例の振付を踊って、
メイキングのリハーサル映像ではわりとちゃんと踊れてたのに、
本番メチャクチャになってた(笑)。かわいい。
EXILEのランニングマンの振付が有名な曲では、逆に、
リハーサルではゴローちゃんがダメダメで全然合ってなかったのに、
本番バッチリそろったのよ！SMAPなのにそろったの！

慎吾くんは「上を向いて歩こう」で涙ぐみ、途中歌えなくなって、客席にマイクを向けて助けてもらった。
でも、驚いたことに、慎吾くんは始まった時より、後半むしろよく声が伸び、よく歌えてた。
つよぽんのギター弾き語りも本番はとても力があってよかったの。
すべて歌い終わってフィナーレの映像で全出演者の名前がダーッと出て、
いろんな人たちからいただいたコメントのビデオが流れた。
ウドちゃんは「720時間やりましょう！」なんて言ったり、耕史くん、浩市さん、谷原さん、
それぞれ「お疲れさま！参加できてよかった、これからも応援しています」
３人はその映像をうるうるしたり微笑んだりして見てた。
そして森くんが「新しい地図に新しい絵を描いているのが見られてよかった、
一緒にがんばりましょう、ずっとずっと仲間だから」と言っている映像が出たら、
ゴローちゃんが見る見る泣き出してしまった。
びっくりした。
ゴローちゃんが泣くのを初めて見た。
いつも冷静なゴローちゃんが泣いてる。
ゴローちゃんは去年から今年、ずっと変わらず、平静な態度だったし、
平常運転ですよ、何も問題はありませんよって雰囲気だった。
そのゴローちゃんがこんなに泣くとは。
ここまでの状況のきつさと、新たな出発に対する不安や心細さを改めて感じた。

いつもなら感極まって泣き出すのはつよぽんなのに、つよぽんはこの日、最後まで泣かなかった。
強くならなければと思ったとあとで言っていた。
３人がそれぞれ「２人がいないんだから、オレがしっかりしなければ」と気を張っていたんじゃないかな。

未知の領域といってたけど、やりきりましたねえ。やりきってしまいましたねえ。
お疲れさま！
次は720時間かなー。

72時間ホンネテレビ ６

72時間ホンネテレビ、慎吾くんのミッションはトランプの扮装して街に出る、カトルド・トランプ。
トランプに変身するのになかなか手間がかかっていて、それだけクオリティ高くはなったのですが。
この日、本物がまさに来日した日。
ものすごい厳重警戒してるのに、騒ぎになったりしたら捕まっちゃうと心配した。

リムジンに乗って登場したのは、まずSPの格好のウドちゃん、スーツにサングラス、手にした録音機（？）に合衆国国歌が入ってる。
よきところでボタンを押して国歌を鳴らすの。
次に奥さんと息子、黒人のSP２人。（トランプさん、白人至上主義なのに黒人にSPさせるの？）
登場したカトルド・トランプは肉布団着ててだいぶ体が大きい、太い声を出して、顔も似せてる。
もとが素敵な人じゃないから、似ててもうれしくないよ。
決めの言葉がわからなくて、アマノッチに教わったりしてる。
奥さんはキミコ、息子の名はショージ、慎吾くんが勝手につけました。
（こういうところの慎吾くんの感覚、おもしろくする感覚）

ロケ車で移動した先は、「いま舞台の稽古中です」
耕史くんの稽古場だ！
入っていくと、「メンフィス」の稽古場、
迎えてくれた耕史くん、役のヒューイがかぶってるような帽子で、うれしそうな笑顔。
耕史くんが「ここらへんは知ってるんじゃない？」と紹介したのがオーシャンズに出てた人たち。
カトルド慎吾、「あ～！知ってるぅ！」握手握手。
モノマネしてる太い声から急にかわいい声に戻ってる。

「メンフィスはあなたの国の作品」なんて耕史くんは言ったけど、
トランプ大統領は黒人差別の人でしょ？
メンフィスはまさにそれを扱ってるんだから、この訪問（偽物だけど）は皮肉なシーンなんですよ。

耕史くんはトランプを口からベラベラ出して、「トランプ」の歓迎ってこと？
慎吾くんもやろうとしてバラバラ落っことしてた。
いろいろ笑いを取ろうと一生懸命やってるし、稽古場の人たちもウケてくれてるのでいいんだけど、
なんでトランプ大統領なんかやらなきゃならないのよ、ヤダナと思っちゃうわけですよ、私は。

そして慎吾くん自身もちょっとね。
インスタにアップしようと、耕史くんと写真撮ったのよ、
二人で、ハートの半分ずつを手で作って合わせて撮る、ラブラブ写真。
撮ってから言ったの、
「山本さんと初めてのインスタだったのに！」って。
この扮装、このメイクで、耕史くんとハート作って顔寄せ合ってニッコリしたって、
「わかんない！どんな絵になってんだか、わかんない」って。

それから後ろから抱きつくバックハグの写真も撮ろうと自分から言いだして、
（とっても積極的だったの、慎吾くん。インスタに載せるの、楽しみにしてたんだと思うのよ）
稽古場を見まわして、舞台のセットを見つけ、そこのイスに耕史くんを座らせると、
自分がうしろから抱きついて、ためらいなく顔を寄せて、耕史くんもびっくりよ、
ちょっとドキドキしてるよ、でも寄せてる顔がトランプなのよ！
しかし、こんなメイクの顔でもお目目キラキラの写真が撮れてるのよ！

もったいないわー！
慎吾くんは耕史くんがゲストのとき、きれいなのよ。
きれいな自分で２ショットの初インスタやりたかったのよ！

ちゃんと12月の舞台の宣伝もして、「ちょっと行かれないなぁ」なんてわざと言ったら、
耕史くんに「来てよ！」と迫られて、「行きます」と答えてた。
素直だわー。
子どもッチの写真は相変らずどんどん送られてくるそうで、
「バンバン送られてくるの、それが、これ見てとか一言ぐらいついてればいいのに、
写真だけバンバン来る」と言ったのは、ちょっと何か言ってほしいの？うふふ。
でも、「かわいいから、３枚に１枚は保存してる」
かわいいんだぁ！

このあと、またロケ車に戻ったら、今度は谷原章介さんが来てくれたの！
谷原さんは黒スーツに黒メガネのSPに扮してました。
そして、浅草寺の人込みの中、ほんとうにSPみたいに守ってくれました。
ものすごい人が集まっちゃって、慎吾くんは身の危険を感じたと、あとで言ってた。
ほんとに、パニックになって見物人がケガするとか、騒ぎが起こったりしてたら、
来日中の時が時だけに、危なかった、３人のスタートがつまずくところだったと思う。
谷原さんはSPの役割が終わったらお別れだった。
またおもしろいことをやりましょうと言ってくれたけど、
やっぱりもったいなかったよ。
扮装に時間がかかったことを考えると、やらなければその時間で谷原さんとも耕史くんともゆっくり話して、
きれいな顔でインスタにアップできたもの。

浩市さんとの時間がすごくよかったので、よけいそう思った。
それに浩市さん、山本耕史、谷原さんという顔ぶれなら、
ごろーちゃんとつよぽんも一緒にお話しできたらもっとよかったよね。
共演してるし、ごろーちゃんは「僕も耕史くんとミュージカルやりたいな」と言ってた。
ただ、慎吾くんはとても一生懸命おもしろくしようとやってたし、
特にファンではない友人がたまたまこのコーナーを見て、
「おもしろかったぁ！大笑いした！」と言ってました。

「直虎」第44回

「おんな城主　直虎」第44回

万千代は家康の寝所に忍び込んだ曲者を捕え、その手柄で１万石の領地をもらった。
ニュースを聞いた人が（当人も含め）次々と「１万石！！」と仰天するの。
井伊の直虎も。

でも、「寝所の手柄だそうだ（クスクス）」「槍だとか（クスクス）」と言われ続ける。
まあ、殿のご寵愛をいただいたって言って利用しちゃったからしょうがないよね。
「１万石の知行取りになったので、本日より末席に加える」ということで、
元服前の前髪姿のまま（それゆえになおさら、殿のご寵愛なのネと思われてるわけ）、
会議に列席できることになった日、
向こうっ気の強い万千代は、ニヤニヤしているお歴々の前で、
片足踏み出して片肌脱いで、
曲者と闘ったときに右肩に受けた傷を見せ、
「この傷によって１万石を受けた井伊万千代、以後お見知りおきを」
啖呵切っちゃったよ！

桜吹雪が出るかと思った。

領地のある領主となったからには、井伊の家督を継ぎたい万千代。
そうなると、いつも自分のすることを邪魔する直虎から許可を得なければならない。
意地悪ババァはどうせウンとは言うまいと、初めからそう考えてるのね。
井伊では直虎の母上が倒れ、今後の二人の関係を心配して最後に万千代に会いたいと呼び寄せた。
そのおかげで二人だけで、あの井戸のところで話をする場面がおもしろかった。
直虎は現領主の近藤とうまくやれている、
井伊の村が安泰なのは近藤を領主として立てていればこそだ、
ここを領地として返してくれなどと波風を立てるなと言う。
万千代は、先祖の土地を奪い返せばそれこそが功名、武家の誉れだと言う。
お互いに「やってみやがれ」と思ったまま、物別れ。

次回は海老蔵の信長が魔王ぶりを発揮するらしい。
海老蔵は自分の舞台「源氏物語」の記者会見で、72時間ホンネテレビのことを話し、
テレビといってもひとつだけではない、選択肢の増える新しい時代を感じたことと、
72時間を務め上げた３人を、すごい体力だとほめたそうだ。