よむよま

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「直虎」第45回

2017-11-14 22:24:37 | 見る
「おんな城主 直虎」第45回
この回は緊迫した悲劇の回だった。

徳川はこの時期、浜松の家康、岡崎の長男・信康の二頭立てになってるのね。
信康の正室は信長の娘。

岡崎で武田に内通していた者がいたと発覚してお咎めを受け、
そこに、浜松で家康の側室が男子(のちの秀忠である)を生んだことで、
岡崎には不安が生まれる。
疎まれてしまうのではないか。
母・瀬名は早く跡継ぎができれば後継者の序列が安定するだろうと考えて、
信康に側室を勧めた。

信長は信康に父・家康と同じ官位をもらってはどうかと言ってくる。
信康は恐れ多いと断ってしまう。
信康は、信長が自分を取り込もうとしている、父に叛乱でも起こせばよいと思っていると見ている。
信長にとって家康は、強くなりすぎると危険な存在だから。
前にも高価な(城一つ分)茶碗を断ってた。
この人は賢いけどずるさがないのね。それはちと難しいかも。

言うとおりにならないとなると、信長は「殺してしまえ」ということか、
信康は武田に内通していると言い立てて、家康に処分を迫って来た。
決断できないでいる家康に母・於大の方(栗原小巻)が、お家のためには息子を斬れと説得するシーン、
その後、家康が岡崎へやって来て信康に死罪を申し渡すシーン、
ここの阿部サダヲがよかった。
目が死んでるの。感情を押し殺してしまうしかない顔になってて。

海老蔵の信長は衣装が凄い。
黒い鳥の羽がたくさん付いたベスト着て(デスノートの死神みたいに見える)、
白い鳥を銃で撃ったりするの。
それも自分で籠に閉じ込めた白い鳥を。
信康の罪を言い立てる場面では目を奪うゴージャスな衣装で、
白地に金の縫い取りの長いマント、中も同じ生地のブラウスに白のズボン、黒のロングブーツ、
ほぼ宝塚です。

家康が助けを求めて密書を送り、今川氏真(松也)が出てきた。
今川ってずっと無事に生きていたのね。
コメント
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