よむよま

よむ・よまない、それから。

「トットちゃん!」26話~28話

2017-11-29 21:21:56 | 見る
「トットちゃん!」26話~28話

朝さんは東京・北千束に以前と同じ家を建ててた。
すごいね!
女一人で!
二人で帰ってきた東京は上野で、
トットちゃんが子どものころ持っていたヘンな顔のパンダのぬいぐるみを見つけて、
「300円です」と言う店主に「100円で」と値引き交渉する朝さん、
250円、200円と下がったところで、
「じゃあ、中を取って150円で」
中を取って!?
すごいたくましさ。お嬢さん奥さんだったのに。

そこで喧嘩に巻き込まれて出会ったのが、教会の牧師さま。
甘いマスクの、ちょっと石丸幹二さんを細くしたみたいな。
助けてもらったトットちゃんはたちまち恋心。
教会に通い詰めて、
「牧師さまは礼拝のとき、私を見てお話しなさった。きっと私のことが好きだわ」

朝さんとトットちゃんが、焼けてもうないだろうと予想して行ってみた
乃木坂上倶楽部が無事に建ってて、シイナさんもカレー作ってるし、
画家の華さんもダンサーのエミーも住んでいたのにはびっくり!
座付き作家も生き残っていたけど、奥さんの女優だけ、空襲で死んでいた。
戦意高揚に邁進していた彼女だけが死んでたというのも、皮肉。

シイナさんは徴兵はされたけど、横須賀でカレーを作ったら好評で、
ずっと横須賀にいた、だから戦地に送られずに済んだ。
海軍カレー?
トットちゃんが初デート(本人はそのつもり)に誘った牧師さまがシイナさんのカレーを食べて、
「懐かしい、横須賀の海軍にいたときに食べた味だ」と言って、
二人で盛り上がっちゃうの。
「福神漬けがカレーに合うと、海軍で覚えました」とシイナさん。
福神漬けは海軍産なの?

おもしろいなと思ったのは、北海道のお母さん。
厳しいお父さんが亡くなって朝さんたちが来て、
「東京に来て一緒に暮らしましょう」と言われたお母さんは断った。
朝さんがお見合いをすっぽかした相手のお医者さんが週3日来て診療してくれるから、
自分はこの医院を守っていく、と。
あの看護婦さんと二人で。
そして二人でお父さんのお墓に入る、と。
妻妾同居ってことでしょう?
武家の妻みたいね!

朝さんが「お母さん、もう自由になっていいのよ!お父さんからもこの家からも」と言ったときのお母さんの答え、
「お母さん、自由は得意じゃないから」
チョッちゃんとトットちゃんは新しい時代を自由に生きなさい、
でも、お母さんはここにいる、と。

自由なトットちゃんのほうは、教会の牧師さまに婚約者がいることがわかって、
恋は終わったのでした。
失恋したトットちゃんはパイナップルの缶詰をシイナさんに買ってもらってドカ食いしてた。
なぜパイナップル?
コメント
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