よむよま

よむ・よまない、それから。

新米刑事モース

2013-11-30 17:53:17 | 見る
たまたまつけたWOWOWで「新米刑事モース オックスフォード事件簿」というのを見た。

事件自体も表裏あって複層になっていて、
刑事たちの人柄や、それぞれの家族との関係が、なかなか見せる上に、
映像がイギリス!な感じで、深い!
いいね、これ!と見終わったら、最終回?
あらま。

ずっとやってたんでしょうか。
気づかず。
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トトリ2の2

2013-11-29 18:43:58 | 見る
「実験刑事トトリ2」の2話は、学者対決。おもしろかった。

犯人が化学者なの。
自分の研究を邪魔する教授を殺す。
トトリが犯人と「学者あるある」(こういう癖のある研究者っていますよねえ、という)を挙げたり、
ふたりで遊園地に行ったりしちゃうの。
そのシーンが楽しかった。
学者同士の対話の感じがよかったの。
犯人なんだけどね。
そして、トトリはもう疑ってたはずだけどね。

教授が自分で実験しているときに青酸ガスが発生するようにする仕組み、
ドアが開かなくなる仕組み、
化学的に解明するためにトトリが苦労する、そのトリックもおもしろかった。

犯人の准教授は萩原聖人、まじめで一途でアブナイ。
人類の未来のために、邪魔する教授を殺したんだ、何が悪いのかと言う。

マコリン(栗山千明のやっているテレビタレント)がトトリとわけあり?
防犯キャンペーンのタレントとして警察にやって来て、安永先輩(高橋光臣)は舞い上がってたけど、
トトリとはお互いにビミョーな顔つきだった。
アヤシイ。
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八木さんと山南さんと水戸の浪士

2013-11-28 21:08:45 | 見る
先週の「リーガルハイ」を見た。
昨日のはまだ見てない。

感動した!
伊東四朗が法廷でした陳述、というより述懐に。
アニメ界の神様みたいな存在の役なので、
まちがいなく宮崎駿がモデルだと思う。
かわいらしい絵柄で世界的にも大人気のアニメを作り続けるスタジオ、
スタッフの労働環境のひどさ、容赦ない叱責、
精神的に参ってしまって辞めていくスタッフたち。

訴えられた伊東四朗が原告の元スタッフに優しい言葉をかけるのか?という場面で、
(そんなわけないでしょと思った私の期待どおり)
「おまえに才能があるなどと思ったことは、ない」とバッサリ。
うろたえる羽生と黛コンビ。
古美門も謝罪するのを止めようと立ち上がってたから、
これは予想外だった?

自分は天才じゃない、必死で仕事して一歩ずつ上がってきた。
自分より若く、感覚もすぐれた連中が、自分より努力しない。
それならその若さや感覚をオレにくれと言う。

この法廷シーンは、すごくいいセリフが多かったー。
古美門のほうも。
このアニメ監督とスタッフたちとの関係に、
古美門と黛の関係を重ね合わせていて。
でも、古美門はほんとに黛を成長させるために羽生の事務所へ追いやったの?
服部さんもそう言ってたけど。

伊東四朗と堺さん、八木さんと山南さんだぁ。
それに別件の裁判では、水戸の浪士(井伊直弼を襲った)が露出狂で訴えられてて、
原告は「あまちゃん」の花巻さん!
今回はいろいろおもしろい要素がいっぱい、
堺さんの演技あれこれ(変顔含む)も。
黛なきあとの助手の面接(ぴちぴちのオネイチャンばかり)も。

そうだ!半沢パロディもあったんだ。
法廷で古美門がバンバン机を叩きながら攻めるシーンが。
半沢でない堺さんは、机だけでなく、自分のお尻もペンペンしてた。

そうだ!間に挟まったCMもソフトバンク堺だった。
堺さんのてんこ盛り、ごちそうさん!
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鉈切り丸

2013-11-27 22:32:34 | 見る
いのうえ歌舞伎、いのうえシェイクスピア。
「鉈切り丸」リチャード三世を翻案した舞台、青木豪脚本、いのうえひでのり演出。
シアターオーブでおととい見てきました。

「リチャード三世」好きなんですよ、私。
主役はV6の森田剛でした。
森田くんは三島由紀夫「金閣寺」が評判だったんでしたよね、たしか。
ただ、この森田リチャード三世は、ちょっとイメージ違ったなぁ、私。
声・・・かしら。
顔の見た目より高いのね、森田くんの声。
高いのは別にいいんだけど、ちょっと軽いのかな。
しかし、森田剛大熱演でした。

源頼朝が生瀬勝久、妻の北条政子が若村真由美、
森田くんの役は頼朝の弟・範頼。
せむしでびっこ、顔に痣がある醜い男。
コンプレックスの塊ゆえ、上をめざす。
木曽義仲を殺し、
頼朝が義経を討つように仕向け、
最終的には頼朝を暗殺して、自分が将軍になろうとする。

夫を殺され、憎んでいる相手の範頼の妻になる巴御前が成海璃子で、
ちょっと声が、無理かな。
激しいシーンが多いから、よけいキャンキャン言ってる感じがしちゃうのね。

生瀬さんの頼朝はお調子者で、政子に牛耳られてる弱い旦那様。
セリフも現代調で、軽々と自由自在に演じてる。

麻実れいが建礼門院の生霊なの。
京都にいるわけだけど、鎌倉まで生霊が出てきちゃう。
そして源家は滅びると予言する。
これがまさに「玉梓の怨霊」なんですよ、見た目。貫禄あって、あの独特の声で。
よかったわー。

一番強いのは、北条政子の若村真由美でしたね。
もちろん最後まで生き残るし、演技的にも強い張りがあって、
結局、印象的なのは、この女ふたりか。
ここでもやはり「女は怖い」路線か。
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その夜の侍

2013-11-26 20:39:22 | 見る
WOWOWで放送していた映画「その夜の侍」
堺雅人、山田孝之。
見ようかどうしようか迷ったが、見始めたら目が離せなくなって見てしまった。

堺さんは町工場の社長、5年前に妻がひき逃げに遭って死んでしまった。
犯人の木島(山田孝之)は服役して出てきている。
堺さんは毎日、妻の残した留守電のメッセージを聞いている、5年間。
堺さんは「おまえを殺して おれは死ぬ 決行まで○○日」という脅迫状
(というより、宣告)を木島のポストに入れ、木島を見張っている。

堺さんが繰り返し聞いている妻の留守電は、
「けんちゃん、またプリン食べてるでしょ、わかってるんだから」と言う。
堺さんは糖尿病で、食べちゃいけないのに、プッチンプリンを食べていて、
そこにかかってきたから、電話に出なかったのだ。
妻の最後の言葉になった、その電話に。
「プリン食べちゃだめだからね」という妻の最後の言葉を、
繰り返しくりかえし聞きながら、堺さんは毎日、プリンを食べている。

木島は暴力とエゴでできてるような男なのに、
暴力を振るわれた相手がくっついて来たりする。
なんで?と思ったけど、どうやら、寂しいのだ、みんな。
出てくる人みんな、寂しいのだ。男も女も。

最後は嵐の夜、包丁を持った堺さんが木島と対峙して、
刺すかと思ったら、こう言った。
「たわいのない話がしたいんだ、昨日のテレビとか、好きな食べ物とか」

大雨でびしょびしょの状態で、包丁を手に、たわいのない話がしたいんだと言う。

このセリフは、堺さんがお見合いの相手に言われた言葉だったんだけど。
亡くなった妻の兄が紹介した女性に。

それぞれみんな凄いような関わり方をしながら、にもかかわらず距離がある。

雨の中、二人が揉み合いになるシーンは凄まじいし、
殺されかかる人やらいるし、
めちゃくちゃなんだけど、
張り詰めた空気の中でどこか緩んでいて、笑っちゃうところもある。

ラストシーンは、部屋に戻った堺さんがパンツ一丁でプッチンプリンを手に、
また妻の留守電を聞き、
そして初めてくりかえさずに、ぷつっと消去してしまった。
手に持ったプリンは食べずに、頭の上で、顔の上で、プッチンして、
ぐちゃぐちゃの状態で、ふっと息をついたところで終わり。
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シンゴお父さん

2013-11-25 23:28:36 | 慎吾
おじゃまっぷ初企画、一万円でラーメン食べ歩き「一万麺!」

それが甲州街道を新宿から八王子へ向かうというから、最初、キャーと言ってしまった。
調布を通って日野を通って八王子まで行くの?と思ったから。
新選組の道だもんね。
でも、最後のお店でやっと調布でしたね。
「たけちゃん」
入ってみたら、お店を始めたお父さんが亡くなったばかりで、
いまの店主はそのお父さんが名付けた「たけちゃん」、息子さんだったの。
もうおなかいっぱいのみんなが、それでもおいしいとほめたので、
「おやじの後を継いでよかったと初めて思いました」と、
感動のエンディング(と、ゲストの森泉が言った)。

ゲストはほかにジャニーズの若手・中島健人クン。セクシー・ゾーンでしたっけ。
健人クン、かわええのう。
香取くんのモノマネできますなんて言っちゃって、
やったら慎吾くんにはたかれてしまいました。
19歳。
慎吾くんに「オレ19歳のとき、そんな心臓はなかったよ」とほめられて(?)ました。
似てる俳優がいると思ったが、中村蒼ですね。

食べられます食べられますと言ってたけど、すぐおなかいっぱいになっちゃって、
くりくりお目目(仔犬の目だと言われてた、慎吾くんに)で、
もう食べられません!と無言で先輩に訴える。

森泉は1軒目のお店ですでに「食べきれない!」
だから、ほとんど慎吾くんが平らげてたような。(◎_◎;)

何軒目かで健人クンが、満腹度100%ですと言ったら、食べてやってたし。
優しいなぁ、先輩。
これがつよぽんなら、絶対食べさせてるでしょ。
二人並んでると、お兄さんというよりお父さんに見えるの。
慎吾くん、老けた?
健人クンが19歳には見えないのね、中学生みたい。

楽しかったけど、香取慎吾に食べさせない企画を考えてくださいよー。
あと、できたら、三鷹の龍源寺とか日野の本陣とか、寄って。
ゲストは山本耕史ね。(^^)v  
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野川の秋

2013-11-24 15:53:27 | 歩く
久しぶりに野川公園に行った。
イチョウもほとんど黄葉していた。




イイギリの赤い実。今年はなぜか葉が緑のまま落ちている。




どんぐりどんぐり!
なんだろね、どんぐりがいっぱい落ちてると、わーい!と思っちゃう。こどもか。




華やかなもみじの紅葉。今年はなんとか見られた。でも、以前よりちょっと小さくなってるかな。




雑木林の中も黄葉。



今日は暖かくていいお天気でした。
11月もあと1週間。
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あまちゃんズとピタゴラスイッチ

2013-11-23 17:52:47 | 慎吾
ビストロのゲストが「あまちゃん」の海女クラブのオバサマ方。
渡辺えり、木野花、美保純、片桐はいり。
楽しかったけど、なんでここへ(フジテレビへ)この時期(終わってけっこう経つ)に?
スマップさん、朝ドラ見てないでしょ。

しかも、慎吾くんのおいしいリアクションが、
「花巻さんのフレディ・マーキュリー(胸毛付き)」
マニアック!
「わかるやつにだけわかればいい」のセリフも。
文字どおりだわね。
あまちゃんファンにはおもしろかったです。

スマップ4人(中居くんはこういうとき絶対に入ってこないんだね)がそれぞれ、
あまちゃんズの理想のプロポーズを再現する。
慎吾くんは木野花さんからのお名指しで、キッチンで料理してる日常の中で、
突然に「ずっと一生料理してやるよ」と言われるというもの。
慎吾くんは普通にやってたけど、ベテラン木野花さんのほうが照れちゃってた。
ふふふ、わかるけど。

きっちりやってのけたのが、やはり木村くんで、
渡辺えりが台本まで書いてきたのは「山形弁のセリフ」。
なんとかやってましたね、木村くん。
芋煮会で、「一生食わせてやっから、おまえは好きな芝居をやってろ」と言われるの。
それが理想なのね、なるほどねー。

えりさんたら、台本2本も書いてきたの。
もう一本はごろーちゃんで「王子様編」。
白馬にまたがった体(てい)で登場、ぱっぱかぱっぱか口で言ってたよ。
塔にとらわれて50年!のお姫様を救い出すの。
ごろーちゃん、えりさんをおんぶして懸命に走った。エライ。(^-^;

ごろーちゃんはもう1本、美保純に指名を受けて、
チンピラに絡まれる美女を助けるんだけど、
チンピラがしんつよコンビで、これが遊んじゃって、
ヒーローごろーちゃんをのしちゃったりして、やり直し。爆笑。
最後のオチが摩訶不思議で、仮面舞踏会ふうのマスク付けて、
「泡ぶろへ」と誘うというもの。
美保純、どういう趣味!?

つよぽんは患者と女医(片桐はいり)で、
はいりさんが最後のオチを言い間違えたらしい。
みんな、あがっちゃうんだねー、さすがのオネエサマ方も。

渡辺えりさんと慎吾くんは共演したことがあると言って、
「こち亀」だというのが私は思い出せなかった。
「タイムスリップして石原さとみになる編」だって。
そういえばそういうのあったか。
慎吾くんとえりさんで思い浮かぶのは「勘九郎劇場」なんです。
勘三郎がまだ勘九郎で、
「新選組!」がクランクアップしてすぐのときにゲストに呼ばれた。
慎吾くんがまだ局長が残ってて袴姿が凛々しくて。

この回は新コントの中身がまるっきり「ピタゴラスイッチ」だったし、
なぜかNHKなスマスマ。
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となりのトトリ2

2013-11-22 21:54:52 | 見る
三上博史のNHKドラマ「実験刑事トトリ2」

始まりました!
終わりました!
録画しといた第一話をやっと見たところであります!
遅っ!(><)

木野花さんが犯人。あまちゃんとはだいぶ違います。悲しい年上の女。

刑事コンビのからみがこなれてきて、より楽しげになってた。
振り回される高橋光臣が柔らかくなってきたか?

事件のほうも、
隠し部屋のできる建築の設定自体がおもしろかったし。

やっぱり楽しいねえ、このドラマ、好き。
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さらば八月の大地

2013-11-21 18:41:39 | 見る
「さらば八月の大地」新橋演舞場、昨日見てきました。

昭和19年から21年、終戦を挟んだ2年間、
満州映画協会の撮影所を舞台に、中国人と日本人のスタッフや俳優たちが映画を撮る。
出会いと別れ。

勘九郎は中国人の助監督、今井翼が日本人(日本から流れていった)撮影助手。
感じの悪い出会いから、やがて打ち解けて親友になり、
終戦1年後の夏、日本と中国に別れていく二人。

総司と平助みたいでした。

満州という、日本が作り上げた幻の国、
差別される現地の中国人、
敗戦でひっくり返る立場。

演出は映画監督の山田洋次。
山田監督はこどものころ満州にいたそうで、
それと物語自体が「映画の撮影所」であることで、まったく無理がない舞台になってた。
以前見た、堤幸彦監督の演出した舞台が、
舞台転換が細切れでまるっきりテレビみたいだったので、
今回、山田洋次でどうなんだろう?とちょっと心配してました。
全然そんなことなかった。
いい舞台でした。

中国人の脚本家になった田中壮太郎がよかった。
日本人監督と衝突して苦悩する。
日本の二枚目映画スター役の山口馬木也が体張って笑いを取ってました。
笑いの部分もちょこちょこあるの、
やはり寅さんの監督だけあって。
主な役の人たちだけでなく、脇の人たちもみんないい感じで、
あの若いころの勘三郎そっくりのお弟子さん、中村いてうも出てた。
二枚目スターに振り回される付き人で、セリフも出番もけっこう多かった。

木場克己が甘粕大尉をモデルにした所長の役で、最後は自殺する。
檀れいがスターを夢見る中国人の女優で、歌も歌う。

最後は中国に残ることにした日本人スタッフと勘ちゃんが、
撮影所の大戸を開け放ち、
明るい日射しの畑を背景に、カメラを回すところで終幕。
それぞれの不安を胸にした別れのあと、希望の見える終わり方になってた。

勘ちゃんたち中国人役の人は中国語のセリフもけっこうあって、
その部分は舞台袖に字幕が出るようになっている。
脚本はオリジナルで鄭義信。

タイトルは、終りのほうで「さらば満州、さらば新京」と言うと、
満州も新京も偽物だ、そんなものはもうないと言うので、
「じゃあ、さらば、八月の大地!」と言うシーンがある。
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