「アノニマス 警視庁指殺人対策室」

「アノニマス　警視庁指殺人対策室」

始まりました、ドラマは５年ぶりの香取慎吾主演、テレビ東京１月25日から放送開始、

社会問題になっているSNSの影響をめぐる警察ドラマ。

アノニマスとは、匿名の、名前のないという意味だそうだ。

１回目を見た感想は、「ほっとした」

ドラマ自体がおもしろかったので。

指殺人とは、SNSに誹謗中傷を書き込んで指一本で人を自殺に追いやるなどの事件からの命名で、そういう対策室が警察にできたという設定。なんとなく、あてがわれた部屋も倉庫、配備された人員も訳あり？という雰囲気。

１回目は、モデルの卵としてがんばっていた娘が、SNSの誹謗中傷に追い詰められて自殺してしまった両親の訴えから捜査が始まる。

この事件を解決していく中で、被害者である、娘を亡くした両親が加害者と目されて攻撃されたり、犯人が晒されて追われる被害者になったり、ネット上のあおり次第でどうにでも操作できる炎上の仕様が描かれているのがリアルだった。

犯人がわかって解決かというラストで、ネット上の「裏K察」というサイトやAnonymousという怪しいアカウントが浮上して、単純なネットの闇という話ではなさそうな、裏の裏がありそうな感じで終わった。一件落着しないので、一気に緊張感が出て、次も見たくなる。

アノニマス・・・主人公の刑事・万丞（香取）には、相棒を撃たれて失った過去がある。その時、相棒（シム・ウンギョン）が「アノニマス」という言葉を伝え、釣りで使う魚の形をした疑似餌を手渡して息絶えた。万丞はその疑似餌をずっと持っている。

捜査一課でライバルだったらしい羽鳥（山本耕史）が対策室にやってきて、

「こんなところにいたのか。とっくに辞めたと思っていたが、罪滅ぼしのつもりか」となじるのは、その一件を指すようだが。

なじられた万丞がぐわっと立ち上がって胸倉つかんで一触即発になる、香取・山本のシーンは迫力。「新選組！」からのファンにとっては、感慨が沸いた場面でした。放送日の午後、稲垣吾郎のラジオ生放送に耕史くんがリモート出演した。シンゴとコージの関係性に興味津々みたいなゴローちゃんが、久々のドラマ共演でどう？と聞くと耕史くんは、「お互いに年取ったなと思って」と言って、ふふっと笑ったのだ。

「新選組！」当時の佐藤浩市さんの年齢になった二人、若い俳優たちはあのときの自分たちだ、と。現場で当時のように仲良くくっついているかというとそうでもなくて、「おっさん同士がキャピキャピしてるのもおかしいと思って」なんて言ってたけど、いいんじゃないですかぁ？ずっとキャピキャピ、いちゃいちゃしてきたでしょう？

それに、放送直前のYoutubeの生配信（プロデューサー二人が出演して番宣につとめた）に電話で参加した慎吾くんは、山本耕史共演について、「５年ぶりのテレビドラマ主演ということで、実はプレッシャーもあった。そこに山本さんがいてくれるのは、安心感があって」と言っていた。出演が決まったとき、うれしくて「やった！イエーイ！イエーイ！」と変な動物スタンプのメールをいっぱい送って迷惑がられたなんて、以前とは逆のエピソードもどこかで話してたしね。

だから、よけい、二人がぶつかり合う場面は、見てるこっちが勝手にいろんなことを思ったりしました。二人とも中年になって、いろんなことがあって、ここまで来たんだね、なんて。

キャイ～ンもそれぞれ友情出演していた。ウドちゃんは謝罪する芸人、アマノッチはモデル事務所の所長。だから、香取慎吾の連絡先を知っている数少ない芸能人４人のうち３人が出演という。

香取慎吾の演技については、やっとだ、やっとこういう自然体の演技で見せられる役が来たという思いだった。口数少なく、何を考えてるのかわからない、相手によっては怖い顔も見せる。

ドラマに向けて体を絞っていると言っていたけど、見たとこ、一回目ではまだ全然ですね。

ともあれ、当人がプレッシャーを感じたと言っていたように、失敗できない（出来が悪ければ、だから需要がないと言ったでしょと叩かれる）ドラマが良い滑り出しで、うれしい。

放送後、Anonymousという怪しいアカウントがインスタとツイッターで、撮影現場を盗撮したかのような画像を上げ始めた。こういう仕掛け（話題作り？）もするのか。

Anonymousという名義で慎吾くんもエンディングの歌を、WONKの曲に参加して歌っている。

初春大歌舞伎・浅草柱建て

初春大歌舞伎・浅草柱建て

歌舞伎座第一部を見てきました。

去年八月の再開から四部制一演目だったが、今月から三部制で二演目になっていて、それでも休憩15分を入れても１時間半ほどの上演時間になっている。

第一部の最初は「寿浅草柱建」（ことほぎて　はながたつどう　はしらだて）

お正月は毎年、浅草公会堂で花形歌舞伎が上演されてきたが、今年は中止になった。その若手たちによる曽我対面の舞踊劇。

舞台のバック（背景）のど真ん中にどーんと大きな富士山が描かれ、両脇に松が描かれ、その前に紅白の梅の木が配されて、朱色の欄干の台座があって、とってもめでたい景色！豪華な衣装の傾城は米吉、莟玉(かんぎょくさんは体調不良で休演からの復帰）、鶴松の３人で、若くてかわいい。

ラストで背景が上がっていったので、え？もう一枚背景があるの？

現れた背景は「宝」の文字の大きな帆が描かれてて、その前には俵が積まれてて、宝船の構図になって、そこにみんな乗って、七福神の見立て。（９人いるけど）

さらに、普通は工藤祐経から曽我兄弟に、富士の狩場に入る手形が渡されるところを、今回は浅草寺にお祓いしてもらった疫病退散のお札が渡されました。拍手！

みんなで無事に生き延びましょう。敵討ちはそれからだ！

そのお札を掲げて幕切れのポーズとなりました。

隅から隅までめでたい舞台でございました！めでたし！

二つ目は「悪太郎」

猿之助の狂言舞踊。酒飲みの悪太郎をこらしめるために、叔父（猿弥さん、今回は白塗りでちゃんとしたお殿様）が、酔っ払った悪太郎の頭を剃ってしまう。目が覚めた悪太郎は、「これは仏様の思し召しか！」と思い込む。

前半は、酔っ払って人にからむ悪太郎のコミカルな踊り、後半は、目が覚めたら坊主になっていて、仏道修行に励みはじめる悪太郎のコミカルな踊り。

猿之助の曽祖父の猿之助のために作られた踊りだそうで、狂言ふうの線の太い感じ、豪快、やんちゃ、無邪気な愛嬌が必要で、これは難しい踊りだねえ。

猿之助はとても上手なんだと思う。楽しかったです。でも、難しいねえ、こういうのは。

これ、勘ちゃんだったらどう踊りますか？見たいなぁ。だめなのかしら、こういう、完全にそこの家（澤瀉屋）の芸という作品は、ほかの人は教わっちゃいけないのかな。

「7.2新しい別の窓」（2021.1.1）８リモートで山本耕史

「7.2新しい別の窓」（2021.1.1）８リモートで山本耕史

最後のコーナーはNAKAMAにお年玉企画

出演者が芸能人に電話して、相手がこちらの言う品物を持っていたら当たりで、番組から視聴者プレゼントがあるという企画。品物は、芸能人が持っていそうなもの、だるまとか、プロの画家に描いてもらった肖像画とか、100万円以上のものとかを書き込んだルーレットを回して決める。

電話をする相手の一覧表が出て、ベッキーや関根勤の中に「山本耕史」の名が！

ぎゃあ！うれしいぞ！

スタジオにはキャイ～ン、みちょぱ、EXITに加えて、さっき司会してたザキヤマもいて、爆笑問題が参加している。爆笑問題はフジテレビでやはり生放送していた番組が終わってやってきた。そっちは木村くんが出ていた。乱入？してきたとき、太田さんは「いままで木村と一緒にいたんだ！めんどくさいから一緒にいろよ！」と３人に言ったけど、それ、木村くんにも言ったんですか？これから３人のところに行く、めんどくさいからSMAP一緒にいろよ！って。フジテレビの生放送で言いましたか？言える場所でしか言ってないよね。

次々、電話して品物を聞いていき、最後の相手が、

慎吾「それでは山本耕史さんに電話します。いま連ドラの撮影で一緒なんですよ。僕のライバル役で、『新選組！』以来16年ぶりの共演なんです。連絡先を交換したのは、そのときの山本さん、それからキャイ～ン、ザキヤマ、ここにみんないます！」

山本さんはリモートだけど、とりあえずみんないるね！珍しいね！（山Pも交換してたはずだけど、いま現在はどういう状況かしらね）

リモート画面になって耕史くんがギター弾いてる姿は映ったけど、音声が出てない。リモートあるあるのトラブルもあって、やっと無事つながりました。

慎吾「新選組の忘年会を毎年やっていて、それを仕切っているのが土方歳三、山本耕史なんですけど、去年は忘年会ができなかった。でも、初めて忘年会ができなかった去年、年末ぎりぎりまで一緒にドラマ撮影できたんですよね」

ほんとにご縁が！よかったよね、共演があって。『新選組！』忘年会は香取局長が種々の事情で参加できない年はあっても、必ず毎年山本耕史副長によって開催されてきたのが、去年初めて中止になった。コロナはそれほど大変なことなのだよ。

慎吾「ななにー、見てくれてましたか？」

耕史「電話がかかるから、見ちゃいけないってスタッフに言われたから、見てないよ」

企画の都合で、見ないでくださいと言われていたのだが、

慎吾「なんで見てないんですか？なんで見てないの？」

自分を見ててほしかったのね？

と、しゃべっている耕史くんのうしろの壁にかかっている絵、それは慎吾くんが描いた、結婚祝いにあげた絵だね！

慎吾「あ、それはあの絵ですね！」

おじゃMAPで番組ごと結婚祝い企画をやって、そのときあげたの。上下にだんだら模様が入ってて、洋装土方が梅ちゃん先生の絵を盗み出している構図。いつもこの部屋にかかってるのか、それとも慎吾くんとリモートでつながるからわざわざかけたのかな。

そしてルーレットを回したら、品物は「画家に描いてもらった肖像画」が出た！

まさに、画家が描いた肖像画だ！当たり！

指でOKマークをする二人、おじゃMAPみたいね。（なんか二人うれしそうで、かわいかった）

エンディングは「72かのナニかの何？」を歌って終わり。レギュラー陣と３人だったが、慎吾くんが画面外にいたザキヤマと、到着して無事出演できた亮さんを呼び込んで一緒に歌った。

なごやかでとてもよかったんですけど、大人数でわいわいするのであれば、全員に不織布のマスクをつけさせてください。コロナ対策は緩めないで！

山本耕史ななにー初出演はリモートでしたが、それでも、よかったね！

またよろしくお願いします！

次回は２月７日午後３時。

あら、１月31日が日曜日なんだから、１週前倒しでこの日にしてもよかったね。

香取慎吾生誕祭！

（終了）

「7.2新しい別の窓」（2021.1.1）7 田村淳とホンネトーク

「7.2新しい別の窓」（2021.1.1）7 田村淳とホンネトーク

田村淳さん登場！

久しぶりだけど、Youtube見てます、Abemaの番組見てますと言う３人。

（慎吾くん、橋下徹の番組なんか見てるの？よしなさい！）

亮さんは今日は来ないんですか？と言う３人、

淳「来てもよかったの！？だって、声掛けてないんでしょ？」

とスタッフを見渡すと、

淳「ほら！こういう空気なんだよ。テレビ局によってはまだ亮さんダメってとこあるんだよ。TBS、テレ朝は出た、日テレはまだ、Abemaは一番厳しいのかな」

ゴロ「テレビ局によって対応が違うんですか？」

ふむふむ、そういうものなんだね。

淳「慎吾くんとは、笑っていいともでレギュラーが一緒だったね」

慎吾「そうなの？」

淳「２年間、週１回会ってたんだよ！」

慎吾「そう・・・です」

淳「薄い反応！打ち上げのときに、オレの話もすごくよく聞いてくれるし、感覚も合うなと思ったから連絡先聞いたら、教えてくれなかった」

慎吾「・・・（声を出さずに笑っている）」

亮さんはぷっすまやおじゃMAPによくゲストに来ました。

つよ「僕、亮さんと似てると思う。焦っちゃって、空回りしちゃうとことか」

慎吾「僕もそう思ってた。草彅は、この感じなのに、何かでスイッチが入っちゃうと頑固、譲らない。それが腹立つ(笑)。でも、そこがちょっといいとも思うけど」

つよ「ぷっすまにも来てもらって、僕、亮さんすごく好きなんですよ」

淳「じゃあ、ほんと今日連れてくればよかったね」

しかし、なんでそこのゲストは亮さんだけだったのか、オレは？とも思う淳さん。

慎吾「淳さんの会社の形態って、吉本興業としてはどうなんですか？」

淳「吉本としてはあまり歓迎してないと思うけど、オレはもう前から吉本を辞めようと決めてて、そしたら亮さんが辞めることになって、じゃあ、オレは逆に吉本に残ったほうがいいと思って。独立は、３人のほうが先行してるでしょ。これから芸能界は変わるぞと感じたもの。３人はそれを感じてないの？」

３人とも、うーんという表情。

慎吾「必死ですよ、いまも」

淳「何をそんなに必死でもがくことがあるの？自由にできることが増えたでしょ」

淳さんが吉本を辞めようと思っていたのは、もっと自由にさまざまな仕事をしたいと思ったからでしょう？そのためには独立だ、と。彼らはそうじゃない。しかたがなかった。

慎吾「けっこう漠然と新しい道を行こうと決めたときに、たまたま同じ方向だったから３人一緒にやっている。もっと自由がほしいとか、もっとやりたいことがあるんだというんじゃなかった。こうなってから、何がやれるんだろう？となって、あ、これはできないのか、あ、これはできるんだというのでやってきて、いま３年たった」

ゴロ「そう、いままでできなかったことをやりたいためにこうなってるんじゃない」

慎吾「淳さんが、本来だったら吉本を辞めようとしたときって、何かほかにもっとやりたいことがあったわけでしょ？僕たちはそうじゃない。もう、一回全部失ってもいいから一歩踏み出してみよう、と」

淳「ああ、その方向が３人同じだったと。で、いま、満足はしていない？」

淳さん、彼らは続けたかった番組も終了させられ、長くやってきたCMの契約も終了させられ、ずっと歌ってきた有名な曲も歌えなくなったんですよ。

つよ「うーん。でも、今日も森くんに会えたし」

淳「さっき、森くんとみんなが連絡取ってなかった、その気持ちを聞いて、えー、オレこのあとどんなトークすりゃいいんだよと思ったよ。めちゃめちゃいいトーク聞いちゃったから。やっぱりグループって・・・。これ言っていいのかなと思いながら言うけど、この前、中居くんの番組に出たときに、「淳、３人と会ってる？何かあったら、よろしくね」と言われたの。オレ、SMAP好きだから、もう泣きそうになった。元日は休もうと思ってたけど、その中居くんの言葉があったから、これは３人に会いに行かなきゃ、これを伝えなきゃと思って、来たの」

ゴロ「中居くん、淳さんのこと気にしてるよね。ビストロに来てくれたとき、ちょっといつもとスイッチの入り方が違ってた。中居くんのその言葉はうれしい」

淳「わあ、うれしいな、それ。よかった、これ言おうか迷ったけど、言ってよかった」

淳さんは、テレビに出してください！お願いします！とテレビだけで生きていると、テレビに人生を人質に取られてしまうから、いろんな方向、いろんな足場を持っていたいという考え。

慎吾「淳さんはいまのテレビをどう思いますか？」

淳「おもしろいクリエイターとおもしろくないクリエイターが混在してるのがテレビで、昔は超クリエイター集団だったけど、いまは。Abemaは、力が発揮できないと思ってテレビから飛び出した人たちでしょ。どうですか？」

ゴロ「最近あんまりテレビに出てないから」

つよ「めっきり呼ばれなくなったから」

淳「呼ばれても行かないんじゃなくて？」

慎吾「それはない！」

淳「オファーが来ないってこと？オファーが来たら、出たい？」

ゴロ「もちろんもちろん」

つよ「謎なんですよね」

淳「その謎を解明しようよ！」

つよ「レインボーブリッジ渡ってない」

淳「あんなに渡ってたのに！」

慎吾「その中で僕は１月からテレビ東京で連続ドラマをやらせていただくことに。それなのに、池の水抜くのには出してもらえない」

淳「来てくれるの？」

慎吾「いや」

淳「いやなの！」

慎吾「番宣でいくつか出してもらうんですけど、その中に入ってない」

淳「抜きたくないんでしょ？」

慎吾「こんなに言ってるけど、その番組見たことない」なーんだ(笑)

淳「抜きたくないんでしょ？」

慎吾「けっこうドラマ大変なんで」スミマセン。

淳「つよしくんが代わりに来てもいいよ」

つよ「僕もけっこう忙しいんで」スミマセン。

淳「オファー来てないって、言ってる？みんな知らないでいるんじゃない？」

ゴロ「そういえば、一つお話があると続けて出たりする。NHKとか」

淳「前の事務所への遠慮とか」

それです！

慎吾「テレビ東京で連続ドラマって、びっくりしましたもん」

淳「もう民放には出れないと思ってたってこと？」

慎吾「テレビのお仕事から離れてるから。お話もいただいてないですし。連ドラと聞いて、最初、信じないようにしてた。３年たってたから。僕、むかし連ドラやったことあるんだよーぐらいの気持ちになってた」

淳「変な空気が凝り固まってるんだから、それを打破するためには、３人が自分で動くか。

CMは出てるじゃない？スポンサーは出てくれと言ってるわけだから、テレビが言ってこないのは、元事務所に遠慮ってことだね。そこしかないよね」

はい。

淳「オレ、すごく空気読むんだよ。でも、あのときは反省した。いいともの飲み会で慎吾くんと飲んで、いい感じで語り合ったから、いまだ！ここだ！と思って連絡先聞いたら、断られた。何のミスだったんだ？とすごく反省した」

それは淳さんのミスじゃないです。

淳「その飲み会のこと自体は覚えてるんでしょ？」

慎吾「いつですか？」

この後、淳さんがいろいろ説明するも、まったく思い出せない慎吾くん。

淳「淳さん帰んないでよーって、オレのこと止めたんだよ。だから、ここだ！と思って連絡先聞いたら、イヤ、誰とも交換しないんですと断られた」

亮さんを電話で呼び出す淳さん、

淳「来たら、ちょっと出してやってくれる？」

慎吾「いや、それはAbemaの人に聞いてほしい」

淳「３人がいいって言えばOKだから」

慎吾「いや、そういうの、いいとか悪いとか言わないようにしてるから」

こういうところ、とても彼ららしい、SMAPらしいと思う。来た仕事を断ることはほぼない（マネージャーと信頼関係ができている）というのも。

テレビ界に対して、ずいぶん遠回しな言い方ではあるが、彼らにしたら、かなりのホンネトークの内容になったかな。

（つづく）

「7.2新しい別の窓」（2021.1.1）６ レギュラーとななにーニュース

「7.2新しい別の窓」（2021.1.1）６ レギュラーとななにーニュース

キャイ～ン、みちょぱ、EXITが登場して、

慎吾「ここからはレギュラーのキャイ～ン、みちょぱ、EXITが参加です」と紹介して始まったのに、「いま、普通にカンペに書いてあるとおり、レギュラーのって言っちゃったけど、みんなレギュラーなの？」と聞いてしまい、

アマノ「逆に、レギュラーじゃないの！？こんなに毎回出てるのに！」という笑いの一幕もあり、コーナー途中で「やっと調子戻ってきた！森くんとの接し方がわかんなかったから。やっと、来た来た来た！」という慎吾報告もあり。

ななにーニュース

ゴローちゃんの映画「ばるぼら」台湾でも上映決定しました。

慎吾「一昨日、やっと見たの！びっくりしました！」

キャイ～ンの二人は見てくれてたのね、

アマノ「稲垣吾郎のすべてが見られます！」

慎吾「いまの時代だから、エッ、これいいの？と思っちゃうところもある。でも、僕、好きだよね？」とゴローちゃんに聞き、

ゴロ「うん、好きだよ」と答えるゴローちゃん。

つまり、過激だが、非常に芸術的なこの世界観は、香取慎吾の好みだということ。

慎吾「ゴローちゃん、いままでで一番、ほんとに服着てない！」

テレ東ドラマ、中井貴一さんからバトンタッチセレモニーがありました。

「アノニマス」はSNSの問題、事件を扱う対策室のドラマ。

ゴロ「山本くんも出るんでしょ？」そうなのよ！

慎吾「山本耕史さん、『新選組！』以来16年ぶりの共演、ライバル役です」

一話につき一回は絡みがありますように！

慎吾「久々の連続ドラマ、めちゃくちゃ大変だね！朝５時とか、普通なの！」

この状況で、無事に撮影できますように！

つよぽんの新ドラマ「ペペロンチーノ」

つよ「宮城を舞台にした、震災にかかわったドラマで、吉田羊さんと夫婦役で、心あたたまるヒューマンドラマになってると思います」

3月６日夜NHKBSで放送されます。

ゴローちゃんのベートーヴェン舞台「No.9不滅の旋律」

ゴロ「13日から昨日大晦日までやって、昨日は配信もありました。また明日２日から７日までやります」

つよぽんは配信をじっくり見た様子。すばらしかったね！

そして７日まで皆さん無事に完走することができました。ほんとによかった。

三谷幸喜ミュージカル「日本の歴史」再演決定しました。

慎吾「ほんとにやるんでしょうか？同じあれを、またやるの？」

みちょぱ「嫌そうに言ってる」

2021年７月東京は新国立劇場中劇場、大阪は梅田芸術劇場シアタードラマシティ。

慎吾「大阪も行くんだ」

アマノ「他人事？」

慎吾「でも、前やってるから、もうお稽古はやんない？」

アマノ「やるでしょ！」

慎吾「え！？」

しっかりお稽古してください。とても舞台に向いている人材なのに、どうしてそんなにいやがるんだか。

映画「ミッドナイトスワン」毎日映画コンクールにノミネートされました。

慎吾「僕が言われるの、ミッドナイトスワンよかったですねえ！って。言われるよね？」とゴローちゃんに聞く、

ゴロ「言われる言われる！」身内ってことですね。

つよ「人生一番、ほめられてます」

発表できることはほかにありますか？

慎吾「クソ野郎かな、そろそろ動き出しそうな」

『クソ野郎と美しき世界』３人の映画の第二弾、やります！と最初に発表したあと音沙汰なしですが、

アマノ「決まったの？」

慎吾「いや。ただ、そんな感じを感じる」

ゴロ「出てくださる方は決まってる。佐藤浩市さんが」そうそう！

この後、コロナ医療のコーナーがあり、それからお笑い芸人をザキヤマがオススメするコーナーがあり、慎吾くんがザキヤマに、

慎吾「久しぶりにヒロナリに会えてうれしいよ」などと言い。

ザキヤマさん、ヒロナリっていうの？

（つづく）

「7.2新しい別の窓」（2021.1.1）５森くんと二人きりトーク・慎吾（続き）

「7.2新しい別の窓」（2021.1.1）５森くんと二人きりトーク・慎吾（続き）

ごろつよ二人が入ってきた。

ゴロ「なんかよかったよ、慎吾が素の感じで。当時の二人のそういう関係に僕は気づいてなかった。森くん、慎吾と話してどうだった？」

森「慎吾ちゃんデカくなったデカくなったって言ってるけど、体だけじゃなくて、いろんな仕事して経験を積んできてるから、慎吾ちゃんが大きくなりすぎてて。慎吾ちゃんが言葉が出なくなっちゃってるのも、よくわかった」

慎吾くんは涙をこらえてるように見えた。

前半、番組的にうまいことできない自分に困惑しながらも、正直に話してた慎吾くんは珍しい（貴重な）姿だった。ごろつよの二人にとっても、そうだったみたい。そして、当時のことを思い出す二人。

ゴロ「みんながホテルの部屋で暴れてる時、僕は自分の部屋から出なかった」

森「ゴローちゃんは部屋で本読んでたんじゃない？」

そういうタイプ。

ゴロ「僕は森くんの家に行ったことはなかったけど、あの代官山のスタジオ、あそこで森くんから決意を聞いた、いまでもあそこを使うと当時を思い出す。

慎吾とつよしにとっては、森くんはほんとにお兄ちゃんだったんだね。僕にはそういう感じが全然なかったね。僕、森くんと同い年なのに」

不満そう。

つよ「でも、僕、ゴローさんのマンションに行ったことあるよ、らせん階段のあるマンションだった」

慎吾「十代のころ住んでたマンションが、らせん階段のあるようなとこだったの！？」

知ってる！ゴロウデラックスで行ったあそこでしょ、らせん階段があって、室内には大きな鏡があって。

つよ「やっぱり慎吾ちゃんは一番下でちっちゃかったからかわいかったんだよ、森くんはお兄ちゃん気質だし」

ゴロ「二人が何でもしゃべってたのは覚えてる」

森「誰かにいじめられたとか」

慎吾「僕が？そんな話した？」

ゴロ「やられたらやり返せよ！とか言ってたね。僕はそういうタイプじゃなかったから」

そういうタイプじゃない。

車の乱闘事件のときも、ゴローちゃんは一人だけ車から降りなかった。やっとSMAPに専用車が用意されて移動できるようになって、

慎吾「一台の車に６人乗って、マネージャーさんが運転してくれてて。どこかで乗り込んだときに、女のコたちがキャーッてなってるときに、怖い男の人がガッてやって、車に傷をつけた。それでみんな、オイ！なんだよ！となって降りていって」大乱闘！

ゴロ「やだよ、降りないよ、そんなの。ぃまだって降りないよ」

それでも、誰かつまはじきにするというようなことにもならないのが、興味深い人たちだ。世間知らずなわりに、不思議に大人なところがあるSMAP。

この後、サプライズで森口博子が登場し、リモートで大阪から森脇健児が参加し、二十数年前の彼らの番組「夢がMORIMORI」を懐かしく思い出して、

森口「慎吾ちゃんは打ち合わせの間に寝ちゃってた」

また出た、香取慎吾は寝てたエピソード。

「かわいくて、ほっぺたツンツンしたくなった」と森口さんに言われ、フゲッと変な声が出ちゃう43歳（もうすぐ44歳）の慎吾ちゃん。

森脇さんは「正月だから言っちゃうけど、また６人のSMAPが見たいよ」と。

森くんは前日の大晦日までレース、元日のこの出演のあと、このままレース場入りして明日またレースというスケジュールの中、２時間半も出てくれました。また出てくれたら何したい？と聞かれて、

森「五人旅を見て感動した。あれ、やりたい、四人で」

森くんは四人でと上手に言ったけど、もし、森くんが知らん顔して「六人で旅行に行きたい」と言ったら、慎吾くんたちはどういう反応をしましたか？

あと、三人の料理を食べたことがない、食べたいと言ってた。それならすぐにできるじゃない？それ、やろうよ。

（つづく）

「7.2新しい別の窓」（2021.1.1）５ 森くんと二人きりトーク・慎吾

「7.2新しい別の窓」（2021.1.1）５ 森くんと二人きりトーク・慎吾

二人きりトークの最後は慎吾くんと。ものすごく固い雰囲気で始まった。対面で座った慎吾くんがうつむいて話し始めないのだ。

森「どうした？」

やっと口を開いたが、

慎吾「オートレース優勝、改めましておめでとうございます」

なかなか目を合わせないし、もじもじしてる。

慎吾「アノー、すごくうれしく、今日も来ていただいてうれしいんですが・・・ここまで番組が進んできましたが、難しいんです」

何が？

慎吾「十代のころ一緒に仕事していたけど、あのときの僕は、いまここにいる僕じゃないんですよ。番組の進行したりMCしたりする僕は、森くんと話したことがないんです。だから、すごく変なんです」

森「あー、わかる」

慎吾「３年前に会ったときは、森くんのホームにおじゃまして、しかもロケだし、ちょっと素の自分が、何年ぶりに会えた！って感じで話せてはいた。だけど、それでも、カメラがあるから、カメラの前で何十年も過ごしたきた僕なのね。さらに今日は、こういうスタジオでセットで、カメラがいっぱいある中で、森くんとの話し方が正直わからない。

森くんはどう？森くんは僕のこと、ずっと見てた？」

森「見てたよ！」

慎吾「離れたのが、僕が18歳」

森「そう、僕が22歳のとき」

慎吾「僕はほかのみんなとちょっと違う感じなんだよね。森くんは同じグループの人というよりも、家に行ったとかバイクのうしろに乗せてもらったとか、ほんとうにお兄ちゃんて感じだったから。その人と急に・・・お兄ちゃんと同じアイドルグループにいるって感じから、その仕事の場からもお兄ちゃんがいなくなっちゃうっていう。だから、あの後も普通に会えばよかったのに、なんで会わなかったんだろう？」

森「うーん・・・。それはやっぱり、日本一になってなかったから。日本一になってないから、来られない。３年前は、僕の仕事場に来てくれるってことだったから、それは大歓迎だった。でも、逆だったら、もし誘ってくれても行けなかった。今回は日本一になったから、自分の中でのみんなとの約束が守れたから、来られた」

慎吾「僕も、それはあったのかな。だって、会いたくないわけないんだもの。会いたいのに。会いたいなぁとか、そういうことさえも考えなかった。・・・一番最初に、やめると聞いたときは、ほんとうにショックだった」

森「そうだと思う、特に慎吾ちゃんは」

慎吾「ショックだった。グループとしてどうというより、お兄ちゃんがなんでそんなことするの！？って。裏切られたって気持ち。寂しさでそう思ったんだと思うけど」

慎吾「家に行ったとき、養成所試験の教材が置いてあった。あれ、どうして隠さなかったの？この人は何か資格の勉強している。こっちも突っ込んで聞かなかったし、そっちも隠さなかった」

森「たぶん、きっと、言えないけど、気づいてほしいと思ってたのかも」

匂わせてたのか。でも、自分からは言えなかったのね。

慎吾「そうか、そうだったのか」

慎吾「脱退が96年か。最後、みんなで焼肉屋さんで、６人とマネージャーさんでご飯食べて、帰るってときに、６人でお尻出して写真撮ったね」

森「すごい写真だよね(笑)。あの写真、まだ持ってる？」

慎吾「うん、持ってる。最後の仕事はラジオだったよね、収録が終わって、一人で帰るタクシーを途中で止めて、家までそのままでは帰れず、街なかを、ふざけんな！と叫びながら号泣して歩いてた」

森「えーっ。じゃあ、ほんとに申し訳なかった」

慎吾「いや、そんな。さみしいからだったと思うんだ。もちろん、決めたことなんだから応援してたし。ただ、僕はその時SMAPは終わったと思った。だから、そこから長い時間がんばるのは大変だったかな」

慎吾くんがSMAPと口に出したのは初めて聞いた気がする。ここでSMAPと言うまで、ちょっと言い淀んだ。ほかの言い方にするか、迷ったのかも。

慎吾「森くんのせいじゃないんだよ。そこから人生いろんなことがあって。だから、優勝はほんとうれしいよ」

森「・・・ありがとう」

ほんとは思いっきりハグしたいねと言う二人。

慎吾「こらえるのが大変だよね。なんとかいまも番組として話してるけど、森くんと、カメラの前で話す話し方を持ってない」

この後、急に「話せる話題」を思い出して、早口の饒舌になっていく慎吾くん。

慎吾「ホテルの部屋でプロレスやって血まみれになったの、覚えてる？」

森「覚えてるよ(笑)」

慎吾「地方でコンサートやった後、まだまだ元気で、ボーリングしたいって言って、みんなで抜け出してボーリングしに行って、すごい怒られて、じゃあ、次からは抜け出さないからって言って、ホテルの部屋でプロレスやったら、森くんがテーブルの角かなんかに頭ぶつけて、血がドバーッ！」

森「あれも怒られたなあ！部屋が血だらけだもんね。翌日は公演があるし」

よくドラマで殺人事件になっちゃう場面じゃないの！

慎吾「森くんのバイク盗難事件もあったね」

森「慎吾ちゃんが家に遊びに来てる時ね」

慎吾「オレのバイクがねえぞ！って騒ぎになって、森くんの友達も来て、オイ、みんな行くぞ！って近所を探しに行って、怖いオニイサンたちが大勢いるところに森くんがバーッと入っていって、オイ！オレのバイク、どこやった！って」

殴り込みですか！

慎吾「あと、森くんの部屋に行ったとき、鍵の隠し場所とか知ってたのかな、森くんがいるはずと思ってガチャッとドア開けたら、知らない、芸能人の女の人がいて。ア、どうも・・・みたいな」

森「どんどん出てくるじゃないか！」

森「オートレース場にも行ったよね、二人で」

慎吾「お客さんのいないお休みの日に、レース場に連れてってくれて、このオイルの匂いわかるか？オレはこれが大好きなんだと言いながら、柵の外から誰もいないレース場を見てた」

青春映画のワンシーンだ。

慎吾「駅に迎えに来てくれるのを待ってたら、知らないおじさんに、こっちですと車に案内されて。そこに森くんがちょうど迎えに来て、おまえダメだよ、そんなのに乗っちゃ！って。なんか、夜のお客さんを迎えに来た車だった」

森「ヤバイよ、そんなの乗っちゃ」

無事でよかったよ。ヘタしたら、スキャンダル！

慎吾「なんか舞台を上野のほうでやってるときにも行ったね。トンボやってるとき」

トンボ？バク宙？

慎吾「連絡先のことにしても、もし連絡が取れる状態だったら、これまでのつらかったときに連絡して、森くんに全部話して、弱くなってたかもしれない。唯一、そういうことが話せる相手だったから」

森「オレも同じだと思う。やっぱり、つらいことを慎吾ちゃんに言っちゃって、それで諦めてたかもしれない。だから、これでよかったんだね」

カンカンカン！と鐘が鳴って、終了。

（つづく）

「7.2新しい別の窓」（2021.1.1）4 森くんと二人きりトーク・ゴロー

「7.2新しい別の窓」（2021.1.1）4 森くんと二人きりトーク・ゴロー

打って変わって今度は落ち着いた大人の雰囲気の二人。

森「なんか連絡が取れなくなって」

ゴロ「消しちゃったらしいんだよ」えーっ！消しちゃったの？

連絡先はまた後で会社の人に教えといてとアッサリゴロー。

ゴロ「なんで慎吾には教えないの？」

森「オレは教えられるけど、慎吾ちゃんが頑なにいやがるの」

ゴロ「そのほうがいいのかもね。僕たちのこの冷静な距離感がいいんだと思う」

ゴロ「僕たち、オーディションが同じ日だよね。テレビ朝日の１リハ。慎吾ちゃんが骨折したのも、つよしがバク転してたのも、１リハ」

じゃあ、６人のうち４人が同じ日ということなの？

ゴロ「オーディションの日、日比谷線の向こう側のホームに慎吾がいたの、覚えてる。ちっちゃくて、すごくかわいい、女のコみたいな子がいて、あ、この子もジャニーズのオーディションだなと思った」

森「すごくちっちゃかったよね」

へえ！寝る子は育つってホントなんだ。

森「つよぽんと中居くんはその前からいたよね」

ゴロ「木村くんもその日か」

木村くんの名前を言ったの、初めてではないか？言えないんだなと思っていた。

ゴロ「一月一日に武道館で待ち合わせたことがあった。森くんと慎吾と。慎吾はちっちゃいから一人で行かれない。少年ご三家の公演があって、バックで100人ぐらい踊ってた中にいた」

忍者のカミカゼ（その時の曲？）だよと言うやいなや、突然立ち上がって踊り出すゴローちゃん。

ゴロ「森くんは最初から踊りをほめられてたよね」

森「いや、そんなことないと思う。ゴローちゃんよりは踊れたと思うけど」ハハハ。

ゴロ「歌も、最初からソロがあって。森くんの歌に僕らが重ねていくという感じで」

森「ソロは、そうだね、あったね。あのころのレコーディング、大変だった。木村くんもだと思うけど、３時間ぐらいかかって。中居くんは30分で終わるんだけど」ハハハ。

ゴロ「森くんのパートを僕が歌うことになって」

森くん脱退後、初めてソロが来たと言ってたね。

森「舞台は？」

ゴロ「僕やつよしは舞台を定期的にやってる。僕はいまベートーヴェン」

森「知ってますよ」

ゴロ「ミュージカルも５年ぐらい前からやるようになった。歌も踊りも苦手なのに。でも、楽しいよ」

森くんはつきあいでカラオケに行くことがある。

ゴロ「何を歌うの？」

森「最近、あの歌、完璧にマスターしたよ！72かのナニかの何」

ほんと？じゃあ、４人で歌ってくださいよ。

寝る間も惜しんで遊んでいたという若いころ。

ゴロ「ディスコとかクラブとか行ったじゃん。つよしや慎吾連れて行って、怒られたことがあった」

森「地方行ったときとか、みんなで行って、すごい怒られたり」

慎吾くんにとって、ワルイことを教えてくれる兄貴はさぞ頼もしかったんだろな。

当時、一緒に仕事していたスタッフも、みんな今回の優勝を喜んでコメントを出してくれた。

森「ほんとに、日本一になってよかったなと思って」

ゴロ「十代のころ、僕のことどう思ってた？」

森「ゴローちゃんは繊細だった」

ゴロ「僕、ヘンな子だったじゃない？協調性なくて」

森「怒らせたらまずいとか、ジェットコースター事件とか」

番組でジェットコースターを拒否したゴローちゃんが、楽屋で手鏡をぶん投げた事件。

ほかにも、ハワイで撮影してるときの電気クラゲ事件。ゴローちゃんだけクラゲに刺されたの？

ゴロ「僕、あの後、病院行ったんだよ。何ともなかったけど」

カンカンカン！と鐘が鳴って、しんつよ二人が入って来て、

つよ「ハワイで沖のほうに流された事件もあったよね」

ゴロ「なんだ？この子？って感じだったんだろな」

慎吾「そこに紐づいたいろいろなことも思い出すね」

ゴロ「言えないことね」

言えないことだらけのSMAP。

（つづく）

「7.2新しい別の窓」（2021.1.1）3 森くんと二人きりトーク・つよし

「7.2新しい別の窓」（2021.1.1）3 森くんと二人きりトーク・つよし

ここからは一人ずつ順番に森くんと二人だけでトークするコーナー。

「二人きりってあんまりないんじゃない？僕が一番、森くんとプライベートで一緒だったよ！」とマウント取りたい慎吾くん。

最初はつよぽん、なんか緊張すると言いながら森くんのいる部屋へ。

帰る方向が一緒だった二人、つよぽんは森くんに威圧感を感じていた？

森「当時はつよぽんのこと、いじめてたから」

つよ「僕もけっこう気が強いところがあった。地元の友達の中では強いと思ってたけど、森くんはちょっと威圧感があって、何かするとやり返される。そのころから勝負師だった」

森「競い合うの好きだったから」

つよ「水鉄砲事件もあったから！泣いたから！オレ」

森「恨んでるんでしょ、やっぱり恨んでるんだ！」

テレビ東京の廊下で水鉄砲で遊んでたら、衣装に水をかけられた森くんがキレて、逃げ遅れたつよぽん一人をつかまえてボコボコにした事件。

森「恨んでんの、もう一個あるでしょ。駅のホームでバク転しろよ事件」

つよ「地下鉄のホームで、謎に、つよしバク転しろよ！って。ダッフルコート着たままバク転した」

森「ダッフルコートでもできたのがすごいね」

つよ「やらないとぶっ飛ばされんじゃねえかと思って！」

森「僕はできなかったから見せてもらおうと思って」

ホントですかぁ？

森「みんな練習したよね、ゴローちゃんはしなかったけど。中居くんもやったかな。慎吾ちゃんは失敗して骨折したじゃん、ファーストコンサートのとき。オレはビビらないでやろうと練習して、すぐできるようになった」

森「うちに泊まりに来たよね、慎吾ちゃんと一緒に」

つよ「僕は２～３回かな、行ったね。当時の、話せることがあんまりない(笑)。あれはダメだろ？これはダメだろ？」

いろいろやんちゃなことがありそうな若いSMAP。

つよ「３年前に森くんに会ってから、僕も心がけが変わったの。舞台とかも、オレもっとスロットル開けられるんじゃないかと思うようになって」

つよ「SG日本一獲れたから、次はまた」

森「そう、ステップアップしないとね」

つよ「引退ってないんだもんね」

森「そう、SG優勝も、これまでは39歳が記録だったんだよ。だから、39のとき、もうこの記録は破れないなと思ったんだ。そしたら、46歳で大幅更新できた」

カンカンカン！と鐘が鳴って、試合？終了。

しんごろ二人が入って来て、

ゴロ「聞いてて、いろいろ思い出したね」

慎吾「あのころは、森くんもだけど、つよぽんもとんがってて、その後のいい人つよしじゃなかった」

つよしはこう見えて男気が強くて、真っ先に向かっていくと言ってたの、中居くんだっけ？

次はゴローちゃんと二人。

（つづく）

「7.2新しい別の窓」（2021.1.1）2 森くん登場！

「7.2新しい別の窓」（2021.1.1）2 森くん登場！

祝日本一！オートレーサー森且行！

森くんを呼び込むところまでは３人ともバラエティモードだった。慎吾くんも声を張り、つよぽんは「まだ呼ばなくていいんじゃない？」なんて言って。でも、森くんが登場したら、みんな言葉が出ない。この日は裏でも会っていなくて、初めて顔を合わせたのだそうだ。

森「ハグしちゃいけないんでしょ？」

そうなんだよね、以前のようにわあっとハグして喜び合えれば、４人で抱き合ってぴょんぴょんしてキャッキャッして、おめでとう！おめでとう！剛もおめでとう！と（草彅剛結婚が発表されたのは12月30日）祝福の空気感だけで盛り上がれたところ。そばに寄れないいまの状況だと、ちゃんと言葉を出さないと進行できない。

ところが、進行の香取慎吾が舞い上がってしまっている。

慎吾「じゃ、座りましょうか」座ってから、

慎吾「え？（カンペを読んでる）鏡開きするんだね？」目の前に樽酒が用意されている。４人で鏡開きして、初マネキンチャレンジ。ちゃんとポーズ取ってる森くん。４人並ぶと、一番アイドルスタイルだ。顔立ちも体つきも。レーサーとして体重を増やせないという条件ゆえか。つよぽんがいまさら脚の長さに感嘆してた。

CM明け、「やっといまカンペをちゃんと読んだんで、森くんが入ってきたところの感じでやり直していいですか？」と言い出した慎吾くん、

慎吾「アノー、久しぶり！」72時間のとき以来、３年ぶり。

森「またデカくなったね、慎吾ちゃん。72時間のときもそう言ったけど」

そうなんですよ！言ってやってくださいよ！

慎吾「いや、ドラマの役作りで」違うでしょ？

優勝を知ったメンバーからのコメントがうれしかった、泣けたと森くん。

慎吾「このおめでとうツイートを出すとき、時間がかかった。この日本一が、森くんがあの時言っていた日本一なのか、そこまでいかないレースなのかわかんなくて、確認してから出した」

オートレースの仕組みを知らないから、年間何回かあるものだったら違うし？と思ったのね。

慎吾「ネットで森くんの優勝インタビューを見て、約束を果たせたと言ってたから、これなんだ！とわかって、72時間のときに森くんからもらったウィスキーを開けて、それを飲みながらこのツイートを打ったの」

森「ああ、うれしいな」

つよ「僕も、優勝を知ったとき、僕には珍しく何度も打ち直した。ちゃんと見直して、慎吾のも見てから出したと思う」影響が大きいから、慎重になったのね。

ゴロ「僕のは・・・僕のはない」

新しい地図３人としてはコメントを出したけど、ゴローちゃん個人では出さなかった。

ここで慎吾くんが、この場でも自分と違って落ち着き払っているゴローちゃんに絡んで、なんだよ！なんか変な空気！と言い出し、つよぽんは「いや、ごろーさんは実はすごく感極まってるよ、僕にはわかる」と言い返す。なぜか彼らは、オレこそが彼をわかっているのだと言いたがるのである。

この日のゴローちゃんはほんとに、終始、いつもより落ち着いていたのだ。なんだろう？ベートーヴェンだったのかしら。（ベートーヴェンは落ち着いた役じゃないが）

ゴロ「僕だけ連絡先を交換してる」

慎吾「僕には教えてくんない！教えてって言ったら、いやいや、おまえには教えないって！」不満な慎吾！

優勝までを振り返るVTR。「24年前SMAPを脱退し、日本一になると仲間に誓った森且行の軌跡」（普通に、SMAPと出してた。いままでだとグループと言ってた？）

養成所入所の映像が残ってるのは、やはりSMAPの森ということで最初から注目されていたからだろう。それはそれでめんどうなこともあったのかな。

しかし、養成所の厳しい訓練のようすは、木村くんの警察学校ドラマ「教場」さながら。

優勝後のインタビュー、こみ上げる涙の中で第一声が、

森「やっと約束が果たせてよかった」

この喜びを誰に伝えたいか？

森「仲間、ファン、そしておやじに伝えたい」

ゴールの瞬間から記憶が飛んでいて、拍手で迎えられても実感がなく、お立ち台に立ってインタビューに答えたときにようやく気づいた。

ゴロ「じゃあ、用意してた言葉じゃないんだ。仲間って、僕らのことも入ってる？」

森「そう！仲間って（SMAP）みんなだよ！」

SNSで募集した質問で、メンバーをバイクのうしろに乗せるなら？

森「慎吾ちゃんは乗ったことあるよね」

慎吾「しょっちゅうだったよ！」

驚くゴローちゃん。キミたちほんとにお互いのことを知らないのね。

森「ゴローちゃんはバイクなんてダメでしょ？」

ゴロ「ドラマの役では乗ったことあるんだけど」不思議にそういう役が多いのね。

森「やっぱり慎吾ちゃんかな」

いまの慎吾ちゃんを乗せたら、バイク動かないですよ。

でも、実際はプライベートではバイクは乗らないそうだ。

森「スピードに慣れちゃってるから、ちょっと怖いね」

SNSはやらないですか？

森「やり方がわからない。中居くんと同じぐらいアナログだよ」

得意だった料理はいまでもやりますか？

森「自炊はちょこちょこ。太れないから、カロリーの低いもの。夜は炭水化物はいっさい取らない」

慎吾「体重の影響は大きい？」

森「たとえば、60㎏でぴったりのいいエンジンができたというところで３kg痩せると、さらに早く走れる」

慎吾「僕は絶対オートレーサーになれないね！」

レーサーにならなくていいから、太らない方法を教わろうよ！

５～６年で獲れると自信満々だった日本一、20年たち、40歳を過ぎても獲れないとなって、ダメかもしれないと思い始めていた。３年前、72時間の企画で３人と会えて、あそこから焦らず落ち着いてレースに臨めるようになったと言う森くん。すぐ獲れると思っていたのが手が届かない経験が積み重なっていく中で、よく腐らなかったね。

（つづく）