よむよま

よむ・よまない、それから。

シドウとコウジ

2013-09-30 18:22:03 | 見る
先週の「ウチくる?」のゲストが獅童で、お友達出演が耕史くんだった。
獅童が鎌倉を案内して、馴染みのお店で生しらすなど食べてるところへ、
ギター弾きながら氷室京介の歌マネで登場。
(そっち専門になってるじゃない?)(^-^;

「新選組!」で知り合って、当時は犬猿の仲と噂が立った。
電話番号は交換したらしいのです、しかし、
耕史くんが飲みに誘おうと電話すると留守電になってる、吹き込んでおいても返信がない。
それが3回続いた、
土方、キレました、
「いい加減にしろ!」と吹き込んだ。
次の収録で顔が合ったとき、獅童が「怒ってるのか?」と聞いてきた、
周囲が、あの二人まずいんじゃないかと心配した、ということがあったんだって。
ははあ。

スマスマで耕史くんが、
「ぼくは番号交換した相手にはちゃんと連絡するんです。だから、返してこないと腹が立つ!」と言ってたのは、
獅童のことだったか!
慎吾くんが、細かくて優しい子なんですと擁護した、あのときですよ。

耕史くんはとにかく熱いんですよと獅童。
酔っ払うと、浩市さんと獅童と、パンツ一丁で歌ってると言い、
「堺さんなんてパンツまで脱いでる」と爆弾発言してたよ。
ここで中山秀征やらみんなが「倍返し?」と言ったもんで、耕史くんが、
「100倍返しだ!」と堺さんのモノマネして言ったの!
でも、特徴的なその発声は山南さんになってた。(*´ω`)
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初秋

2013-09-29 16:35:01 | 歩く
もう終わりがけだけど、まだ咲いてる彼岸花。
久しぶりに野川公園へ行ってみた。
彼岸花も一番いいときに行き当たるのは、通ってないとだめね。
先週あたりが盛りだった感じ。




栗もたくさん落ちてた。
でも、中身はありません。
いつも、誰が食べたのかと思う。
誰?




今日はまだちょっと暑かった。
秋は来てますが。
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Aスタジオの耕史

2013-09-28 16:50:24 | 慎吾
Aスタジオのゲストに山本耕史。
はじまってすぐ鶴瓶が、
「中居の番組でモノマネしてたやろ」
火曜曲に「ぴんとこな」の玉森くんの応援で出たときのらしい。
鶴瓶師匠、中居くんの深夜のほうの番組見たらよかったのに。
中居くん、笑いすぎて涙流してたんだから。

そしてギターを持たされて、さらりと歌マネを披露。
今回、鶴瓶は三谷さんに話を聞きに行ったそうだ。
(三谷さんもいいけど、慎吾くんになぜ行かないのだ?)
耕史くん、三谷さんに恋愛相談してるの?
なんで?(逆ならわかるが)

三谷さんは、この番組のアシスタント・波瑠ちゃんを「好みのタイプなんじゃないか」と言ったらしい。
スリムなのが好みだから、と。
そうなの?耕史くん。じゃあ、もう電話番号もらった?( *´艸`)

なんで慎吾くんの話になったんだっけ?
理由はなくてもなるんだっけ?
ともかく「新選組!」のときの、慎吾くんと電話番号をめぐる攻防の話になり、
楽屋のダイヤルキーの番号を察知して入り込み、
「おれをなめると、こうなるぞ」と警告を発してから、番号を盗み、
慎吾くんがこっちの携帯を点検して自分の番号を消去し、
しかし、そのときには「ボクはもう覚えてた」。
アドレスは知らなかったので、ショートメールのみのやりとりで、
そのうち慎吾くんが、
「そろそろアドレスを盗んだらどうですか?」と書いてきた、と。

ツンデレの女王、慎吾。

鶴瓶師匠、たまらず、「恋愛関係やん!恋人やん!」とさかんに言ってた。
誰が聞いてもそうとしか聞こえないでしょう?
そぉなんですよ!!(^^)!
最初はともかく、途中からふたりの間のゲームのようになって、
単にいちゃいちゃするための道具になっていってるんですよ。

今回の収録の前に鶴瓶とメールのやりとりしてたとも言ってた。
なんでお互いに知ってるの?

事務所の社長であるお母さんが「耕史はまだブレイクしてない」と言ってるんだそうだ。
えー?土方は?
お母さんはどんな状況がお望みなの?
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大団円

2013-09-27 21:03:16 | 見る
ドラマ「ぴんとこな」最終回は、いろいろあったけど、ハッピーエンド。

すべてを失った一弥はあやめちゃんとやり直そうとし、
しかし、あやめちゃんは恭之助に傾く自分の気持ちに気づき、
しかし、恭之助はふたりのために身を引こうと愛想尽かしをする、という展開になって、
恭之助→あやめちゃん→一弥だった矢印が逆向きにぐるぐるまわり出すのかしら、
アラ、おもしろそ!
と思ったんですけど、そうはならず。

一弥は歌舞伎の世界に戻れることになり、
恭之助とあやめちゃんはめでたしめでたし、となったのでした。

倒れたお父さんに頼まれて、恭之助に鏡獅子を指導する役が、「市川団蔵」と出てたから、
本職の歌舞伎役者ですね。
「なるほど、歌舞伎の人だ」と思った一瞬があったの。
この団蔵さんが、集中に欠ける恭之助に怒って、もうおまえなど見てやらん!と、
さっと立ち上がって廊下を足早に去っていくシーン。
日常的に着物を着ている人の動きだった。
つまりですね、着物を着ていることが足枷になってないというか。(^^;

最後は、病院の屋上に舞台をセットして鏡獅子をお父さんに見せてた。
劇的ねえ!(さすが漫画)
すごく風が吹いてたから、大変だったんじゃない?玉森くん。

けっこう楽しく見ましたが、
耕史くんの役者姿がもうちょっと見たかったですのう。
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半沢は出向する

2013-09-26 20:44:53 | 見る
ドラマ「半沢直樹」最終回は、最後に大どんでんがあるということだったが、まさに。

大和田常務を追い詰め、
同期の近藤さんを守り、
お父さんの恨みを晴らし、
頭取のお覚えめでたい男・半沢、
どんなご褒美の辞令が出るか、副部長か部長か?と思われたのだが、
半沢に下されたのは出向命令。
という終わり方だったのです。

というわけで、これは続編か映画化だろうという感じになっていますが、
私はあんまり希望していませんが、
やったら見ますが。
堺さんには「リーガル・ハイ」があるから、似た系統の演技の半沢はそんなに希望してないの。
ちょっと単純だし。

役員会で大和田常務を追い詰めたとき、
土下座を迫るシーンがすごかった。
もちろん、お父さんの敵討ちの土下座です。
血の涙を流すような堺さんの演技に目が釘づけ。
そして激しい葛藤の末、咆哮しながら膝を屈していく大和田常務。
(香川さん、歌舞伎になってるってば)。

「近藤さん」の滝藤さんがよかったなー。

オネエ黒崎の結婚が問題に絡んでたことが判明したの。
何が驚いたって、黒崎の結婚相手が女だったことよ。
もし、続編やるなら、慎吾くんも出たらいいのだ。二代目黒崎で。
超得意な分野でしょ。( *´艸`)
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西南戦争

2013-09-25 18:36:35 | 見る
大河「八重の桜」は明治10年、西南戦争。

蜂起した西郷たちは「賊徒」と呼ばれる。
「賊徒・・・か」とつぶやく大久保利通。
賊徒と呼ばれるのがどういうものか、わかったかね?

山川浩が、「薩摩人よ、東国武士の刀の切れ味を見よ!」みたいな歌を詠んで、
やっと薩摩と戦える、この戦で会津の名誉を挽回するのだと言うの。
会津人にとって西南戦争はやっぱりそういうものだったのか。

山川の部隊が踏み込んだ場所で、西郷と山川が対面するシーンがあって、
山川に「なぜ、恭順する会津を滅ぼしたのか?いまの世の中は、会津の流した血の上に建っている」と言わせ、
西郷に「旧時代の勢力が結集しては内戦が終わらなかったからだ。今度のこの内戦を最後の内戦にする」と言わせていた。
なんか西郷がすごくすばらしい人物になってるのが気に入らないけど、
でも、会津人の思いが出た回になってたね。

同じ薩摩の大山巌が大将となって斬り込むべく、抜刀隊を編成し、
会津の佐川官兵衛、斎藤一が一番に志願する。
斬り込み隊長となった佐川官兵衛はこの戦いで討死。
阿蘇のふもとに官兵衛の墓があるんだそうだ。

今回はまた、獅童の官兵衛の最後の見せ場でもありました。
10年前、賊軍だった自分が今度は官軍として賊徒を討っている、
官といい賊といっても時の勢い、武士はただ死にもの狂いで戦うだけだと言って、息を引き取るの。
戦場で討ち死にできて良かったと言って。
斎藤一が看取ってくれた、
官兵衛が殿から拝領した刀を持たせてやって。(ToT)/~~~

西郷も死んで、桂さんも死んで、翌11年には大久保も暗殺される。
なんか、残ったのは小物ばかり?
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ウルヴァリン・シンゴ

2013-09-24 20:50:03 | 慎吾
ビストロ別館のゲストにヒュー・ジャックマン、お料理は天ぷら。

慎吾くんが出した天ぷらは、一つはマンゴーとカスタードを揚げたとかで、デザート感覚。
ヒューさん、マンゴー大好きだそうで、すごくお気に召したようすだった。
意外にも甘いもの好きなのね。
もう一つのはウニを使ったもので、これもおいしかったようですが、
しかし、実はヒューさん、ウニは嫌いだったらしいのです。
だから、「ウニはちょっと・・・」と言ってもよかったのに、何も言わずに食べてくれて、
これでウニが好きになったと言って。
ヒューさん、優しいわー、素敵。(*^^*)

おいしいリアクションは映画「ウルヴァリン」から。
鉄の爪を付けて、胸毛も付けて登場した慎吾くん、
判定1位で、ヒューさんからのプレゼントは映画で使った本物の「鉄の爪」!
真田さんと戦ったシーンで使ったものですと言ってた。
大喜びの慎吾くん、サインもしてもらって、
次のウルヴァリンは君だと言ってもらって。
(ゲストに来るスターさんごとに、一緒に仕事しようとか、いろいろ約束してるけど、実現は?)(^-^;

真田広之も呼んだらいいのに。
いつかの韓国のスターのときもそうだったけど、
相手役が真田さんなんだから、呼んで。


前回の50シングルノンストップライブ終了後の5人の話。
スマスマの放送日である月曜日が9月9日の記念日にあたってるのは、
次は6年後なんだって。
そしたら慎吾くんが、
「6年後にシングルが60曲になってると、またこの企画やらなきゃいけないから、
ちょっとずらそう」って。
あまりにしんどくて、もう二度とやりたくない?(*´ω`)
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テルマエな勘九郎

2013-09-23 16:48:53 | 見る
Eテレの「スイッチ 達人達」という対談番組で、勘九郎とヤマザキマリが対談。
ヤマザキマリさんは「テルマエロマエ」の漫画家。
エネルギッシュなまっすぐ前進するタイプの中年女性でしたな。
ヤマザキさんのたってのご希望での対談。
「勘三郎さんが、できた息子たちなんだとおっしゃってた。
そのできた息子さんにお会いしたくて」と。

ヤマザキさんは、お父さんの勘三郎とたまたまポルトガルで知り合いになって、
「テルマエ」を名刺がわりに見せたらおもしろがって、
「これ、阿部ちゃんぽいね」と言われたとか。
勘ちゃんが「プロデュース能力があるんだ」とうれしそうに言ってた。

勘三郎が休演したときの代役「夏祭浪花鑑」は、チケットの払い戻しが多く、
勘ちゃんがんばったけど、お父さんの盛り上げる熱の高さにはやはり届かず、
自分の力のほどを思い知ったようだ。
生きてることのすべてが芝居につながってるんだ、と、最近思うようになったそうだ。
人とのかかわりももちろんだけど、
花でも風でも景色でも、具体的に思い描けなければ、ちゃんと表現できない、と。

いろいろおもしろかったんだけど、
中で、勘三郎が企画していた新作歌舞伎の話が。
勘ちゃんも詳しいことは知らなかったんだって。
この対談の中で出てきて、「ああ!これでやっと(話が)つながった!」と言ったのが、
ギリシャ歌舞伎。
島田雅彦の「英雄はそこにいる」、ヘラクレスを日本に置き換えた話。
島田自身が脚本を書き、美術をヤマザキさんがやって、勘三郎が演出しようと話が決まっていた。
勘ちゃんが言うには、今年の8月に新しい歌舞伎座に初めてかけようとしていた新作が、それだったらしい。
勘ちゃんは、それならぼくがやると言い、ここでヤマザキさんとこの話ができたのは、
この人に話を聞きなさいとお父さんが引き合わせてくれたんだ、とすっかり盛り上がってた。

勘三郎は勘ちゃんの「天日坊」を見たあと「誇りに思うよ」とメールくれたんだって。
そのメールがあるから、携帯は大事にとってあるって。
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映画版「タイムスクープハンター」

2013-09-22 17:07:25 | 見る
今月初め、公開されてすぐ、映画版の「タイムスクープハンター」を見てきた。
NHKの番組から映画化は「サラリーマンNEO」に続いてということかしら。

おもしろかった!

副題が、安土城最後の1日となっていて、信長が討たれたあと、
安土城が燃え落ちた原因は何かという謎が解明される(されたか?)面もある。

やはり長編映画となると、テレビのときのようにエキストラで、
いかにも素人らしく訥々とというわけにはいかず、
演じるのも時任三郎をはじめ、俳優たちなので、スムーズに進むし、
ストーリーもめりはりが必要になるから、
わりと普通っぽくはなってるかな。
でも、ドキュメンタリーですよという臨場感はある。

時任三郎がカッコよかったわー。
時代劇調にならないように気をつけたんだって。
それでも、大きくて強くて律義な武士。

本能寺の変の場面からはじまるけど、信長は出てこない、秀吉も光秀も出てこない、
もっと下のほうの武士と普通の人々。
ただ、信長に呼ばれて「名物の茶器」を持参していた、豪商で茶人の島井宗叱は実在の人で、
この人と茶器をめぐって物語が進む。
宗叱をやってるのが上島竜平なの。
大丈夫なの?と思ったけど、なんと大活躍。
しかも、最初、利己的な感じなのが、危機をともに脱していくうちに、
時任三郎演ずる武士に心服していく。
それがちゃんと出てる。
お笑いの人ってばかにできないね。

もとは武将なのに、野盗のボスになっていて、安土城のお宝を奪いに行く武士が、
嶋田久作で、迫力でしたねえ。

「名物の茶器」を追って、本能寺の変から1980年代へ、
そこから1945年、終戦前の時期へ、
そこからまた戦国時代へと、スクープハンターは飛ぶ。
展開が早くて、あわや!という危機もあり、スリル満点。
おもしろうございました。
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新薄雪物語

2013-09-21 18:15:02 | 見る
18日に、九月花形歌舞伎の昼の部を見てきました。
実は夜の「陰陽師」ほど期待してなかった。
まあ、勘ちゃんも出るし、踊り「吉原雀」もついてるから、行っておこうと。
そしたら、「新薄雪物語」がおもしろかったのです。

事件の発端は、幸伊賀守の娘・薄雪姫(梅枝)が園部左衛門(勘九郎)に惚れて、
思いをかなえてくれと迫る、それを腰元(七之助)と奴(愛之助)が手引きしちゃう。
「菅原伝授手習鑑」に似てる?
左衛門は石部金吉などと言われてる堅い青年なので、拒否する。
すると、薄雪姫は、思いをかなえてくれないなら死んでやると刀を取って脅します。
オイオイ!

左衛門は、「うーん、しょうがないなぁ、じゃあ、忍んで行くよ」と約束しちゃう。
その約束の手紙を落としたために、
それを悪者(海老蔵)に利用されて、大事件になり、
双方の父親が切腹する結果を招いてしまう。

薄雪姫が悪いんじゃん!という話なんですけど、
それはさておき、
発端の物語の一幕の終わりに、奴・妻平に大勢の四天(よてん)がからむ、
大立ち回りがあって、これがすごくおもしろかった。
たいていは捕方ふうの衣装のことが多いけど、
この場の四天は真っ赤な衣装(水垢離を取るような、下着っぽいの)で、
髪もほどいていて、手に手に持っているのは水桶。
なんでだろう?
舞台が清水寺だからかしら。
セリフも「水づくし」の感じだったし。「水関係」の人の設定か?

人数も多く出して、全員で決まるときの形のデザインがおもしろくて、
からみのパターンや動きも派手で、
何度も沸いた拍手は四天を務める大部屋さんたちに向けてでした。

妻平は気分のいい役なのねえ。らぶりんは浮き浮きと明るくやってました。
ストーリーからすると、お仕えしてる者がそんなことするから、
ご主人さまが後でえらいことになるのに、ということなんだけど、
ここの場は、そういうことはいいのよね。(^_^;)

勘ちゃんは、こういう白塗りの二枚目の拵えだと、
母方のお祖父さんの芝翫にそーっくりなんですね。
福助、橋之助という子供たちが似てないのに、隔世遺伝なのね。
私はお父さんの勘三郎のファンではなかったので、
お父さんそっくりの声やセリフ回しは、別に感慨はないの、
アラ、似てるゥと思うだけ。
でも、芝翫はファンだったから、わーと思っちゃう。

左衛門は女のコに逆ナンされて、「そんなに言うなら、まあ・・・」と
イイことしようと思って屋敷に来たところで捕えられて、
おまえたちはこういう悪だくみをしたな、この手紙が証拠だと責められて、
親は切腹する羽目になる、でも、彼、まだ何にもしてないのよ、実は。
これからしようとしてたとこなんだもん。カワイソー。

三幕の、双方の父親が心を合わせて、切腹してから集まる場面。
やっぱり、無理でしょ、それ?
片方の親は自分の家で切腹して、駕籠かなんかでこっちの屋敷まで来てるんでしょう?
ここで長々とふたりで述懐したり、「三人笑い」という、
奥方を加えた3人で、悲しみの涙を笑いに変えようと、笑ったりして、
あげく、彼らはここから六波羅まで行こうとしているんです。
(立ち上がったところで幕ですけどね)

双方の父親は染五郎と松緑、奥方は菊之助。
私は、この場面は見た覚えがあるんだけど、
そのときはたしか、この松緑のお祖父さんの松緑だったと思う。
そのときは泣けたんですね、この場面。
親心に。
今回はちょっと難しかったかな。若さが露呈するね。

悪役と、良い裁き役の二役の海老蔵ですが、
どうもこの人のセリフは、この言い回しで正しいの?と疑問がわいちゃう。
不思議な抑揚だよね。

最後についてた踊り「吉原雀」の勘ちゃんは、やわらかく粋に踊ってました。
七之助はちょっと腰が高くないですか?
この踊りが始まったとき、客席がうるさかったの。休憩時間のおしゃべりのままで。
「わあ、きれい!」とざわざわする、それももちろんあったけど、
そういうのはうるさいと感じないものなのよね。
これは私語。
清元の演奏が始まっても聞き取れなかったくらい。
中央にふたりがせりあがってきて、踊りはじめて、ようやく静かになったの。
あんなうるさい客席は初めてでした。
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