よむよま

よむ・よまない、それから。

クローズアップ

2011-11-30 18:58:59 | 見る
小松左京が亡くなって、
震災後の状況、原発の問題を鑑みるに、
改めて先見的警鐘として思い浮かぶためなのか、
小松左京を特集してくれた番組が良い出来で、うれしい。
「クローズアップ現代」と「あの人にあいたい」という2本を見た。

阪神の震災のあと、小松さんは被災地に行って取材し、また専門家に取材し、
1年間、新聞に連載してたのね。
もし、いま、この年にまだ元気だったらなぁ。
阪神のときは原子力と放射線の問題はなかったからね。
いま、小松左京の眼と耳と、ペンの発信力があったらなぁ。

阪神のとき、絶対安全ということになっていた高速道路が崩壊したのを、
一緒に検証しましょうと高名な研究者に提案したら、その研究者は、
「私たちが考えたより大きな地震が来ただけです。私たちに責任はない」と言って、
小松さんを絶望させたらしいのだ。
番組では、それ以来、小松さんは精神のバランスをくずすようになったというナレーションが。

そんなことがあったのか。。。
どこのどいつだ!

小松さんがずっと提唱してきた、
「大災害の記録とデータは公表され、共有されねばならない」
という言葉がいまさら思い起こされる。
小松さんがよく言っていた「学際」という言葉も。
研究は専門専門になりすぎ、専門外のことと結びつける頭脳もなく、
社会に役立てようとする働きがない。
学問の境界線を取っ払った「学際」的な考えが必要だ、と。

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スペシャル!

2011-11-28 22:06:10 | 慎吾
「プロフェッショナルSMAP」の完全版が放送されるんだって!
12月24日夜7時~10時。
わお!

それから、12月21日夜10時からは、タイムスクープハンターのスペシャルがあるって。
最終回で毒矢が首に刺さったところで終わった沢嶋記者、どうなったの!?

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その日

2011-11-28 21:48:33 | 見る
ドラマ「南極大陸」は犬がどうなるか知ってるから、
最初から「その日」が来るのがヤダナァと思いながら見てた。
堺さんが出てなきゃ、見てないのよ、このドラマは。
そして今回ですよ、来たのだ、その日が。
犬たちは置き去りに。
あーーーもーーーやだ。
堺さん、きっちり憤って泣いて隊長に噛みついてくれてたけど。

激昂する人間たちのシーンに、交互に挟まる犬たちの映像。
なすすべなく氷原を離れていく宗谷、
狂ったように暴れて首輪をはずそうとする犬たち。

やっと終わった、この回。疲れちゃった。
と思ったら、何なの、来週の予告は。1頭ずつ死ぬとこやる気なの?どういう料簡よ(怒!)

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副長対談のないテレビナビ

2011-11-27 16:14:43 | 慎吾
テレビナビはいつも、山本耕史の副長対談(もうこの題名じゃないけど)(忘れちゃったけど)が、
ほぼお目当てで買ってるんだけど、
今号は表紙を見たら「香取慎吾」の名前があったので、
お、今月は両方見られるのねと、ほくほく買ってきたのだ。
慎吾くんはアニメ「もののけ島のナキ」の記事で出ていた。
山寺宏一と加藤清史郎くんと、写真は3人で一緒に写ってる。
なぜか記事は大人ふたりの対談と清史郎くんのインタビューと別々だが。

慎吾くん、録音に行ったら、自分ひとりじゃなくて山寺さんがいて、
「あれ?一緒にやれるんだ!」とびっくりしたんだって。
いまはひとりずつの録音があたりまえなのかな。
山寺さんは逆に、監督がずーっといるのに驚いた。
普通は最初に監督から説明を受けたら、本番は声優だけでやるんだって。
へえ~!

慎吾くんが、声優と俳優の違いを感じたと言っていて、
それは役の衣装に着替えるという行為がなくて本番が始まってしまうこと。
慎吾くんはそれだと「役になるステップ」なしになってしまう。
どうしようか必死に考えて、上着を脱ぎ、裸足になり、体を動かして、
なんとか「ナキ」になったと言ってる。

山寺さんはもらった台本を家で読み込んで、すごく練習して来てる。(当然ですが)
慎吾くんの場合は、現場に到着してからが勝負のヒトだからねー。
でも、そういう何かしらの行為(儀式?)を必要とするということは、
「役づくりなんてしません」と言ってるけど、してるよね。

と、興味深く慎吾記事を読み終わり、耕史くんのページを探したら、これがないのだ!
ま、まさかクビ切られた?何か仕出かした?
びっくりして情報を求めてツィッターを検索したら、
メールで編集部に問い合わせたという人がいて、
今号は編集の都合で載っていないのだそうだ。
えーっ

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スマートなCM

2011-11-26 22:17:53 | 雑記
スマホのCM、オダギリ・ジョー登場で、ぐっと魅力的。
渡辺謙がやって来るオダジョの部屋のセットがとても素敵。
いいねー、あのセット。
映画みたい。
二人の会話もいいし。
いい雰囲気だー。

と、のんきに言っておるが、
わたくしはと言えば、昨日は母の病院でバタバタし、
今日は今日で、実家の網戸洗いと干し柿づくりの日で、バタバタしておった。
はー、しんど。

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新コント

2011-11-25 20:47:00 | 慎吾
今週のスマスマの慎吾くんの新コントは、びっくりのメイクで、
わたくし、首から上は全部つくりものかと思ってしまいましたわ。
チャック・ガス?
元ネタ(ドラマ?)をまったく知らないので、
どこらへんで笑っていいやら、わかりませんでしたけど、
ミョーなおもしろさがありましたわ。

新曲は、つよぽんのドラマ仕立てになってたもんで、ちゃんと聞こえてきてない。(^^ゞ

ちょっとだけ会いたい人コーナーの若い女芸人は、
綾瀬はるかのモノマネをするのに、なぜ「JIN」を選んだのでありましょう。
フジテレビなのに。
どうせTBSドラマでいくなら、「南極大陸」のほうが筋じゃないの?木村くんだし。ねー?
「黒部の太陽」だってあったのになー、と、つい思うのは慎吾ファンだからですけど。

深夜にやってるベビスマ(スマスマでやる企画を検討する番組とかいうのだが)のほうが、
おもしろいのよね。
いっそゴールデンを捨てて、オトナの深夜番組をやるって手もあるんじゃない?
アラフォー世代になりつつあるし。

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ブラタモリ第3シリーズ

2011-11-24 20:14:34 | 見る
ブラタモリがまた始まりましたね。楽しいですね。
動物テーマで、中野と上野。
中野で動物とくれば、「犬」ですな。
犬屋敷があったのよね。
あんなに広大とは知らなかった。
囲(かこい)の地名とか、ちゃんと残しておかなきゃだめよね。

江戸時代の史跡ってほんとに配慮なくつぶすんだから、地名にしたって。
町名や道がわかりにくいとかいう理由で勝手に変えたんでしょ。
もともとがわかりにくいように、まっすぐじゃなく作られた町なのよ。
江戸城は平城、家康は江戸の町ごと、城郭と考えて、わかりにくく作ったんだって。

今度の大津波の考察でやってたよ、
まっすぐの広い道は、そこを津波がまっすぐに上ってきて、
都心部(むかしなら城があるところ)までどーっと侵入してくるって。

さて、ブラタモリ。
上野動物園の話で、新撰組の文字が画面に映ったのだ。
昭和11年の新聞記事。
黒ヒョウが脱走して大騒ぎになったことがあって、
「新撰組二個中隊が出動した」と。
なんと、当時の警視庁特別警備隊が「新撰組」と呼ばれていたんだそうで。
戦時中も、陸軍・海軍ともに、飛行隊で「空の新撰組」と呼ばれていた隊があったというし。
それは市民からの信頼と親しみをこめて、だという話で。
あらまあ!

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三谷幸喜の映画監督日記

2011-11-23 17:09:34 | 読む
三谷さんの「監督だもの」マガジンハウス、ぜいたくな本!
中身がぜいたくなの。
ただの映画のガイドブックにはしたくなかったという意図で、
クランクインからアップまでインタビューをずーっとやってて、
いわばもう一つの密着番組みたい。

マガジンハウスというので警戒したんだけど、この本は良い!
以前、ブルータスで三谷幸喜本が出たとき、気に入らなくて。
作り方はものすごく凝ってたから、取っておきたいと悩んだけど、
やっぱり内容が気に入らなくて、捨てたということがありましたのでね。
この本はいい!

表紙のデザインと題字だけの香取慎吾ですが、本文の中にちらっと名前が登場します。
それはちょっこしうれしい登場です。
こんなふう。
深津絵里を主役に据えたことについて、三谷さんは、自分は説明するのが得意じゃないので、
二言三言ポイントを言っただけで察知して100%やってくれる人だと助かる、
深津絵里はそういう人なんだと言い、
「そういう人はいるんですよ、戸田恵子さんとか香取慎吾さんとか」
うふ。

もう一つ。
山本耕史について、「オケピ!」で初めて使った、そのときは純朴な青年役だったが、
話してみると全然そんなヤツじゃなかった、熱いわ喧嘩っ早いわ、敵を作りやすいタイプ。
「新選組!」が決まったとき、近藤は香取慎吾で土方は彼でいきたいとすぐ浮かんだ。
NHK側はあまり乗り気じゃなかったが、半ばごり押しで決めた。そしたら、
「やはり山本耕史の土方歳三がとても良くて、さらに香取慎吾との関係も良くて」
うふふ。

三谷さんは今回、積極的に飲み会に参加して、スタッフを驚かせたらしいです。
お酒飲まないし、宴会嫌いだし、いままではいっさい出なかった、
でも、危機感を持ったんだって。
このままじゃだめだって。
へえ~。

小日向さんについて、「白小日向と黒小日向があって、今回は黒のほう」という言い方してて、
やっぱりそう思ってるんだァとおもしろかった。

全面的におもしろく読みごたえがあって、至極満足。
できれば、全出演者に「三谷さんをどう思うか」聞いてくれると、なおよかったけど、
それは欲張り過ぎ?

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「国民の映画」の映画

2011-11-22 17:56:46 | 見る
三谷舞台「国民の映画」のDVDが届いた。
早速見ました、非常に楽しんで見ました。
このDVD用の撮影をした本広克行監督と三谷さんとのコメンタリー!
もともと私、三谷コメンタリーが大好き。
その中で、「これはブルーレイのほうがいいですよ、色の深みがちがうから」と言ってて、
それならブルーレイで出してよ、
DVDを見ながらその言葉を聞いてるの、ヘンですわよ。

今回、撮影は、舞台中継方式ではなく、
スタジオに舞台のセットを運び込み、舞台とはまったく別に演じたのだそうだ。
撮影の風景がちょっと入ってたけど、完全に映画の撮影で、
本広監督の「よーい、スタート!」「カット!」の声がかかる。
7台のカメラでそれぞれ全編を撮影し、部分的に別撮りしたところもあり、
編集に1ヶ月もかかったのだそうだ。
七つの画面を同時に見て編集する用の機械を開発してやったんだって。
三谷さんが「なんでそこまで?」と聞くと、本広監督、
「だって、三谷さんの舞台をやるんだから、やりますよー!」と。

初めは、映画の手法をよく知らない三谷さんと、舞台の演出を始めたばかりの本広監督が、
お互いに相手に質問し合ったりしてる。
特に三谷さんは「ステキな金縛り」でカット割りやら映画用語やらに悩んだあとだけに、
次から次に質問してて、オカシイ。
歌舞伎のときも、三谷さん、まったく歌舞伎の知識なく作ってたけど、
映画もそうなんだねー。

作品の中で歌われる「トゥクトゥク」という歌について話している中で、
今年の生誕50年祭のキーワードが「つくつく」なんですと言っている。
えーっ!?

本広監督は、主役は小日向さんなんだけど、終幕になって、
「アアッ?コバさんが主役!?」と、どうしようかと考えちゃったと言ってる。
カット割りして編集してという作業だから、舞台をまるごと見てるのと違って、
主役を切り取る画面になるわけね。
そうね、この舞台のコバさん、ほんとにいいしね。

今井朋彦のケストナー登場シーンで、三谷さんが
「新選組!で徳川慶喜をやってもらって、そのあと消臭将軍になって。
行き着くとこまで行ってましたからね、裸で歌ってた!」
ハイ、たしかに。

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プロフェッショナル三谷

2011-11-21 21:16:07 | 見る
三谷幸喜密着のNHK「プロフェッショナル」
おもしろうございましたね!
ご本人が言っていたように、エッ、こんなとこまで?というカメラ。

「ベッジ・パードン」の稽古風景も、WOWOWドラマの舞台裏も、
(ドラマの舞台裏っておかしいわね、ドラマなんだから、ドラマ裏か?)
(WOWOWの撮影にくっついていってたのね、NHK。もし普通の民放だったら?)
興味深いものでありました。

私が一番、びっくりしたのはプライベート映像でして。
あれこれ大変な中でのある日の三谷幸喜氏、町内会の班長さんなので、
寄付を集めるお役目を務めなくてはならない。
ご近所をまわる三谷氏にくっついてまわるカメラ。
そこでカメラに映った引っ越しトラック。
三谷氏が言う、
「今日、奥さんが荷物を運び出す日なんです」
ゴーン!ほんとに?
それを映しちゃってるの?

まるで三谷喜劇の一場面。
こんな時にこんなことが?と、追い込まれる主人公、
当人がハードな状況になればなるほど、観客からするとオカシクて、という。
やはり三谷さんも、この状況はいつかネタとして使えるかもとは言ってたけども。

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