よむよま

よむ・よまない、それから。

「家族ノカタチ」第7回

2016-02-29 21:17:15 | 慎吾
ドラマ「家族ノカタチ」第7回

浩太の母・めぐみちゃんの「約束」とは、
彼女が一旦あきらめた看護師になる夢を実現することだった。
看護学校の学費をおやじさんが出してやってたの。

大介があれこれ質してもちゃんと答えようとしないおやじさんに、
「こういうときは以前と同じ、だんまりか」と言うシーンとか、
「これは俺一人の問題だ」と突っぱねるおやじさんに、
「その言葉はいままでのおやじにそっくり返したいね」と言うシーンとか、
めぐみに正面切って、結婚詐欺じゃないのか、看護学校うんぬんは嘘なんじゃないのかと問い詰めるシーンとか、
大介がバシバシ言うシーンがとってもよかった。

葉菜子のほうは、仕事の無理がたたって倒れてしまって、
モトダンが病院へ運び込んで助けてくれるの。
この二人のやりとりもよかったし、
おかあさんが、なんでモトダンとうまくいかなかったのか、どうしてもやり直せないのかと聞くシーンもよかった。
ちょうどお見舞いに来ていた大介がそこに居合わせる羽目になって、
微妙な顔をしてて、その大介もよかったの。

めぐみが看護学校に入ろうとしてるのがほんとうだったことと、
(もっとも彼女、受験当日、若い女学生ばかりなのに気おくれして逃げようとしてたけど)
浩太が学校で孤立してた問題が非常にあっさり「友達できた」みたいになってたこととか、
そのあっさり解決ぶりはやはり不満なんですけどね。

それでも、今回はなかなかよかったわ。
めぐみの水野美紀がうまい。
この人、いい女優さんになったのね。ただの美人女優だったのに。

慎吾くんはますますいいです。
大介は最初のころからは考えられないほどおせっかいになってるけど、
それでも人との距離はたいして縮まってないのがリアル。
人の本質はそんなにホイホイ変わらない。

今回見てて思ったんだけど、めぐみは大介のほうが釣り合うよね、年齢的にも。
もしかして彼女のほうが若いとか?
おやじさんは病気らしいから、父亡き後、大介・めぐみ・浩太の3人で一緒に暮らす?
それもいいかも。

タイトルの出し方が、高層マンションの上から、家の字のウカンムリがゴーッと低い音とともに落ちてくるの、
あれ、抑え込まれる感じじゃない?象徴してるのかしら。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラタモリ真田丸スペシャル

2016-02-28 18:27:34 | 見る
ブラタモリだけど真田丸スペシャルだった「沼田」

堺さんがちょこっとビデオで出て、お題(今回のテーマ)の指令を出してた。
しっかりカンペを読む(読み上げる)堺さんを初めて見た。
タモさんに指令出してにっこりしてカワイイ。

沼田城は信繁の兄・信行の城。
なんとタモさん、沼田に思い出があった。
河岸段丘なんだって!ここ。
ブラタモリ名物、河岸段丘!
もう最初からタモさん、河岸段丘で興奮ぎみ。

驚くほど高い崖(段丘崖という)の上が広い広い平地になっていて、
そこに城と城下町を作った。
同じ平地(平地だけど高台)に城と町があるのはとても珍しい。
普通、城は平地には作らないが、ここは全体が高台の上なのだ。
「天空の城下町」

高台の上の町といえば問題になるのは、「水」!
(桑子アナも当ててたけど、私も当てたよ)(この番組で覚えたもん)
ここも川から用水を引いてきて、町じゅうに用水路をめぐらせた。
いまもそのまま残ってるのね。
案内してくれた沼田教育委員会の高山さんがクールな方で、なんかおもしろかった。
タモさんに質問してわからないと、ひそかに喜んで、
「説明する甲斐があります」
いつもどこでも何でもわかっちゃうのを見てたのね。

最初に行ったお寺(信之の正室、小松姫のお墓がある)の住職が、
呼び掛けられて振り向いたらびっくりした顔になった。
「聞いてなかったんですか?」
「女性アナが一人来ると聞いてて。振り返ったらタモリさんが!ブラタモリじゃねえか!って」
ハハハ!

町ごと砦なので、敵が攻めてきた場合、戦いやすいように、道が斜めになっているところがあって、
道が斜めで家が引っ込めてあって、そこに兵士が隠れてて待ち伏せしたんだって。
武者隠しという。
これを説明してくれたそこのお家のおばあちゃんがおもしろくて、
「ここにこう隠れていて、バッと出て、こうやって(突いたり斬ったり)」
「見てたわけじゃないですよね?」(笑)

長い上り坂を上ってきて疲れちゃってる敵を討つという策もあったという、
長い坂に名前を付けてほしいとお願いするクールな高山さん、
ここを観光地にしたいからと。考えたタモさん、
「長坂」
クールな高山さん「う~ん」不満?
「それじゃおもしろくないな、ようやっと坂!」
ようやっと上ったから。
高山さんも「タモリさん命名ようやっと坂!いいですね!それでいきます、観光地」満足じゃ。

明治以降、山奥の高台に町があることで、鉄道も引けず、陸の孤島になりそうだったのを、
電気機関車を引いて乗り越えた。利根軌道という。
「もてつの鉄ちゃん」のところにタモさんが行きました。
模型の鉄ちゃんで、もてつ。
模型といっても人が乗って動くぐらいの大きさで、工場にレールが引いてあって、タモさん大喜び。

最後に、4.3メートルもある大きな天狗の面(?)が登場。
お祭りのときにお神輿として担ぐんだそうだ。
ただし、担ぎ手は女性のみ。
タモさん「ああ、天狗だけに」ニヤニヤ
高山さん「まあまあまあ」ニヤニヤ
桑子アナ「???」
お祭りというのはエロいものなのです。(;^ω^)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「スペシャリスト」第7話

2016-02-27 20:49:24 | 見る
ドラマ「スペシャリスト」第7話
病院が舞台で、宅間(つよぽん)はなんと、白衣持参!
なんでそんなもの持ってるの!?
その白衣をぶわーっと羽織って、「タクマセンセの回診!」なんちゃって楽しそうにやってたよ。

ポンポンポンッと怪文書の謎解きをして、
しかも、またしてもと言うべきか、それが二段階になってて、
今回もまた、くるりっとなった。
集団心理に加えてこのネット社会、スマホまみれの状況も生かして、おもしろかった。

一段階目の犯人が叫ぶ、悲しい恨みを、
「その崖の上の独白は後でいい?」と言い放ち、
二段階目の犯人(つまり真犯人)を追って走り出す宅間に、
拍手して笑っちゃった私!
崖の上の独白だって!
なんというセリフだ。

そして、飄々と一件落着のあと、我妻(夏菜)が言ったの、
「宅間さんて事件を解決したとき、ちょっと残念そうに見える」って。
そしてどことなく怪しい風情で去っていく後ろ姿からのラストシーンは、
宅間の部屋(シャワールームだった部屋?)のロッカーを動かすと、
隠されていたのは、これまでの事件の記事や写真が一面に貼られた壁。
まるで犯人の部屋みたいですよ。

次回は、我々の存在が出てくるらしいが。
ずっと言われてたよね、宅間は犯罪者の心理に寄り添いすぎるって。
宅間はダークサイドに落ちる?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成城におじゃまっぷ、というより山本耕史(つづき)

2016-02-26 21:27:46 | 慎吾
(つづき)

最後の謎は、やはり成城という、大豪邸だったらしいのですが、
慎吾くんが交渉に行ったところ、ケンモホロロに断られたと。
「顔がひきつるほど」ピシャリ!と断られたようで、しょげる慎吾くん。
ここまでで11時間?ぐらいロケしてて、
その間に3人の急遽ゲスト芸人さんたちは一人また一人と離脱していき、
残ったのは山本耕史だけという、最高の展開。
あの初めて耕史くんがゲストに来てくれた新潟ロケのときもそうだったよね、
耕史くんだけ残って男3人になったのがすっごくよかったのよね。

街で集めた謎はこれで終了です、でも2時間スペシャルなのでと、
2人が謎に思ってることを解決することになり、
ここからが本日のハイライトとなりました。

慎吾くんが最初に言ったのは、謎の建築があるんだけど、その場所が、
「福岡」
福岡!?と崩れ落ちたザキヤマがすがりついたもんで、
重さにたえかねてよろけた慎吾くん、並んで立ってた耕史くんの手がスッと背中を支えた。
ふへへへへ

実は新宿方面で謎に思ってる建物なんだと言い、
「ラスベガスみたいなネオンが上についてる、パルテノン神殿みたいな」高層建築、
マンションなのか何なのか謎だと。
耕史くんは、ああ、あれねと言った。
一番よく見える場所を見つけたんだと言う慎吾くんに従って、
成城から神宮前まで車で移動。
降りて歩き出したところで耕史くんが笑いながら、
「成城からここまで、二人、寝過ぎじゃない?」
移動中、爆睡してたらしい。
しかし、その言い方だと耕史くんは寝てなかったのね。
慎吾くんの寝顔を見てたの?ふへへへへ

よく見えるポジションから眺めてから、ともかく行こうと、その高層ビルまで移動しました。
この間じゅう耕史くんは「たしかに不思議だねえ」などと言っておりました。
到着した場所は新宿・富久町。
どうもマンションであるらしい。
帰宅してくる住人の方々をつかまえては、何とか中に入れないかと交渉すること15分、
どうしてもダメとなって、耕史くんの表情が変わりました。
観念した面持ちになったよ。
「ここまで知らない体(てい)でついて来たけど、ここ、めっちゃ知ってるんだ」
もしやして?
「内見したの、53階の部屋」
爆笑!
慎吾くんがずっと気にしていて、東京のあちこちから見えるんだと言って、
一番よく見える場所まで見つけて、パルテノン神殿だのラスベガスだの思っていた、
それが、山本夫妻ご内見のマンションであったとは!
三谷さんも真っ青のコメディ設定。(^ν^)
「何なんだよぉ!」と、途中で買い込んだ鶏皮の揚げたのポリポリ食べながら、
ぐるぐる歩いちゃう慎吾くん。

最初に慎吾くんがこういうビルと言った段階で、あ、あそこのことかとわかったんだって。
でも、「優しいから黙っててくれたんだ!」(byザキヤマ)
慎吾くんは今後、このビルが目に入るたびに、
「あれは山本耕史内見済みのマンション、と思うことにする」って。
あまりに身近な人が関係者で、なんかがっくりきた慎吾くん。
耕史くん、もしここ買ったら絶対呼んであげてね。

最後は耕史くんの謎。
「ここ、富久町でしょ、ボク、地元なんだよ。富久小学校だから」
新宿生まれの耕史くんがよくわからない店があるというので、曙橋まで移動。
もとのフジテレビがあったあたりなので、慎吾くんにもなじみのある街。
店まで歩きながら、耕史くんが酔っ払ってぶつかった電柱など教えてもらい、
ヨッパライコウジがふらふらしてた場所なんだなと理解する。

たどり着いた謎の店は焼き肉店で、でも、ぼろアパート?
お店の人によると、古い感じがおもしろくて借りたんだそうだ。
1階は普通のテーブル席で、2階は個室で宴会中だという。
お客は8人で男女半々と聞いてザキヤマ、
「女子いるの?じゃ、行きましょう!」(笑)
2階に上がっていくと大歓迎、なんと皆さん、成城から来た人たちなんだって。びっくり!
今日行ったマレーシア料理やネットカフェも、みんな知ってたので、またびっくり。

この2階(個室というか、小さい2階なの)は2時間5千円で飲み放題、予約待ち10ヶ月!
なんだけど、この宴会の方々の追加注文ということで一緒にいただいちゃいました。
ここでも慎吾くんの隣にちゃんと陣取ってる耕史くん!
本日のロケはここで終了ですとスタッフの声もかかり、
おいしい焼肉にビール!最高だね!
ご飯3杯ぺろっといっちゃったらしい慎吾くんの隣で、耕史くんはお肉だけ?
ははーん、夜は炭水化物食べないのね?(ニヤニヤ)

いやー、なんとも楽しかったぁ!
慎吾くん、よかったねえ!焼肉・ビール・ご飯のおまけ付き。

2時間スペシャルだから、女優の穴埋めが必要と考えて芸人さんを手配したわけね。
全然、そんな必要ないですよ、山本耕史さえいればいいの。
できたら、二人放し飼いにして。
ザキヤマが手綱持ってれば、大丈夫だから。ヽ(^。^)ノ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

成城におじゃまっぷ、というより山本耕史

2016-02-25 22:33:15 | 慎吾
おじゃまっぷは「成城・祖師谷の謎」だったんだけど、最終的に「山本耕史とともに」という展開に。

成城駅前に慎吾・ザキヤマと山本耕史が立ってます。
まず慎吾くんが「朝早いですけど、フリーザお願いします」
耕史くん、イヤとも何ともなく、フリーザのモノマネ。
次いで、「ゲストの紹介もフリーザでお願いします」
耕史くん、笑いながらもフリーザのマネで、大久保佳代子、椿鬼奴を紹介。
言えば何でもやってくれる。

大久保・鬼奴の二人は、昨夜11時に電話があって、急遽、今日来てくれと言われたんだって。
この後、出てくる濱口優も同じく。
慎吾くんが言うには、女優さんが一人来ることになってたんだ、と。
断わられたの?
ロケ時間が長いわりに、出演場面が(相手方の)都合によりまるごとカットになったりするからだとか?

まずは入居費1億円の高級老人ホームへ。まるでシティホテルのようです。
ともかく慎吾くんが交渉に向かいましたが、長引いてる。
お、やっと出てきた。出てきたら、深々とおじぎした。
その意味は?
慎吾くんは両手でバツを作った!やっぱりダメ?
すると、バツ、バツと両手を動かして三角にした?何なのよ。
それからおもむろに丸を作りました。
OKだけど、場所が場所だから静かにお願いしますということだったらしい。

交渉が長引いてる間、心配そうな顔になってた副長が、
やっと出てきた局長が深々とおじぎしたら、ふにゃんと笑顔になったの。
私は「オレに任せろ」と出て行く勇さんを思い出したりして、ふへへへと思ってたんだけど、
この後、断った女優さんは誰なんだという話になったときに、
「ウチの奥さんにはオファーはなかった」と言ったのよ、
「オレは一緒に出たいけど」ってデレデレ顔で。
なぁに言ってんだろね、このフクチョは!(-_-)/~~~ピシー!ピシー!

この老人ホームは、私、ちょっと調べたことがあります。
入居費1億~4億というのを見て、う~んと思いましたの。
番組で中を見せていただけて、なるほどこれなら億だわねえと思いましたわ。ホホホ。

それから、大きな犬をつれた小柄なおばあちゃんという謎を、
慎吾くんがそこらの人々に向けて大きな声で聞いたら、そのお家の知り合いですという奥さんがいて、
連れていってもらったら、
もう門のところに白いふさふさのピレネー犬がいたの。
大きいけど、かわいいの!
慎吾くんは最初、足元のそのコに気づいて
「うわっ!これ!?」とビクッとしてた。慎吾くんもかわいかった。
でも、このコ、被災犬だったんだって。
福島で飼い主の方が津波で亡くなって、4カ月瓦礫の中をさまよっていたとかで、
縁あって引き取ったときは、ガリガリに痩せて汚れて、何犬だかわからないぐらいだった。
元気くんていうんだって。
よかったね、元気くん。飼い主さん、どうか長生きしてあげてください。

それから、手書きで「インターネット提供できます」と張り紙してある、
古びたボロ家のネットカフェ(パソコンが1台だけあって、一応、ネットに接続してた)や、
不思議なスパイスの匂い漂うマレーシア料理の店や、
回転する大仏のお寺や行って、
マレーシア料理店で食べさせてもらったときは、局副並んで食べてるし、
大仏さまに局長が手を合わせたら、うしろで副長も手を合わせるし、
(局長が上の段、副長が下の段に立ってたの、その構図がすばらしくて!)
あれやこれやよろしかったのですが、実はハイライトはそのあとの夜の部だったのです。

(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「兄と弟、あるいは書物と燃える石」長野まゆみ

2016-02-24 20:57:12 | 読む
長野まゆみ「兄と弟、あるいは書物と燃える石」大和書房

兄と弟がいました、と始まって、でも、それは実は一人の人間で、となって、
ほおほおと思っていると、兄の妻が「夫の死の原因を探る」と奔走しはじめます。
その間、弟が彼女から娘を預かってある人物の家へ行く、というところで、
「その人物は実在しないことを書いておこう」なんて作者に言われて、
ええっ?となって、
あれっ、これって作者が書いてるのか作中人物が書いてるんだっけ?となって、
兄の妻という女性の謎解きがあって、
ああ、やっとわけがわかったと思っていると、
最後の1行で、またええっ?となるの。

謎に満ちた物語と帯に書いてあるけど、満ち過ぎ!
中に出てくる物語、お話が、一つ一つ、存在感があっておもしろいので、
ますますこんがらかる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大河ドラマ「真田丸」第7回

2016-02-23 20:59:05 | 見る
大河ドラマ「真田丸」第7回 奪回
奪回というタイトルだけど、奪回できなかったのだ、信繁は。

北条と滝川一益(段田安則)が戦うのをじっと様子をうかがっていた昌幸は、
滝川が負けたと知って、チャンス到来!
沼田城と岩櫃城と、人質のばばさま(草笛光子)を取り返しに出陣する。
城は落としたが、ばばさまとお付きのきり(長澤まさみ)は滝川一益が連れて行ってしまったらしい。

そこで昌幸は何食わぬ顔をして滝川に会いに行くの。
滝川はまだ、城を取られたことを知らず、よくぞ来てくれたと手を取って感激!
この真田が来たからには北条に一矢報いて見せまするとぬけぬけと言う昌幸、
そのお父さんの顔を驚きあきれて盗み見る信繁。

昌幸は信繁に「ばばさま奪回」を託して(三谷さんは託すのがお好き!)真田へ戻っていった。
滝川軍が小諸城に入ったところでばばさまを奪回するのが作戦。
滝川軍と、もともと小諸城を守備していた軍と、お互いを知らないから入り込めるというのが信繁の読み。
そこはよかったんだけどねえ。

せっかく、ばばさまたちを探し出し、さあ逃げ出そうというときに、
きりが信繁からもらった例の櫛を部屋に忘れて取りに戻ったりしたもんだから、出遅れて、
そこへ滝川の見張りの兵が戻ってきちゃって、
堺さんがうまいこと、小諸軍の者ですぅという顔で応対してるところへ、小諸軍の武将が来ちゃって、
しょうがないから堺さん今度は、滝川軍の者ですぅという顔で応対してるところへ、
滝川一益が来ちゃった!
顔を知られています、お父さんのお供で会ったばっかりです、万事休すです!(><)

ここの、堺さんがあっち側の振りをしたり、こっち側の振りをしたりして、なんとか切り抜けようという、
コメディ演技が最高でした。(^O^)/

このあと、信繁もつかまって人質になっちゃうんだけど、
そのあと、滝川から木曽義昌に譲られちゃって、この義昌がばばさまに頭が上がらない人だったので、
ばばさまのおかげで信繁たちは無事に真田に帰れることになった、
ただし、ばばさまを人質として木曽に置いて。
信繁、何の役にも立ちませんでした。
また、きりがなんだかんだひどいことを言う。
お供の三十郎(迫田孝也)が「やな女ですね」と2回ぐらい言った。
ほんとねえ、これで生涯のパートナーなの?
信繁の正妻はらぶりんの娘なんでしょう?

正妻といえば、兄・信行の病弱な妻、おもしろいね。
長野里見という女優さん、初めて知ったんですけど、うまいね。
今回は一粒一粒ご飯食べてた、食が細いの。

失敗して、目いっぱい落ち込む堺さんが、かわいそうでかわいかった。
くしゃくしゃになってしょんぼりしてた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「家族ノカタチ」第6話

2016-02-22 20:48:23 | 慎吾
ドラマ「家族ノカタチ」第6話

大介の同僚の佐々木(荒川良々)が婚活パーティーで知り合った美人が結婚詐欺だったの。
でも、最初からいかにもだった上に、まわりから止められて、
あっさり未遂で終わっちゃったの。
ちょっとつまんない。
も少し引っ張って、佐々木が有頂天になってるのと、大介が悩んでるのが平行して進んだりすると、
盛り上がりそうな感じだったけど。

大介は、前回、葉菜子に重大な秘密を打ち明けられてしまって、
その重たさにどーんとなっちゃってて、
どう接していいか、うかつなことは言えないし、とか、悩みに悩む。
まじめなのだ。
まじめな上に、人間関係を避けてきたから、鍛えられてない。
結局、元カノ(観月ありさ)のとこに相談に行くの。
彼女と話してるときの大介は正直だし、素直。
(やっぱりこの人にしようよ、大介!)^^;
自分はずるい、弱い、相手を傷つけるのが怖いのはそのことで自分が傷つくからだとわかってる。
元カノに「大介に足りないのは、相手と向き合う覚悟」と言われて、
その後、考えて覚悟ができたらしい大介、
葉菜子に言った言葉は、なんと、
「いつでも何でも、しんどくなったら俺に言えよ。そのときは受け止められる体勢ができてるから」
ええーっ!
いきなり!
そんな極端な境地に?

モトダン(田中圭)のほうも葉菜子に、ゼロからやり直そうと言いに来た。
莉奈(水原希子)は相変わらず。

浩太の母がさかんに「約束」と言われていることが何なのか。
彼女は何をしていて、どうなりたいのか。
一番、注目の人物だわ。

大介の慎吾くんの演技はすごくいいです。
自然で、無理がない。

もし、「いつでも俺に言えよ」と言った大介が、
一晩たって「あ~、俺、なんであんなこと言っちゃったかなぁ~」と頭抱えて悶々としてたら、
もっとおもしろかったと思うなぁ。
人は急には変われない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東野圭吾「マスカレード・ホテル」

2016-02-21 18:51:13 | 読む
東野圭吾「マスカレード・ホテル」集英社文庫

おもしろかった!
帯に「新たなヒロイン&ヒーロー誕生」とあり、新シリーズスタートとなってるので、
これがシリーズになるってことなのかな。

東京の高級シティホテルが連続殺人の次の舞台になるだろうということがわかる。
犯人の残した暗号から、だいたいの日にちと場所だけが特定できたのだ。
しかし、犯人も狙われている相手もわからない。
そこで警察がホテルに潜入捜査することになって物語が始まるの。
フロントやベルボーイに扮して、業務をこなしながら警備にあたる警官たち。
フロントの係になった新田警部補、
彼を「ホテルマンとしておかしく見えないように」指導する優秀なフロントの山岸尚美。
最初、なかなかうまくいかないガタガタコンビがだんだんいい感じになっていくのと、
次第に的が絞られていく緊張感が平行して上がっていく。

ホテルに来るさまざまな怪しい客、ホテルマンたちの応対ぶり。
新田警部補はホテルにいて動けないので、
彼のかわりに外で動ける刑事として登場する「所轄の冴えないオッサン」刑事もいい役割。

東野圭吾の長編は、私の読んだのは「白夜行」とか「容疑者Xの献身」にしても、
重いものが多かったけど、これは軽やかな雰囲気で、楽しめました。

マスカレード・ホテルという題名は、
潜入捜査している警官がホテルマンの仮面をかぶっているという意味もあるし、
ホテルという場自体が、そこにやってくる客もまた日常と違う仮面をつけているようなものだという意味もある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八王子のヒロミ・おじゃまっぷ

2016-02-20 20:21:47 | 慎吾
おじゃMAPの謎マップで、今回は八王子に行った。
ゲストというか、もう一人の出演者はヒロミ。
ヒロミの出身地なんだって。二十歳ぐらいまでいた。
だから、謎の中には知ってる人が出てくるかもと言って始まったの。
いたのよ!ほんとに。
あと「ハッパキラキラき~らきら!」「ハッ!」って言うの。
昔からお祭りとかで歌われてる歌で、八王子の人なら絶対知ってるんだって。
ほんとにみんな知ってたのよ!
「ハッパキラキラき~らきら!」と歌うと、そこらじゅうの人が「ハッ!」と合いの手入れるの。

北島三郎の大豪邸は誰でも知ってて、謎はその隣の大豪邸だというので、行ってみました。
和田と表札が出ている。
ヒロミ「和田・・・もしかして、和田兄弟の和田さんかなぁ。違ったらやだなぁ」
この企画やだねえ、怖いねえと言うヒロミ、それに爆笑してる慎吾くんがエラクかわいくて!(@^^)/
ピンポン押したらお留守だったので、ご近所で聞き込みしてるうちに、車が戻ってきた!
すわ!と走る香取慎吾。
筋肉ついても、走る格好は変わんないね、ほてほてと。ペンギン?ヽ(^。^)ノ
立派なご門の上から覗いて声かけたら男性が出てきてくれました。
顔見るなり、ヒロミ「あ、和田さん!」
和田さんのほうも「あ、どうも!」
へええ、こんなことってあるの?
わけを話して、お家の中を見せてと頼み込み、
「ちょっとお茶ぐらい出して」と厚かましく、
謎の提供者の八王子の若者3人とぞろぞろ上がり込みました。

和田兄弟はアマチュアゴルフで優勝した腕前だそうで、
広いお庭に植えてある芝生はゴルフ場仕様だそうで、練習用のグリーンもある。
富士山が見える。(それは八王子なら見えるわ)
敷地は560坪、数えないとわからない部屋数に、親子3人でお住まい。
会議も宴会もできる大きなお部屋、エレベーター、お風呂にはサウナも。

もともとは隣家のサブちゃんが欲しかった土地なんだって。
サブちゃんはそこに馬場を作りたかったのを地主が断って、その後、和田さんが買ったと。
へええ、馬かぁ、サブちゃん。
このあいだ、耕史くんと一緒に競馬場のイベントに出てたんでしょ。

このほかにきぬた歯科という歯医者さんの看板がものすごい数だという謎とか、
(この歯医者さんもおもしろかった)(数多い看板は男のロマンなんだって)
(ご自宅にも押しかけて、またここが豪邸というロマン)
ユーミンの実家の荒井呉服店が3階建ての大きな呉服店で、
呉服業は斜陽なのに成立してるのかしらと(私が)思ったり、
いろいろ楽しかったけど、その中で、
今回ちょっとおもしろかったのは、交渉したがダメでしたという報告の画面が入ったんですよ。
珍しいよね、それをわざわざ出すって。

2ヶ所あったらしくて、一つは八王子のアーティストにまつわる謎ということで、
慎吾くんが1時間交渉したけど、NGだったんだって。
世の中には触れてはいけないこともあるらしいという意味深なナレーションが入りました。
なんか気になるぅ。
もう一つは飲食店で、こっちはヒロミがガチで怒られたとかで、
「ご迷惑をおかけしました」とナレ。

謎の目的地が大豪邸だと、シンゴ・ザキヤマのMCコンビが、
「あ~、これ、ダメなパターンじゃない?」と腰が引ける場面があるの、
そういうことの積み重ねの結果か。(◎_◎;)

今回、慎吾くん、映ってることを気にしてない顔で、たまたまカメラが近くにあった感じの顔とか、
きれいだったなぁ。
カメラ用じゃないときにカッコいいこと多いよね。

そして次回の予告映像に映っていたのが、
山本耕史だったのだよ!わーい!(^O^)/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする