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「トットちゃん!」21話~23話

2017-11-18 21:48:26 | 見る
ドラマ「トットちゃん!」21話~23話

疎開先では大歓迎というわけではなく、佐々木家のばっちゃと嫁さんは、
当主が決めたからしょうがないという感じ?
トットちゃんは東京でだって「突拍子もない子」だった、まして田舎においてをや。
リンゴの木に話しかけ、「私は黒柳徹子、あなたは?」
佐々木さんが「コウギョクだ」と教えてくれると、
「コウちゃん!」
うーん、まあね。

育ててる牛にも話しかけ、名前を聞く。
それを見たばっちゃが厳しく怒った。
農家は牛を育て、その牛は兵隊さんの食糧になるものだ、名前なんかつけたら情が沸いて、
引き渡す時に辛くなると。
やがて、牛が売られていく直前に、トットちゃんは牛が「助けて」と言っているのを聞き(トットちゃんがそう言っている)
小屋から逃がしてしまって、大騒動になる。
牛は見つかって事なきを得たが、
トットちゃんの感性はすばらしくても、そのままだと飢え死にしちゃうね。

でも、お母さんの朝さんは東京で守綱さんと暮らしていたときのような、「お嬢さん奥さん」ではなくなって、
たくましいバイタリティあふれる人になっていくのね。
守綱さんが帰ってくるまで、自分ががんばらねば。
東京の家が焼けていたら自分が建て直して、守綱さんが帰る家を作っておかなければ。
得意の裁縫でおしゃれなもんぺを縫って、佐々木家のばっちゃも嫁さんも喜ばせ、
村のおっかさんたちにも受け入れられ、農業会(農協?)で働いて、
結婚式があれば歌を歌いに行き、できることは何でもやる。

昭和20年8月、やっと戦争は終わった。
でも、守綱さんはまだ帰ってこない。
昭和23年に画面は飛び、トットちゃんは子役ちゃんから女優さんに変わった。

村の郵便配達の青年が片手がないの。
「片手なくして生きて戻ってくるぐらいなら、死んでお国の役に立つべきだった。
あいつはダメなヤツだ。口をきくな。相手にするな」と村八分に遭ってるというのが、わかりやすく恐ろしい情景。
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