田中雄二の「映画の王様」

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「ミュージックMLB」(NHK)

2024-03-28 22:41:10 | 名画と野球のコラボ

メジャーリーグのスタジアムで流れる曲の魅力に迫るミニ番組。

ニューヨーク・ヤンキース(ヤンキースタジアム)「ゴッド・ブレス・アメリカ」(アービング・バーリン)

 アメリカの第二の国家とも言われる曲。9.11同時多発テロ以後にヤンキースタジアムでも流されるようになったという。この曲が最も印象的に歌われるのが『ディア・ハンター』(78)だ。


サンフランシスコ・ジャイアンツ(オラクル・パーク)「ドント・ストップ・ビリーヴィン」(ジャーニー)

 同点もしくは劣勢で8回裏の攻撃を迎えると、ファンは逆転を信じてこの曲を合唱するらしい。ジャーニーのボーカルだったスティーブ・ペリーは大のジャイアンツファンで、2014年のポストシーズンには球場に現れてファンと一緒にこの曲を大合唱。その年ジャイアンツは見事ワールドチャンピオンに輝いた。


シカゴ・カブス(リグレー・フィールド)「ゴー・カブス・ゴー」(スティーブ・グッドマン)

 本拠地リグリー・フィールドでチームが勝つたびに流れるこの曲は、シカゴ生まれのシンガーソングライター、スティーブ・グッドマンが1984年に発表。この年カブスは39年ぶりのポストシーズン進出を果たしたが、20歳の頃から白血病との闘いを続けてきたグッドマンは、カブスが地区優勝を決める数日前に、36歳の若さでこの世を去った。今永昇太が入団会見の時に引用したことでも知られる。


ロサンゼルス・ドジャース(ドジャースタジアム)「アイ・ラブL.A.」(ランディ・ニューマン)
ニューヨーク・メッツ(シティ・フィールド)「ピアノマン」(ビリー・ジョエル)

 前者には「寒いくてジメジメしているからニューヨークは嫌いだ」という歌詞がある。対するビリーには、「マイアミビーチやハリウッドよりもニューヨークがいい」と歌う「ニューヨークの想い」や「さよならハリウッド」があるのも面白い。何だか巨人ファンとと阪神ファンみたいだ。


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