2006年の松井秀喜ほか
5.12.「松井の連続試合出場記録がついに途切れた…」
ヤンキースの松井が、初回の守備で左手首を骨折し、日米をまたいで継続中だった連続試合出場記録がついに途切れた。もちろんこういう形で記録が途切れたのは残念極まりないが、松井のこれからの野球人生のことを考えれば、これまでも記録継続のためにかなり無理をしたようだから、長い目で見れば記録の呪縛から解放されたことがかえってプラスになるかもしれない。そうとでも思わなければやりきれない。
9.9.「いよいよ終盤戦」
メジャーリーグもいよいよ終盤戦。フィリーズのライアン・ハワードが史上6人目のシーズン60本塁打に近づいている。過去に記録したのはベーブ・ルース、ロジャー・マリス、マーク・マグワイア、サミー・ソーサ、バリー・ボンズだけという大変な記録。イチローの6年連続3割、200安打はちょっと微妙か。そして松井が帰ってくる。やはり彼にはヤンキースのピンストライプのユニフォームがよく似合う。
2008.9.23.「ニューヨーク・ニューヨーク」
ヤンキー・スタジアムでの最終戦でのセレモニーのひとコマ。ホーム付近で並んでいるのはヤンキース歴代の名捕手とゆかりの人々。(左から)エルストン・ハワード(ヤンキース初の黒人選手で背番号32は永久欠番)の娘シェリル・ハワード、殿堂入りの名捕手ヨギ・ベラ(背番号8は先輩捕手ビル・ディッキーとダブルで永久欠番)、サーマン・マンソン(現役中に飛行機事故死。背番号15は永久欠番)の息子マイケル・マンソン、ジョー・ジラルディ現ヤンキース監督。
ほかにも各ポジション別に往年の名選手とゆかりの人たちが集められたという。アメリカはこういうセレモニーの演出が本当にうまい。日本の広島市民球場も今年が最後。ここまでしろとは言わないが、何かやってほしい。