田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

松井秀喜「とうとう日本人がメジャーリーグでも長距離打者に」その3

2021-07-06 19:59:55 | 名画と野球のコラボ

2006年の松井秀喜ほか

5.12.「松井の連続試合出場記録がついに途切れた…」

 ヤンキースの松井が、初回の守備で左手首を骨折し、日米をまたいで継続中だった連続試合出場記録がついに途切れた。もちろんこういう形で記録が途切れたのは残念極まりないが、松井のこれからの野球人生のことを考えれば、これまでも記録継続のためにかなり無理をしたようだから、長い目で見れば記録の呪縛から解放されたことがかえってプラスになるかもしれない。そうとでも思わなければやりきれない。

9.9.「いよいよ終盤戦」

 メジャーリーグもいよいよ終盤戦。フィリーズのライアン・ハワードが史上6人目のシーズン60本塁打に近づいている。過去に記録したのはベーブ・ルース、ロジャー・マリス、マーク・マグワイア、サミー・ソーサ、バリー・ボンズだけという大変な記録。イチローの6年連続3割、200安打はちょっと微妙か。そして松井が帰ってくる。やはり彼にはヤンキースのピンストライプのユニフォームがよく似合う。

2008.9.23.「ニューヨーク・ニューヨーク」

 ヤンキー・スタジアムでの最終戦でのセレモニーのひとコマ。ホーム付近で並んでいるのはヤンキース歴代の名捕手とゆかりの人々。(左から)エルストン・ハワード(ヤンキース初の黒人選手で背番号32は永久欠番)の娘シェリル・ハワード、殿堂入りの名捕手ヨギ・ベラ(背番号8は先輩捕手ビル・ディッキーとダブルで永久欠番)、サーマン・マンソン(現役中に飛行機事故死。背番号15は永久欠番)の息子マイケル・マンソン、ジョー・ジラルディ現ヤンキース監督。

 ほかにも各ポジション別に往年の名選手とゆかりの人たちが集められたという。アメリカはこういうセレモニーの演出が本当にうまい。日本の広島市民球場も今年が最後。ここまでしろとは言わないが、何かやってほしい。

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松井秀喜「とうとう日本人がメジャーリーグでも長距離打者に」その2

2021-07-06 16:41:11 | 名画と野球のコラボ

2005年の松井秀喜

4.6.「松井とイチロー」

 今日も松井は3安打1ホーマー、イチローは内野安打2本で打率5割をキープ。今シーズンは2人でタイトル争いをしたりして…。さて暖かくなってきたので、愛用のレッドソックスのスタジャンもそろそろ季節はずれになってきた。うれしいような淋しいような気がする。

7.28.「野茂 ヤンキースへ」

 

 デビルレイズを解雇され、その去就が注目された野茂がヤンキースとマイナー契約を結んだ。ついに野茂がピンストライプのユニフォームに袖を通すのだ。こうなれば松井と共にぜひワールドシリーズに進んでほしい。さて松井だが、メジャーデビューからの連続出場記録が424試合に達し“ミスター・カブ”こと往年の名ショート、アーニー・バンクス(カブス)の記録に並んだ。まさに無事是名馬、立派なものだ。

9.8.「松井、通算400号」

 松井が日米通算400号を放った。今年はイチローも松井もなかなか波に乗れずに苦しんでいる。特にイチローは連続の200安打と3割が途切れそう。そんな中、松井のすごいところは日米通算連続出場を続けていることだろう。

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松井秀喜「とうとう日本人がメジャーリーグでも長距離打者に」その1

2021-07-06 14:17:07 | 名画と野球のコラボ

 エンゼルスの大谷翔平が、松井秀喜がヤンキース時代の2004年に記録した日本選手シーズン最多本塁打を更新する勢いの活躍を見せ、オールスターへの出場も決めた。

 それについて、松井が「私にメジャーリーグにおいて長距離打者であってほしいと願っていた野球ファンの方々は、私のその姿を残念な気持ちで見られていたと思いますが、今の大谷選手を見て、とうとう日本人がメジャーリーグでも長距離打者となり、スッキリされているのではないでしょうか」と語ったというが、いやいや、松井だって素晴らしい選手だったのだ。

 というわけで、昔のブログ記事から松井に関するものを抜粋してみる。

2004年の松井秀喜

10.1.「松井だってたいしたもんだ」


 イチローのシーズン最多安打記録の更新もいよいよファイナル・カウントダウン=最後の秒読み(というタイトルの面白いタイムスリップ映画もあった)に入ったが、忘れちゃいけないのがヤンキースの松井秀喜である。ちなみにオレは松井も大好きだ。

 昨日のダブルヘッダーでは2ホーマーを放ち、ついに30本越え。プレッシャーの多いヤンキースでクリーンアップを打ちながらの3割、30本、100打点は、まさに立派のひとこと。

 イチローにはマリナーズが似合うとは思いつつ、今年のようにチームがふがいないと、いつまでたってもワールドシリーズには出られない。だからいっそのことヤンキースに移って松井といっしょに外野を固めては…、などと思ったりもする。ファン心理とは複雑なり。

 ところで、我が少年時代のヒーローはONだったが、今はおじさんとなった自分が、遥か年下のイチローや松井にときめけるというのもまた楽しい。自分の野球観戦歴の中で誇れるのは、長嶋さんの2000本安打を神宮で、王さんの756号を後楽園で生で見たこと。そういえば、756の時は、今のイチロー以上の騒ぎだったなあ。

10.20.「ディビジョン・シリーズ、松井大活躍!」「バンビーノの呪い」

 イチローが84年ぶりにシーズン最多安打の新記録を達成したと思ったら、今度はボストン・レッドソックスが85年ぶりに”バンビーノの呪い”から解放される可能性が出てきた。

 バンビーノとは、かの有名なベーブ・ルースのこと。つまりレッドソックスは、ルースを1919年にヤンキースにトレードしてからワールドシリーズを制覇できていない。それで”バンビーノの呪い”と言われるのだ。

 何度かあと一歩のところまでは行ったのだが、何故か最後のツメを誤ってしまう。そこがまたかわいい? とファンは思うらしいが、多くのオールドファンは、生きている間に優勝が見られなかったことになる…。

 今年もリーグチャンピオンシップで、松井の大活躍もあり、いきなりヤンキースに3連敗して、またかと思わせたものの、2試合続けての延長サヨナラ勝ちを含む3連勝でついにタイに。なんだか神がかってきた。いよいよ明日決着。でも、この後まだワールドシリーズがあるのだから、まさに10月のメジャーリーグはテンコ盛りだ。

大谷翔平とベーブ・ルース、そして映画
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/1ba43b752319e46cb2dc1588df7e0de4

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『唐人街探偵 東京MISSION』

2021-07-06 08:54:00 | 新作映画を見てみた

良く言えばてんこ盛り、悪く言えばごった煮

 中国で大ヒットを記録している人気シリーズ「唐人街探案」の第3弾。

 国際的な難事件を解決してきた中国の探偵コンビ、チン・フォン(リウ・ハオラン)とタン・レン(ワン・バオチャン)が、日本の探偵・野田(妻夫木聡)から協力を依頼され、東京にやってくる。

 彼らが挑むのは、東南アジアのマフィアの会長が密室で殺された事件で、犯人として起訴されたやくざの親分・渡辺(三浦友和)の冤罪を晴らすことだった。タイの探偵で元刑事のジャー(トニー・ジャー)も加わり、一同は事件解決に向けて奔走するが…。

 良く言えばてんこ盛り、悪く言えばごった煮。作りは雑だが、何でもありのパワーがある。全体の作りは、ドニー・イェンが主演した『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』とよく似ている。バオチャンがうるさくて少々鼻に付くが、妻夫木とジャーがなかなか面白い味を出していた。

 東京を中心に、日本各地でロケをし、渋谷のスクランブル交差点をセットで再現するなど、中国資本が潤沢な資金を使って撮った映画だが、今となっては、コロナ禍前はこんな能天気な映画が作れたんだなあ、皆楽しそうだなあ、などと複雑な思いがした。

 意外な場面で『人間の証明』(77)のテーマ曲「Mama Do You Remember?」が流れてきたのには驚いたが、あの映画は、『君​よ憤怒の河を渉れ』(76)に続いて中国で上映された日本映画として人気を博したらしいから、こういう使われ方をしたのだろうかと思った。

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「午後のロードショー」『アサシンクリード』

2021-07-06 07:26:29 | ブラウン管の映画館

『アサシンクリード』(16)

ないないづくしのBomb(爆弾)映画
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a5f31a8db23a81f3513a6c2a7e29b7b8

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「BSシネマ」『猿の惑星』

2021-07-06 07:15:57 | ブラウン管の映画館

『猿の惑星』(68)

人間ではない他者と平和を築くことは可能か
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/24026a23be3b2875458ed85a8c30f143

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