田中雄二の「映画の王様」

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【インタビュー】『みをつくし料理帖』松本穂香

2020-10-15 11:17:29 | インタビュー

 先にドラマ化もされた高田郁の同名人気時代小説を、角川春樹監督が映画化した『みをつくし料理帖』が10月16日から公開される。さまざまな困難に立ち向かいながらも、店の看板料理を生み出していく料理人の澪を演じた松本穂香に、映画の裏話や、料理についてなどを聞いた。

「澪はすごいな、と思いながら演じていました」
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1246335

https://bentounohi.jp/mogumagazine_15/

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『エアポート75』

2020-10-15 07:31:22 | ブラウン管の映画館

『エアポート75』(74)(1975.1.2.丸の内ピカデリー)

(1993.8.3.)

 今からおよそ20年前、今はなき丸の内ピカデリーで正月超大作として見た、当時流行していたパニック映画の一本。豪華なキャスティングは、実は地味なニューシネマへのしたたかな対抗策だったことに最近気付いたが、決して美人ではない(失礼)カレン・ブラックが堂々とヒロインを演じているところは、甚だニューシネマっぽいのだから面白い。

 公開時(同時期に『大地震』もあった)には、ヘストン扮する主人公のスーパーヒーローぶり(レスキュー隊員に代わって旅客機に乗り移る)にしらけた思いがしたのだが、実はこのキャラクターにも、古きヒーロー像とニューシネマ的な屈折が同居している。ある意味、激動の60年代とバブリーな80年代に挟まれた、70年代の中途半端さが象徴されているのかもしれないと感じた。

 ジョン・カカバス作曲のテーマ曲も好きだった。

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『眠狂四郎 勝負』

2020-10-15 07:07:13 | ブラウン管の映画館
『眠狂四郎 勝負』(1992.2.)
 
 
 ある日、狂四郎(市川雷蔵)は、勘定奉行の朝比奈(加藤嘉)の命を救う。命を狙われながらも幕政改革に燃える朝比奈に共感した狂四郎は、将軍の息女・高姫(久保菜穂子)や幕府用人の主膳(須賀不二男)らの悪事に挑む…。監督は三隅研次。
 
 雷蔵十八番のこのシリーズは、実のところ子供の目には少々不気味に映り、テレビで見ていて途中で見るのをやめた覚えがある。それは、良くも悪くも東宝の明るく楽しい映画を見ながら育ってしまった性で、それに比べると大映の映画は、映像も音も、暗く重苦しく感じられたのである。だから、このシリーズの魅力にも、大人になるまで気付かなかったのだ。
 
 そして、今回が初対面となったこのシリーズ2作目(加藤嘉がいい!)を面白く見ながら、これは子供が見てもワクワクするような単純な剣豪伝ではなく、エロもたっぷりの、大人のための夢物語という性格の映画だったのだと改めて気付かされた。
 
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【ほぼ週刊映画コラム】『みをつくし料理帖』

2020-10-15 06:11:56 | ほぼ週刊映画コラム

共同通信エンタメOVOに連載中の
『ほぼ週刊映画コラム』

今週は
“現代的な江戸の人情話”に仕上げた
『みをつくし料理帖』

詳細はこちら↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1246152

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