むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

濡れ細る綿毛

2021年05月21日 | 小さな自然
「濡れ細る」と検索すると「濡れそぼつ」の誤用だとする説がある。
「そぼつ」を漢字で書くと「濡つ」つまり濡れに濡れるということ。びしょ濡れになるということだ。
そして「濡れ細る」を辞書で引くと載っていなかった。しかし「濡れ」と「細る」は載っている。
つまり、「濡れ細る」とは、「濡れそぼつ」とは違う意味。つまり「濡れて細くなる」ことなのだ。

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ぷらぷら、ツリバナ

2021年05月20日 | 小さな自然
木からぷらぷら下がっている花がありました。
名前はズバリ、ツリバナ。
あまり目立たない花ですが、花の特徴が樹木の名前になっています。


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『独裁の世界史』本村 凌二 (NHK出版新書)

2021年05月19日 | 読書
独裁だけではなく、民主政、共和政などの利点や欠点を探りながら、その興亡をギリシャからローマ、近代ヨーロッパなどの歴史を見ていきます。
特に、日本人に馴染みが薄い共和政については、理解が深まりました。
一般的に悪政とされる独裁や世襲制も、政治に必要な要素であることもハッキリ書かれていてよくわかりました。
世の中には、底が浅い政治論があふれていますが、基本をしっかり知っておけば、それに流されることもないでしょう。

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ツマキチョウ

2021年05月18日 | 小さな自然
翅の先端にオレンジ色の模様があるシロチョウの仲間です。
あまり見ないですが、それもそのはず、年に1回、春だけ飛ぶ蝶です。

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オトシブミの揺籃

2021年05月17日 | 小さな自然
オトシブミという昆虫がつくるゆりかごを揺籃(ようらん)と言います。
中には卵が入っています。
それが地面に落ちると、昔の手紙のように見えるのでオトシブミというらしいです。
なぜか、たくさん落ちてました。
その姿は、ユニークです。
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『漁師の愛人』森絵都(文春文庫)

2021年05月16日 | 読書
森絵都の軽く読める短編詰め合わせ。
冒頭のプリン3部作は、暇つぶしに読むにはちょうど良い軽さがありました。
「あの日以降」は、東京に暮らす3人の女性が東日本大震災後にどう変わっていったかの物語です。その女性たちだけではなく、周りの男や家族も変わりました。それだけ、大きな出来事だったのだなと実感しました。
表題作「漁師の愛人」は、ほんとうに漁師の愛人が主人公。東京の会社が倒産し漁師になった男についていった愛人とついていけなかった妻との危うい関係と、愛人を理解しない漁村のコミュティを拒否し続ける愛人の変化が描かれています。
社会の暗い側面がテーマになっていますが、両方とも軽く読めるのは文体のなせる業でしょう。

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高立山2021初夏

2021年05月15日 | アウトドア
気温が30度になった夏のような日でした。
家を出るのが遅くなったので、高立山の沢から登るコースを行くことにしました。
タニウツギや藤の花が満開で、それを見ながら大沢を登ります。
舗装された灰ケ沢線を行くと、千貫石線林道(未舗装)にかわります。
沢沿いなのでトンボや蝶が豊富です。
道から沢がそれるので、そこを登っていきます。
何度も小川のような沢を跨いだり、飛び越えたりしながら登る楽しいコースです。
頂上では、風が吹き抜け、木陰も多いので、暑い日には、天国のように気持ちが良いところです。
景色を眺めながら、おにぎりと冷凍イチゴを頂きました。
帰りは、ろう火峰を経由して、堤口へ下りました。

花情報
シャガ、セリなど満開
タニウツギ、藤、カラスザンショウなども見ごろ。
ホウチャクソウ、シシウドなど咲初め。
昆虫
カワトンボ、カラスアゲハ、ツマキチョウ
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冷凍いちごとブルーベリー

2021年05月14日 | グルメ
ふるさと納税でもらった冷凍いちごをタッパーに入れて山登りに持っていくと、3時間くらいで溶けて、口に入れるとシャーベット状になりシャリシャリいっておいしく頂けます。
ブルーベリーのシャリっとおいしくなります。
このシーズンの楽しみの一つです。
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『ピエタ』大島真寿美(ポプラ文庫)

2021年05月13日 | 読書
18世紀のヴェネツィアのピエタ慈善院 が舞台となります。
偉大な作曲家ヴィヴァルディの訃報から物語がはじまります。
アントニオ・ヴィヴァルディは、捨て子の救護施設ピエタで音楽の指導をしていました。そこで育った少女たち(すでに40代のおばさん)のヴィヴァルディ先生の残した数々の思い出とともに生きていくことになるのです。
ヴィヴァルディを敬愛する女たちの友情が静かな、それでいて少し熱があるような感覚で描かれていきます。
貴族の娘が詩を落書きした楽譜を探すことになりますが、その過程で少しずつヴィヴァルディの隠された過去と向き合うことになります。
意外なところから、詩と楽譜が現れてエンディングとなります。
中世ヨーロッパの貴族社会とピエタとコルティジャーナの女性たちが狭いヴェネツィアの町で交わる緊張感が心地いい物語でした。


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ツルニチニチソウ

2021年05月12日 | 小さな自然
欧州の園芸植物が帰化したそうなので、スクリューのような形が美しい花です。
長寿、不死のシンボルとして、魔女のスミレの異名もあるそうです。

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