むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『月の裏に望む』ことは荒太

2023年10月26日 | 読書
いくつもの短編が重なっているので、それぞれの主人公の視点で同じ事象を異なった角度から覗き見ることができるタイプの小説集です。
一つの不倫でも、見る人が違うと、全く別の感情がわいてくる実感が体験できるようになっていました。
人の心を覗き見ることに興味がある人ははまると思います。
わたしは、あまり他人に興味がないタイプなので、こういうことまで考えては生きていませんから、読んでいて少し疲れました。


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