72回目の終戦記念日であります。
72年も平和に暮らせたことをとてもうれしく思います。
わたしが子供だった頃は、終戦後30年くらい。
日清戦争1895年、日露戦争1904年、第一次世界大戦1914年、日中戦争1937年~、太平洋戦争1941年~、なんと頻繁に戦争をしていたのでしょう。
まさか、50歳を超えるこの年まで、戦争を経験せずに済むとは思っていませんでした。
ほんとうにありがたいことです。
周辺での戦争もありました。
朝鮮戦争1950~53年、ベトナム戦争1955~75年、中越国境紛争1984年などですね。
その後、日本がお金を出した湾岸戦争1990年、自衛隊を派遣したイラク戦争2003年です。
あの日以来、一人の戦死者もだすこともなく(細かく言えば、8月15日以降もソ連と戦闘は終結せず、満州、樺太、占守島などで戦死者はでていますし、朝鮮戦争では海上保安庁や民間人が国連軍の掃海作戦で56名が戦死されてまし、韓国の竹島占領時(1953年)に韓国軍の攻撃により44名の漁民が死傷していますし、北朝鮮軍に拉致されたまま戻れなかったり、亡くなった方もいらっしゃるかもしれませんが)平和な暮らしをさせてもらっています。
この平和ができるだけ長く続くように願わざるを得ません。
わたしの目から見れば綱渡りの平和ですから、もう、頑張るしかないのです。
綱渡りの平和はまさにそのとおりだと思います。
尖閣諸島は少しでも隙を見せれば中国が領土侵略に動く動く状況です。
北朝鮮も「ミサイルで東京などを火の海にする」と、地域を名指しして脅迫してきたことがありました。
ぎりぎりのところで何とか平和な暮らしができていますが、自衛隊などの努力によって何とか保たれている均衡です。
この先も何とか平和に暮らせる日々が続いてほしいと思います。
今後、日本近海のメタンハイドレートが実用可能になれば、それを奪うため世界各国が日本に侵略の手を伸ばしてくることは明らかです。
そうならないために、周辺国WINWINの外交を行いながら、抑止力をしっかり維持してもらいたいと思います。