もう、20年以上も床屋に行って顔そりせずに、1000円カットに年3回のみ通っているわたしですので、懐かしさにかまけて読んでみました。
そっか、「美容室」と「理容室」って法律上違う扱いなのね(笑)
顔そりって、そんな効果もあるんだ。
とか、いろいろなうんちくが解って楽しかったです。
床屋っていいなぁと懐かしく感じたことは確かですが、だからと言って何千円も出して行く気にはなれないですね。
上野歩さんの小説を読むのは2冊目です。漫画的な設定とストーリーで大人の読むラノベのような作風でエンターテインメントとして、B級に面白いです。しかし、ちゃんと地に足がついているというか、その業界の中で生きている人が生き生きと描かれているので、元気が出る作品です。
わたしは、こういう作風は大好きですので、また彼の作品を読みたいと思います。
自分も『キリの理容室』読みましたよ。
とても良かったです。
仕事に対する姿勢や人生について考えさせられました。
そのうえ理容師さんのことがよくわかる作品だと思いましたよ。
床屋に顔を剃りにいきたくなるようなお話しでしたね。
お仕事小説は、ためになりますし、学習意欲もかき立てられます。