むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

大峰山(桜公園→願文山→大峰山→法印峰→法印瀑→貝屋集落)

2024年10月06日 | アウトドア
貝屋集落からまずは桜公園へ。
広大な山に100種類を超す桜が植えられているのですが、咲いている木はありませんでした。10月桜と冬桜を期待していたのですが、どちらも11月にならないと咲かないようです。よく考えたら葉が無い時に咲くのが桜ですね。
そこから、願文山へ向かいました。
願文山は、鎌倉時代の山城があったところなので、ところどころにある空堀が行く手を遮り、登山者を楽しませてくれます。

山頂近くに酒匂氏の墓があります。
かなり荒れていますが、承久の乱(1221年)の成り行きが紹介されています。
北蒲原の新潟平野と砂丘の松林、そして日本海。
大峰山に向かいます。この道は初めて。
比較的平坦な道ですが、朝食を軽くしかとっていなかったので、腹が減ってたいへんでした。
展望台に到着。
ここは頂上のようで頂上ではありません。
日本海に粟島が見えます。
海岸の風力発電も見えますが、運営法人に投資してます。
なぜか、りっぱな避難小屋があります。
ここから、しばらく歩くと頂上です。
頂上は地味で狭いのです。
そして、標高が399.5mと、なんとも惜しい高さ。
ここから天然記念物の橡サクラ樹林を回って法印峰まで行きます。
トラバースの連続でかなり疲れます。
山頂をすぎてから登山者とは出会わず静かな山行となりました。
上り下りしながら、法印峰に到着。
この辺の標高は500mで、大峰山より100mくらい高い。疲れるわけだ。
櫛形山には1時間かからず行けるのですが、雲が低くなってきたので法印瀑方面へつづら折りの道を急激の下りることにしました。
小さな沢ですが、たまに飛び越えながら降っていき、たまに滝があります。
緑が美しいのですが、沢沿いにはまだ虫が飛んでいて虫よけスプレーを使いました。
思ったより時間がかかり、かなり疲れました。
おにぎり1個では、エネルギー不足でした。
いつも、パンやおかしを持っていくのですが、今回はダイエットもかねて手を抜いたので、途中で足が止まったりしてしまいました。

トチの実、クヌギのドングリ、山グリなど豊富に落ちていました。
前にクヌギのドングリを拾ってドングリコーヒーを作った時、7割に虫が入っていたので、今回は拾わないでおきました。

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『後悔病棟』垣谷美雨 (小学館文庫)

2024年10月06日 | 読書
主人公は、末期癌患者の病棟に努めるアラサー女医。
彼女は、余計なことを言ってしまって、患者やその家族に反感を持たれてしまう空気が読めない困った医者でした。
患者の胸に当てると心が読める聴診器を手に入れたことで、死期が近い患者の後悔の声が聞こえるようになります。
そして、患者の心の扉を開くことによって、後悔している選択を改めた人生を追体験できる能力を持つことになります。追体験と言っても、心の中での体験ですので、現状は変わらないのです。
さて、その後悔は、正しかったのか。もし、別の道を選んでいたら、ほんとうに後悔しているような人生になっていたのか、それは様々です。
しかし、それを知ることによって、吹っ切れた人生の幕を閉じることになるのでした。
人生の後悔とは、どうってことないことで、なるようにしかならないものです。後ろを振り返るのも大概にして、前を向いて進むが吉。


コメント (2)
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