直木賞受賞作の短編集。
8編の短編が載っていますが、まるで別の作家が書いているように、キャラクターや舞台にバリエーションが豊富で飽きさせません。
だいたい、どれも死者の気持ちが絡んでくるお話で幽霊話も多いですが、泣かせようとする意図が見えすぎる作品もあります。
これを書いちゃだめだろう、読者が思うようにしないと、と感じる部分もありますが、その分、わかりやすいので、そっちの方がジンとくる人も多いようです。
ちょっと、わたしには、分かりやすすぎる作家さんだということがわかりました。
人の死を素直に泣ける人にお勧めです。
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