田舎生活、私の島時間の使い方、考え方、思うこと。
仕事が(飲食店、カラオケ、民宿)とあって働く時間はおもに午後から深夜2時頃まで、寝るのは朝方4時から6時頃、起きるのは昼前かお昼過ぎと言うのが平日の通常パターン、シーズンや週末は休み無し。一般の生活とは逆さまだ、島の経済も悪化の一方、益々厳しくなっていきそうだ。うちもサービス業将来はどうなる事やら、そんな日常の中で最近いろいろ考える。
昼間の空いた時間を使って島中探検が出来る、自然と一体な島だから遊び方はいくらでも発見できる、海へも山へも、その代わり夕刻からのバラエティー番組やドラマは見たこと無い、だから最近の芸能人さっぱり分らない、ニュースはネットで十分だ。
島のほとんどは探検した、季節ごとのそれぞれの場所の変化を見たくてまた探検に行く、それも2・3時間あれば事足りる、庭で野菜の収穫もでき、近くで魚も釣れる貝も獲れる、山に入れば山菜採り、野生の動物色とりどり。
文明の発展で世界中の情報が次から次にあふれている、それを押さえていないと不安になる、だけど知れば知るほど余計不安になる情報だらけ、それに振り回されて狂った行動をする人が増えてきたように思える、世界情勢も地球温暖化もオカシイ。
人類発展と騒いでいるが地球破壊活動以外の何者でもない。奄美で自然を身近に感じる生き方をしているとつくづく自然から学ばされることが多いし癒される事も多々ある。
人が生きていくのに本当に必要なものとはほんの少しでいいような感じがする、それもすぐ身近にあるもので十分なような気がする。だからと言って文明に背を向けて生きる事はもう出来ない、その中から何が必要かをセレクトする価値観が問われるのだろう。
陽が昇り、陽が沈む、月が昇り、月が沈む、季節が移ろい景色を彩る、雨が降り、陽が光を注ぎ全ての生き物に力を与える、その中で人間がやっていい事は何だろう。
都会暮らしでの幸せの条件、田舎暮らしでの幸せの条件、金のある裕福、金の無い裕福、時間に追われる生活、時間に溶け込む生活、たった一度の人生、などと自分に問うこのごろ。みなさんはどう演出しますか?