奄美へのいざない

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奄美の夏 台風通過

2007-07-14 23:44:29 | 写真

 数年ぶりの台風直撃コース、13日は余儀なく閉店としたが、外は暴風雨、窓を少し開けカヌー艇庫が飛ばされるのではないかと頻繁に覗く、突風があたるたびに押さえの角材等が微妙に動く、目と鼻の先だがなすすべもない、頭の中で屋根が飛ぶといくら、カヌーが飛ぶといくら、それらが隣家に当たるといくら、車に当たると・・・などと計算する。ただただ祈るのみ。

 雨も梅雨時期の少雨を穴埋めするかのように土砂降り、裏山の斜面から集められた雨水が側溝から滝のように流れ落ちてくる、土で濁ってないから崩れる事はないだろうと安堵する。

 幸い今年は一度もうちのエリアが停電しなかったためテレビ・パソコン・エアコンと不自由はなかったが、まる一日半監禁を強いられるのは苦痛である。

 台風慣れした奄美の人々は、まるでイベントの設営の様に台風対策を施し、通過後の撤収も半日足らずで済ましてしまう。

 たかが風と水だが自然のパワーがこれらを操ると想像を絶するエネルギーとなり、いくら発展した文明もかなわない、とりわけ台風銀座の島に暮らすには自然に逆らわず、おとなしく従いながら付き合っていくしかない、テレビで被害に遭っている映像が流れるがそれらは全て人の手の加わった物が壊れている。

 思うに昔の人々は自然との暮らし方、付き合い方をよく知っていたのであろう、進歩したのだろうか、後退したのだろうか人間の生きる知恵。

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