どうも、音楽番組などで、アーティストというように、演奏家あるいは歌手(singer)を呼んでいる事に抵抗がある。
自作自演なら、作曲家 songwriterであり、歌手 singerで、芸術家(artist)と呼ばれるのも納得出来る。
でもねぇ・・・なんで歌手(singer)がアーティスト(芸術家)なのか?
よく調べてみると・・・
芸人(artiste )ってのがあるのね。
そうなんだ、芸術家(artist)ではなく、あの人達は、芸人(artiste )なんだって。
しかし、紛らわしい言葉だ。
でも、どちらも普通の人達には似たような物なのか・・・
追伸)
-----2007/03/30
3月末に引退する、世界的なクラッシック オーボエ奏者の宮本文昭氏が、TVに出ていたのだが、その中で、「自分はただの芸人ですから。」というのが印象的だった。
アートとか芸術とかそういうのは、観る(感じる)人の使う言葉であって、それを行なう者が言うもんじゃない。
とくに大物は、謙虚なんだなと思った。
やっぱり私の感じた事は正しかったみたい。
自作自演なら、作曲家 songwriterであり、歌手 singerで、芸術家(artist)と呼ばれるのも納得出来る。
でもねぇ・・・なんで歌手(singer)がアーティスト(芸術家)なのか?
よく調べてみると・・・
芸人(artiste )ってのがあるのね。
そうなんだ、芸術家(artist)ではなく、あの人達は、芸人(artiste )なんだって。
しかし、紛らわしい言葉だ。
でも、どちらも普通の人達には似たような物なのか・・・
追伸)
-----2007/03/30
3月末に引退する、世界的なクラッシック オーボエ奏者の宮本文昭氏が、TVに出ていたのだが、その中で、「自分はただの芸人ですから。」というのが印象的だった。
アートとか芸術とかそういうのは、観る(感じる)人の使う言葉であって、それを行なう者が言うもんじゃない。
とくに大物は、謙虚なんだなと思った。
やっぱり私の感じた事は正しかったみたい。
レンブラントは?
全てを自らが作り出さなければならないのがアーティストだとしたら、画家は土を掘らなければいけないし、陶芸家は薪を割らなければならない。
自らが作詞作曲をしなければならないのであれば、オペラ歌手や役者はアーティストではなくなる。
そこに何を表現するのか出来るのか、それが強ければ強いほどアーティストであると言えるのではないだろうか。表現は伝わらなくてはならない。
たとえば圓生は立派なアーティスト。
表現したい物を表現し、聞く物に訴える力を持つから。
単に表現者というのはマスターベーションに過ぎなくなる。これはアーティストではない。
私感です。
と聞かれると、アーティストと答えるよりも彫刻家と画家と答えた方がしっくりしてしまうのはなぜでしょう?
圓生にいたっては、アーティストというよりも芸能人と言う方が絶対しっくりするし。
HAL_さんの言うように、アーティストというのは、表現した物が伝わる力を持つ者と考えると、これは、表現する側が自ら使う言葉じゃなくて、それを見、あるいは聞いた者が何か感じるものがあった時に言う言葉かなと感じてきました。
アーティストっていうのは、私が思っていたものより、もっと軽い言葉なのかもしれないですね。
それにしても、国内では数年前までは、アーティストと言わずにミュージシャンと言っていたのに・・・
これって流行言葉なのでしょうか?
現在でも、欧米の音楽家は自分の事はアーティストと言わずにミュージシャンと言う人が殆どですよね?
私も、最近の若い歌手の事を”アーティスト”と
呼ぶことに、抵抗があります!!
「はてなダイアリー」でも同じ意見みたいですね。
ウィキペデイアでは、「芸能人」と言ってますね。
なんか、最近はそう言う使われ方みたいです。
まぁ、Artの和訳は、明治時代に出来た「芸術」って言葉で、日本では比較的新しい言葉ですよね。
時代と共に、意味が変わるのでしょうね。
我々が考えているよりも、ずっと軽い言葉と理解した方が良さそうです。
現在では、芸術っていう感じよりも「一発芸」みたいなものを称してアートと呼んでいるような気さえします。
もしかして、西洋での本来の意味はそんな意味だったのかと思わせる程です。
でも、アーティストを自称するとなると、ちょっと抵抗有りますよね。
日本人の、奥床しい感覚は失われて行くのかもしれないですね。
作品は作り手の手を離れた時点で、一人歩きをする。
だから、それをどう感じようと、受取手の自由なのに。
P.S.
でも、本物の芸能人は、Entertainerと自称していると思うので、心外かもしれないですね・・・