医大生・たきいです。

医大生的独言。

母の忠告

2012-07-20 15:04:57 | 医大生的生活

昨晩、友人の部屋で彼が録画してあったトイ・ストーリーの最後の部分だけを少し見た。おもちゃの持ち主である男の子が大学進学の為に家を離れるのだが、別れを悲しむその母親が男の子に抱擁する描写があった。なるほど、これが母性の本能というものか。「母」というものは、息子が立派に育っていってほしいと理性的に考えることと、いつまでも自分のもとに息子がいてほしいと本能的に考えることとの葛藤に闘っているものなのであろう。ならば、母と息子との別れの際にはその葛藤に耐えぬいた力が生み出したありがたい忠告でもあってもよさそうなものである。しかしながら、筆者の母親が云った別れの際の忠告は、



「女の子と会う前の日にはニンニクを食べるな」



であった。流石我が御母堂。感傷もなにもない。実践的かつ有用なアドバイスである。だけれども、かかる忠告を活用する環境にはほど遠く、本日の昼はホルモンがイチ推しのレストランでたっぷりニンニクをいただいてきました。ニンニク大好き。医大生・たきいです。


さて、夏合宿中は5時起床である。早起きはこの世の中で嫌いなものの5本の指に入る筆者であるが、なんとか工夫して、気合を入れて、起きている。親が聞いたらびっくりするであろう。筆者は高校3年間と浪人1年間で似たような通学経路を取っていた為に毎朝同じ停留所から同じ行先のバスに乗っていたのだが、日に日に乗るバスは遅くなり、仕舞には高校一年生のピチピチしていて若々しく希望に燃えていたころと比べて1時間近く遅くなっていた。そんな筆者が自立し、自律し、早朝にひとりで起床していると考えると、己を頼もしく思う。誇らしげな気持ちで朝練午前練を終えて自室に戻って部屋のクーラーのリモコンに手を伸ばせば、衝撃の事実に気が付いた。

なんと、食パンをトースターで焼いたことをすっかり忘れ去り、放置したままだった。なんとも嘆かわしい光景である。所在なさげに佇んでいる食パンが実に惨めであった。どうやら、自立も自律も、その道は険しいようだ。

冷めたパンを頬張って、夜練に向かう。




(目つきの怖い少年の新スキャンダル情報を独占入手した人(笑))







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