医大生・たきいです。

医大生的独言。

KY塾からの手紙

2012-07-21 23:54:29 | 医大生的生活

「けがしている間は筋トレ頑張れよ」と大好きな先輩たちから言われてすっかりその気になっている素直な筆者は、部活が終わってご飯食べから帰ってきた後も、筋トレルームに飛び込んだ。目下、ベンチプレスの重さを挙げていくのが目標である。目指せ80kg。幸いなことにこのところの栃木の気温は、どうも仙台の如く涼しいので少々汗を掻いたくらいでは死にそうにはならないのだが、筋トレを終えて自室に戻れば、爆睡していて気づけば日付が変わっておりました(笑)。医大生・たきいです。

ふとメールボックスに立ち寄れば、一通の封書が入っていた。大きな青い文字で「KY塾」という大手予備校の名前が書かれている。筆者が長い間お世話になったところである。でもなぜ今。そしてなぜ新たな居住地の住所がバレているのだ。よもや夏期講習のパンフレットが入っていたりすることはあるまい。まさか「夏の総復習の為にお使いください『短期集中医科生物学5日間』」とか銘打たれていたら泣きそうになる。大学に入ってからの成績も集計されていたらどうしよう。恐る恐る部屋に戻って怖いもの見たさで封を開ければ、一枚の手紙に図書カード。アンケートにご協力いただきありがとうございました、と書いてある。急に思い出した。世の中には、医学部医学科合格者だけが回答できるという恐ろしいアンケートがあるのだが、図書券がもらえるというので春先に嬉しくなって大学の寮の住所から何からすべて書いたのだった。図書カードで釣るとはずいぶんうまい戦略である。気付かぬうちに完全にハマっていた。心なしかもらえる図書カードの額が少ない気がしたが、そう感じてしまうのは、高すぎる医学部の教科書に慣れて書籍の金銭感覚が麻痺したからか。浪人は自分を追い込んだ辛い思い出だと語る人が大多数な中、結構浪人生活は楽しかったと語る稀有な人物が筆者であるが、予備校の授業が懐かしくなってきた。大学の授業がツマラナイと言いたいわけでは決してないが、世界で一番おもしろい授業は予備校の授業だと思う。一般的な大学で「パンキョー」とか言われるらしい教養科目の授業が予備校講師の授業だったらどんなに楽しいことか。ふつうは予備校という場所は皆が避けて通りたい場所なのだろうけど、筆者は変な人物なものである。さて、仙台に帰ったら遊びに行くことにでもするか。




(万城目学のエッセイを暇なときに読んでいる人)







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