医大生・たきいです。

医大生的独言。

白衣で投票してきました

2016-06-30 23:00:38 | 医大生的生活

英語でプレゼンをしなくてはいけないということで久々に英作文。無生物主語構文とか懐かしいわとかいう残念なことを思いながら受験生みたいに音読の練習までしていったのに、発表原稿を先生に見せたらそのままお読みいただいてしまって、結局発した英単語は“OK”と“Yes”と“No”だけでした(笑)。拍子抜け過ぎる。医大生・たきいです。





大学構内に参院選の臨時投票所ができたということで物珍しくて早速期日前投票で一票投じて参りました。朝早く行っていればテレビカメラがいたとの噂もあって、その時間に行けばよかったと少し後悔。もしカメラを回されていたらなんとコメントしたかなと妄想を膨らませます。とはいえ大学構内なので空き時間に行けるというのが素晴らしい。白衣のまま投票できちゃうという新しいスタイルです。投票所でのお決まりの名前チェックコーナーがありますが、本名を読み上げられつつも明らかに選挙管理員会の方の目線は胸元に。そう、白衣なので名札をつけているわけです。なんだか恥ずかしい。白衣姿のおかげかこれまでの投票より余計に視線を感じる気がします。重いぞこれ。

ネット選挙実施の賛否に関して、ブロガーとしてネットの世界で生きる筆者としては割と支持派ではありますが、投票所の緊張感というのも捨てがたいものかもしれません。

参院選投票日は7月10日。日ごろお忙しい読者の皆様におかれましては期日前投票をどうぞご利用ください。政治的信条をブログで語るつもりは毛頭ございませんが、若者の有権者のみなさま、くれぐれも選挙権の行使だけは怠らぬように。




(投票投票と聞いていたら久々に競馬に行きたくなってきた人(笑))


「えんぱぱ」って何のこと

2016-06-29 23:59:59 | 医大生的生活

研修医の先生方のお疲れなような後ろ姿を見て自分の将来を案ずる毎日であります。医大生・たきいです。




「学生さん」と呼ばれるときは口頭試問が突然始まるときの合図と相場が決まっていて、「学生さん、“えんぱぱ”って何?」というのが今日のお題だった。聞かれてすぐさま勉強不足ですすいませんと開き直るしかない何も思いつかなさだったのだが、分からないなりにも少しは考えてみようと「えんぱぱ」のその略さない名称を推理しようとも、頭の中で


「援パパ」


と変換されてしまう。これが頭から離れなくて非常に困った。援助交際に、パパ活。キラキラ女子たちに今流行りのパパ活。完全にネットの見過ぎである。「援パパ」の語感が強烈すぎて思考が停止してしまった。とはいえ神聖なオペ室において下世話な単語をあまりよく知らない先生に向かって言うわけにはいかないしこれはもう参った。さらには「えんまま」もあるよ、とかいう先生渾身のギャグと思われるジャブも入ってきてもう太刀打ちできない。なんだよ「えんまま」って。

「知らないか。帰ったらすぐ調べなさい」

と一喝され、「すいません勉強してきます」と言い残しこの後クルズスがあるのでと、オペ室を後にした。控室でググる。「えんぱぱ」とは塩酸パパベリン。平滑筋のけいれんを止める作用があるとのこと。なるほど、頻繁にオペ室に通っていないとわからない系薬剤というわけか。覚えましたありがとうございました。

えんぱぱ。響き的に数ある薬の中でも忘れにくいランキングに殿堂入りしそうな予感です。





(英語得意とかほざいていた受験生時代の自分を殴りに行きたい人(笑))

酒を断ち踏ん張った夜

2016-06-28 23:59:59 | 医大生的生活

あと何日で夏休みかなと無意識に考えてしまうこの頃ですが、ふと冷静になってみるとこの思考は毎日を果たしておざなりにしてはいないかと少し反省も見せるわたくしでございます。医大生・たきいです。



親の背中を見て育ってきてしまったせいか、夜パソコンに向かって事務作業をする際には脇に酒を置くという習慣がすっかりできあがっている。親父は焼酎のお湯割りをよく飲んでいた気がするが、最近自分も焼酎の良さが分かってきて血は争えないことを確信した。

遅くとも5時50分起きがマストな集合時間を命ぜられた。とはいえ帰宅したのは19時。飯食って風呂入ったらなんだかんだ21時前になりそうだ。これは呑気に酒を飲んでいる場合ではないし、ギアの上げ時である。いくぞ。交感神経亢進時にはEnterキーを強く叩いてしまうタイプだ。今日は今日中に寝たい。

なんとか25時前にはレポートも形になってほっと一息というところだったのだが、普段からサボっていなかったらこんなに直前になって頑張らなくてよかったのになと一瞬だけ反省はするのだけれど、もうこの習慣は直りそうにもないし、ボーッと酒を楽しむ時間も大切にしたいと思ってしまう。明日こそは開封してしまっている日本酒を味が変わらぬうちに飲み干したいものである。






(TECOM消化目的自主夏期講習計画を思案中な人(笑))

民主主義ってなんだ

2016-06-27 23:59:59 | 医大生的生活

レポート書かなくてはいけないのに、疲労と夜ご飯の作り過ぎによる食べ過ぎとで超眠い。いっそこのまま早く寝てしまって早起きしてレポート書くか、という小学生ごろから成功したことのない計画を今回も思いついたわけですが、そもそも集合時間に間に合うためにはそもそも早起きしなくてはいけないのだったな、と絶望的になっているわたくしであります。医大生・たきいです。



参院選啓発活動が学内でも盛んに行われていて、なんでも大学の中に期日前投票ができるとこのこと。サボらずにきちんと投票には行っているほうだけど、それは楽でありがたい話だ。

これまでどこに投票するか、よりもきちんと選挙権を行使することが大事だ、みたいなことを思っていたのだが最近ニュースで聞く海外の選挙には接戦で決まったものも多いようで、それこそテキトーに投票してしまうことは結構危険なのだと思い知った。

英国のキャメロン元首相が辞意を表明した際に「私は英国民が選んだ道を最大限に尊重する」と言ったらしいけれど、なるほどこれが民主主義なのかと。

……手元のレポートが進まないのは参院選への不安のせいだということにでもしておこう。





(最近睡眠時間長めにとりがちな人(笑))

「春よ来るな」を読んで

2016-06-26 23:59:54 | 医大生的生活

医療業界ネタの多いマンガ業界ですが、次に映像化される作品はどれかが注目です。医大生・たきいです。




さて、本日ご紹介するのは、連載開始時から推していたこの作品。ついに単行本デビューしました!

春よ来るな(1) (KCデラックス 月刊少年マガジン)
草水 敏
講談社


医療モノといえども医者ではなく医大生にスポットライトのあたった作品。現代版『医学生』や『ヒポクラテスたち』といったところでしょうか。

本のそでの部分に原作者の草水敏さんのコメントが。草水さんはフラジャイルの原作者でもあられます。

医大っていう、あんまり知られていないブラックボックス

ははぁ、世間から見ると僕らってそういう存在だったのですね。医学部1~2年次が描かれている第1巻。「“医大生”とはいってもおれたちなんにもできねーよ」という皆が抱く悩みが綴られています。プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも覚悟をもつ。作中の彼らは学年が上がるとどんな人間に変わっているのでしょうか。

小学生のとき、ハリーポッターの成長を自分の成長と照らし合わせながら物語を読み進めていたように、『春よ来るな』も自分と重ねながら次回作を心待ちにしたいものです。第2巻は10月中旬発売とのことで、わたしが大学を卒業するのが先か、あるいは作中の彼らが卒業するのが先か。できたら同じくらいに卒業したいものです。笑






(昼寝し過ぎて参っている人(笑))






フラジャイル 病理医岸京一郎の所見(6) (アフタヌーンコミックス)
草水敏,恵三朗
講談社