医大生・たきいです。

医大生的独言。

プチ断捨離しました

2016-01-31 23:59:44 | 医大生的生活

飲み会の翌日って体重あがりがちでございますね。死ぬまでお酒飲める身体でいるのが人生の目標なので体重コントロールを心がけたいところです。医大生・たきいです。




寮の同じ階に住む男が何やら得意げな様子で自分の部屋の扉を閉めようとしない。さらには部屋に入ってきて欲しそうな雰囲気を醸し出しているから仕方ないから覗いてやった。絶対自分より部屋が汚いと思っていた男である。また「汚い」自慢でもされるのかと思い込んでいたら、想像と180度異なる光景が目に飛び込んできて焦った。どうやら掃除してきれいになったのを自慢したかったらしい。



まさかあいつが。おれもやらねばという危機感がやばかった。正月明けから自分の部屋の混沌さが増していることは自覚していたが、部屋に入ってきた友達に呆れられることもあった。確かに心の中にはそろそろ掃除をしないとマズイという思いもあることにはあった。そしてようやく今部屋の大掃除に着手する決心がついた。ちょっと片づけるくらいでは根本的な解決にはなるまいと、断捨離のノリを覚悟する。

我が部屋のプロブレムリスト上位にあがってくるのが、モノ多すぎ問題である。人の部屋よりモノが多い。捨てる捨てる。とにかく捨てるしかない。明日なくなっても困らないものは捨てるくらいの厳しめの判断基準で攻めた。これくらいの心構えで部屋の掃除に臨むとバンバン捨てられる。躊躇わず捨てていくのがコツである。着なさそう服とかちょっと捨てすぎたきらいはあるが。

久々に見た割と整頓されている自分の部屋。実家の自分の部屋くらいのレベルにはなった気がする。気分がよい。勉強しようという気にもなるし、心から億劫な気持ちも消えていくような気がしている。

「試験前に部屋の掃除がしたくなる」というあるあるを地で行ってしまったこと以外は満足度の高い週末であった。次なる目標は現状維持である。






(のめりこむとハマるタイプな人(笑))

新橋初上陸

2016-01-30 23:59:59 | 医大生的生活



たきい「新橋初めてなんだよね」
友達「嘘でしょ」

それどういう意味ですか。顔は中年です。医大生・たきいです。





これテレビでよく見るSLだ!
クイズ番組で「新橋サラリーマン正解率○○%」とか出てくるやつ。このあたりうろついたらやたらとアンケートさせられそうになったんですけどわたくしは学生です。そそくさと逃げてきました。


この街は安いぞ…!!このあたりが縄張りの医学部の皆様がうらやましいです。

どうして新橋まで来たかというともともと合コンするつもりで予定を空けていたけれどお相手側と都合が合わなくなってしまったので、「女の子よりうまいもの」という方針に切り替えたからなのでした(笑)。先日「イチゲンさん」っていうテレビで見て以来新橋が気になっていたのでこれは行くしかないとベクトルの方向を変えて気分を高まらせたわけです。

イケメン・仕事できる・彼女なしという後輩には期待が空回りさせてしまって申し訳なかったのでまずは美味しいお店に連れて行くことに。

「はあちゅう 新橋 焼肉」

でググって出てきたお店にお邪魔します。





いつもブログで「はあちゅうはあちゅう」書いている割には初めてはあちゅうさんのブログに載ってるお店に行きました。流石ははあちゅうさんオススメのお店で我々以外は本気目な男女でした。

こんな写真、はあちゅうさんのブログにも載ってたなと余韻に浸りながらわたくしは幸せでした。しかし今日の我々はここで終わりません。


ニュー新橋ビル

ここの地下一階!そのうち建て替えちゃうとの情報をいただいていたので早速行って参りました。


ここ楽しい…!!


外国かよ。


ミーハーなので、先日テレビで放映されていた熊本料理「扇里」さんへ。


「意味わからない」と噂のからし蓮根(笑)。因みにたまに医学系の試験にも出ます。


熊本といえば馬刺

と、ここまでは普通っちゃ普通なのですが、このお店は新橋一メニューがごちゃごちゃしているとテレビで言ってました。熊本料理店なのに。

「テレビ観ましたよ!」とスペインとフィリピンのハーフだという噂のママさんに話しかけたら喜んでくれて、裏メニューを出してくれました。


熊本料理店なのに
まさかのナポリタン!
これがうまかった…!リゾットも出してくれて美味だったのですが、こちらは写真を撮り忘れ。ブロガーとしてあるまじき。酔ってたのかな。笑


写真も撮っていただいてありがとうございました!

新橋はいい街でした。

扇里
東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13076952/





(1月も終わってしまうので2月は硬派に生きる方針な人(笑))

「極論で語る感染症内科」を読んで

2016-01-29 23:26:35 | 医学書レビュー

発売前から増刷という噂の今医療業界で注目度の高い本をご紹介。自分がブロガーじゃなかったらAmazonから届いてすぐ読み切るなんてことなかったんだろうけれど、これはもう「プロ」根性みたいなものを自分でも感じてしまいます(笑)。それにあんまり努力しているつもりはないけれど労せず1年間で10冊も医学系の本読み切れたのでブログ式勉強法オススメです。医大生・たきいです。



というわけで本日ご紹介したいのが、これ。

極論で語る感染症内科 (極論で語る・シリーズ)
香坂 俊
丸善出版


今をときめく人気感染症科医師、イワケン先生でお馴染みの岩田健太郎先生の新著。

極論はこれまで、循環器、神経、腎臓と出版されておりますが、このシリーズの発起人は慶應循環器内科の香坂先生だそうで。今まで著者の下に「監修」として香坂先生のお名前がありましが、本書では「監修」が「編集協力」に変わっています。このあたりにイワケン先生の本気が見て取れるのではないかと。

イワケン先生の既刊でオススメなのは個人的にこれ(↓)ですが、

神戸大学感染症内科版TBL: 問題解決型ライブ講義 集中!5日間
岩田健太郎
金原出版


この本を読んで以来、わたくしイワケン先生のファンになっています。BSLの受け持ち症例と関係のあるトピックスくらいはUptoDateに目を通していたりと普段の生活に影響を及ぼすレベルです。

「本書の原稿の多くは、事前にブログやFacebookにアップしたものだ(まえがきより)」とのことでしたが、やはり岩田先生の他書で既出のネタも少なくないように感じてしまったところも否めません。ただしもちろん本書の書き下しの部分もあったのだろうし、自分の頭の中で整理できていないところも多そうなのでこの辺はわたくしの勉強不足なところを見定めたいと。

個人的に読みどころだと思ったのが「筆者談」のコーナー。「イワケンはこう考える」と称して4本のコラムが。「ガイドラインを読み込むということ」「医局と学会」「製薬メーカーとの付き合い方」「リスクマネジメント」、目次にも載らぬこれらのコラムが秀逸でここだけでも一読の価値あり。試験には絶対出ないだろうけれど職業倫理感を養う上でどれも考えていきたい内容です。

イワケン先生の本を読むといつも思うことですが、「頭を使える」医者になるための努力をしなければいけないと強く感じさせられます。1950年には医学知識が倍になるのには50年かかったそうですが、2020年には医学知識が倍になるのには73日しかかからないそうで。暗記の技術ではなく調べる技術こそ重要視される時代は確実にやってきます。さてそのためにはどうするか。

ところで娘さんが溶連菌感染をしてしまって診療所に連れて行ったときのエピソードには少し笑ってしまいました。主治医が処方しようとしていた抗菌薬を「やんわりと断って」別な抗菌薬に変えてもらったそうですが、果たして本当に「やんわり」だったのか気になるところ。笑





(このシリーズは薄さが取り柄だと思う人(笑))

懸垂できるようになりたい

2016-01-28 23:58:31 | 医大生的生活

東京でちょっといいもの食べたいなと思った時には、

「はあちゅう (地名) (食べたいもの)」

でググると何らかのおしゃれなお店情報が手に入るのでオススメです(笑)。週末に予約したんですが天気が心配です。医大生・たきいです。





このところ妙に健康志向が高い我々の班。病院の移動は常に階段で、昼食のチョイスにはサラダを欠かさない。実習が終わってもよくトレーニングルームで顔を合わせます。後々は班全員トレーニングルーム通いする日も近いかもしれません。笑



ところでわたくし昔から「懸垂」ってできなかったんですが、やはり今でもできません。ぶら下がるのが精いっぱいで腕が曲がっていかない。この手の運動って小学生のときの時間の過ごし方がすべてだったのではないかと今さらながら後悔を始めます。

筋肉全体のバランス的に懸垂が優れているというのをこのところ仲間からよく聞きますが、そんなことを言われてしまうと遅まきながら2016年の目標を設定しないわけにはいきません。


懸垂できるようになること


小学生みたいだな。笑





(うちの学年って筋トレ好きな人多い気がする人(笑))

つまらない話を退屈でなくす方法

2016-01-27 23:59:59 | 医大生的生活

フジテレビ水曜夜10時の「フラジャイル」を今のところ毎週観ていますが、こんなにもきちんと観たドラマは恐らく「龍馬伝」ぶりです(笑)。医大生・たきいです。




人の話というのは基本的に聞いていられないものである。



お医者さんがしていく授業なんて、ひどいものには資料を音読して終わりみたいな講義さえあって、あれを寝ないで聞き続けている人のほうがよっぽどどうかしていると思ってしまう。確かに中には思わず引き込まれてしまうような授業も100回に1回くらいはあるのだが、毎度そういうわけにはいかないから後で自分で頑張るしかない人生を生きてきたことになる。今は病棟実習だからしばらくずっと授業聞きっぱなしみたいな環境にはいないからいいんだけれど。

「あ、この人の話つまんない……」と一旦感じてしまったなら、そこからの復活は難しい。単振動する頭。次第に狭くなる視界。あとは精神修業の時間を過ごすのみである。

こういうときに寝ないで話を聞くコツは「質問を考えること」であるという説もあって、それも正しいと思う。しかし、話を聞きながら質問が浮かんできてしまう講義なんてそもそもプレゼンが下手くそなのであって、その時間を耐えながら「質問を考え」られる人はそもそも優等生な可能性が高い。

そこで私はこう主張したい。つまらない話に出くわしたら、「俺がこの話をする係に任されてしまったら資料はこう作り替えて話を流れはこう持っていこう」というシュミレーションを延々と始めてみるのである。100人くらいの聴衆を想像してマイクを握っている自分まで頭の中に思い描くことがコツである。すると途端に今聞いている話の内容を理解せねばという危機感が私を襲う。この資料の構成やデザインはイマイチだ、と連鎖して頭が回ってくるようになる。こうなればしめたものだ。最後まで話を聞くというもともとのミッションは労せずクリアとなるわけだ。

とどのつまりいつも私が言っている話に帰着するようだ。アウトプットの場があるとインプットが豊かになる。そのアウトプットの場というのは実際に用意することなくとも、なるほど頭の中で思い描いてあげるだけで状況は変わってくるというわけだ。






(病院のエレベーターを使わないで階段を使うのがマイブームな人(笑))