医大生・たきいです。

医大生的独言。

VAIO-Fシリーズ-VPCF24AJを復活させました

2015-06-30 23:19:23 | 医大生的生活

小さい頃、父親と一緒にパソコンのジャンクショップとかを巡るのが好きで、WindowsNTという遺跡みたいなジャンクパソコンを分解して遊んだのがいい思い出です。小さいときにそういう経験しておかないとパソコン自分で直そうとかいう気にならないですよね。父親に感謝であります。医大生・たきいです。



大学生必須アイテムのパソコン。よく病院に置いてあるパソコンはキーボードの文字が剥がれているものが多いですが、わたくしの愛機も若干キーボードがテカってきました。iPhoneでブログ書くことも多いけど、基本はパソコンですからね。大学生の中でも打ってきた文字数は多い方ではあるはずです。小学生のときから我が家にはノートパソコンしかなかったので、デスクトップPCにありがちな凹凸のあるキーボードには未だに慣れません。平べったいキーボードが大好き。カルテ書くときに使う病院のパソコンが手に馴染みません。笑

大学に入ってからの相棒はVAIOのノートPC。そのうちSONY時代のVAIOは化石として扱われる日も遠くはないのかもしれませんが、液晶の下にガッツリSONYの文字を残したまままだ使っています。

しかしどうもこのところ動きは悪く、そろそろ移植手術をしてやろうかという運びになりました。現在積んでいるのは500GBのHDD。500GBのSSDへの移植手術を開始しました。

フリーソフトとかでやるのはちょっと怖かったし、USBで新しいHDDに転送するのも時間かかりそうでいやだなぁと思っていたわたくしの救世主がこれ。

玄人志向 HDDスタンド USB3.0接続 KURO-DACHI/CLONE/U3 パソコンなしでHDDのまるごとコピー機能付き
玄人志向
玄人志向


これめちゃくちゃ便利です。差し込むだけでパソコンなしでデータを丸ごとコピーしてくれます。コピー所要時間は1時間30分くらいでした。


1.HDDを出す


2.新旧HDDをスタンドに挿してコピー


で、完了。大したPCの知識が無い筆者でも楽勝でした。

現在このブログも、SSD搭載のVAIOからお送りしております。データ無事でよかった。実感したSSDのメリットは以下の通り。

1.とにかく起動・動作が軽快
想像以上でした。もうハードディスク搭載機なんて使っていられません。交換前まで起動に時間がかかりすぎてIEが立ち上がらないというトラブルを発揮してくれたのがウソのようです。え?、いやいやそこの医大生君、IEって感染性心内膜炎じゃないよ。笑

2.騒音がなくなった
わたくしのVAIOちゃん、フォトショ使ったり裏でYouTubeとか見始めたりすると、「ウィーン」とかいう唸り声を上げ始めてたんですが、SSDに変えたらそんな事象は発生しなくなりました。

3.熱感がなくなった
使い手の情熱を上回るほど熱く燃えていたVAIOでしたが、それも解消。


大学入学時にPCを買った大学4年生のみなさんはそろそろパソコンが悲鳴を上げてきた時期かと思われますが、是非この機会にHDD交換をご検討ください。ちょっと割高だけどHDDよりSSD。SSDはめっちゃ早くてホントにオススメです。無事にVAIOが復活してくれた模様なので、大学生のうちはこれを使い続けようかという計画です。思った以上にSSDがグッドなので、サブ用のThinkPadをSSD改装しようかどうしようか、絶賛悩み中でございます。






(とりあえず医者になったらいいパソコン欲しい人(笑))






ソニー(VAIO) VAIO Fit 15E (15.5型ワイド) ブラック SVF1521BBJ
ソニー
ソニー

『はあちゅう氏が大学生に語ったブログ論』の大学生の正体とは…?

2015-06-29 20:23:38 | 医大生的生活

ブロガー女王のはあちゅう氏から私に贈られた言葉が、彼女のブログのタイトルになりました。はあちゅうさんのファンとして感動しております。質疑応答のコーナーで、友人のみやけよう氏に振ってもらって最後に質問しているのがわたくしです。うーん、GWにわざわざ京都まで行った甲斐があった(笑)。どうぞお読みくださいませ。医大生・たきいです。

「100万人の野次馬より1万人の愛読者」
はあちゅう主義。2015/6/29
http://ha-chu.blog.jp/archives/1032683121.html


全文はこちら↓↓
「お金がない」と言い訳する人は、あってもやらない–はあちゅう氏×ヨッピー氏らが語った夢を叶える方法
http://logmi.jp/69668


当日の模様はこちら↓↓
はあちゅうさんにブログヒットのコツを聞いてみた―医大生・たきいです。2015/5/4

はあちゅう氏って誰だよっていう方はこちらのNHK番組をどうぞ。
http://www.nhk.or.jp/tokkatsu/u29design/?das_id=D0005170415_00000



まずはアクセスを増やそうとか考えないで、自分の想いが伝わるブログっていうのを地道に更新しなさい

というのがはあちゅうさんの教えでした。これからもがんばろ。アクセス解析見るのが日課だからツラいw

地道に。そのために毎日更新というのが自分なりの方法です。

「才能とは、努力を継続する力である」とは歴史的天才将棋棋士の羽生善治さんのお言葉ですが、はあちゅう氏は才能の塊ですね。今はコラムやエッセイに力をメインに注がれているとはいえ、かれこれ10年以上ブログ続けているだなんて。

気づけばわたしも2011年から毎日ブログ書いて、連続更新はかれこれ5年目に入りましたが、ブログという自分の強みを発揮できる場所に出会えて幸せでした。はっきり言って、ブログに出会って人生が変わったとも思っています。宮城県出身のわたし。3.11を経験して、毎日淡々と過ぎ去るのが怖くて手に取ったのがブログでした。ブログを書いていると、毎日をきちんと過ごせている気になるのです。これからも地道に続けていきます。





(月間10万PVは若干盛ったかなと反省している人(笑))







半径5メートルの野望
はあちゅう
講談社

2020年問題

2015-06-28 23:59:59 | 医大生的生活

山場の診療科の実習が終わってやれやれと、ひたすら酒を飲んでいたら気づいたら土日が終わってました(笑)。医大生・たきいです。




団塊の世代が全員後期高齢者に突入するのだという2025年問題は医療業界を悩ませているが、医療業界の卵たちは2020年問題に頭を悩まされている。2020年といえば、

トゥキョー




で有名なお・も・て・な・しの東京オリンピック2020であるが、その年の東医体―東日本医科学生総合体育大会―をどうするか…というのが今から水面下で議論になっている。やれるのか、やれないのか、大会期間中宿泊先は確保できるのか。現時点では不明なことが多いけれど、考えだしたらキリがない。西医体の人にこの話題を話したら、

「ホナ大変やわぁwwww」

と他人事である。我々も東京オリンピックのときすでに医者だし関係ないか~と思わなくもないが、日曜日を潰して会議をやるなんてなんと真面目なことだろう。次期主管校の後輩たちも招いて、会議は3時間にも及んだ。

恐ろしいことに、参加選手数だけで見ると、東医体はオリンピックに勝っている。笑

2015東医体:15,000人
2012ロンドンオリンピック:10,500人

忙しい学業の片手間でこれだけの規模の大会を学生だけの手で運営できているとか奇跡に近い。全体の運営組織が存在することをご存知ない医学部の学生さんも多いでしょうが、実は結構仕事大変なんですよ。笑






(部屋の掃除する時間が欲しい人(笑))







極論で語る腎臓内科 (極論で語る・シリーズ)
香坂 俊
丸善出版

働くと変わるよ

2015-06-27 23:59:59 | 医大生的生活


ただいま研修医1年目の先輩が大学にやっていらしたのでご馳走していただいておりました。いっぱい食えというお言葉に甘えていたら見事に二日酔いと胃もたれです。幸せな日曜朝。医大生・たきいです。




将棋でいうと奨励会三段とプロ四段の差くらい、医学生と医師は違います。

給与、責任感、拘束時間、さまざまなものが医師免許を持つと生まれてきます。働くと変わるよ、とのお話でしたが、確かに想像以上に毎日が変わっていくのでしょう。給与明細を見たらちょっとうれしくなったというお話も。一方で月曜が始まったと思ったら忙しすぎて気が付いたら金曜日まで終わっているという話は怖いです。数年後に始まってしまう研修医生活、ちょっと楽しみなような、怖いような。ついこの前まで同じ大学生だった先輩も、研修医になって顔が凛々しくなったように見えました。

気づいたら卒業だよ、という恐ろしげな一言が。永遠に続くような気がしていた大学生活も気が付いたら折り返しを迎えておりましたが、確かに実習が始まると時間の流れがはやい気がします。気づいたらもう夏だし。

自分も医者になってしまった日には、学生っていいねぇ、というセリフを連発している気がしますが、学生生活のこの時間を大事にしていきたいものです。先輩ごちそうさまでした。








(ラーメン大好き小泉さんみたらすごくすごくラーメン食べたい気分な人(笑))








極論で語る循環器内科 第2版
香坂 俊
丸善出版

【極論】循内回る前に読んでおきたいこの一冊

2015-06-26 20:08:20 | 医学書レビュー

ハードな2週間がようやく幕を閉じました。QOLを完全に犠牲にして異様なエンゲル係数を記録した模様ですが、そこで気づいたことは、本業でいっぱいいっぱいになると部屋が指数関数的に汚くなるということ。研修医になったら悲惨なんだろうなおれの部屋(笑)。医大生・たきいです。






文系タイプの人間なので、「文脈」がないと覚えるのが苦手です。医学部の授業ではレジュメが配られることが多いでしょうが、そもそも文章がそこにはないわけで、そこから文脈を見出すには授業にちゃんと出ていたか、優秀な頭脳の持ち主でなければ厳しいはず。だからこそわたくしは本を読もうかなという方針。しばらく試験もないので、1年間本を読みつつゆったり勉強していこうかなと。

そこでオススメするのがこの一冊。

極論で語る循環器内科 第2版
香坂 俊
丸善出版


医学部業界で今話題の【極論】シリーズでございます。

わたくしより優秀な医学部の学生のみなさんはどんどん読んで欲しいですが、平均的な頭脳の医学部生のみなさんには忠告です。医学部3年生以下の循環器初学者にはあまりオススメできないかもしれません。現場の空気まで伝わってくる一冊なので、なかなかこの本のノリについてこれない恐れがあります。まずは大学の配布資料なり、病みえですよ。

何故かっていうと例えば、

PCIとは

そういうものなのです

(極論で語る循環器内科第2版p.98より引用)


という斬新な説明がありますが、どう考えても初学者向きの本じゃありません。笑

「循環器疾患すっかり忘れてしまったけど、これから循内じゃん!!」

みたいな医学部4、5年生に強く勧めたいです。


自分なりに全力を出し切ったこの2週間でしたが、唯一後悔することと言えば、

【極論】を読み終えてから循内の病棟実習に出ればよかった……

ってことです。復習がてら土日にもっかい読もうかなぁ。このシリーズ気に入りました。後に腎内も回るので、新刊の『極論で語る腎臓内科』もAmazonでポチりました(笑)

この本も素晴らしかったですが、楽しく勉強できたのは、特にチームの研修医の先生方のおかげであります。この場をお借りして感謝申し上げます。







(飲み会3連チャンかましてくる人(笑))






極論で語る腎臓内科 (極論で語る・シリーズ)
香坂 俊
丸善出版