医大生・たきいです。

医大生的独言。

放課後の周期表

2012-07-07 16:36:44 | 医大生的生活

今朝も引き続き、校歌でプラセボ効果キャンペーンを実施した。朝に歌うと眠気が覚める気がするのである。ラウンジで集まって朝っぱらからその歌詞を知る人はほとんどいない校歌を歌う輩はどこにいるのかとお思いであろうが、今朝はラウンジ10人全員集まった(笑)。アホなことを真剣にやるのがたまらなく好きです(笑)。医大生・たきいです。


昨晩、医科生物学の勉強が飽きてきたので、「下ネタで覚える生体構成化学」という実に下らない勉強会を開催した。大学受験生時代からこじつけて覚えるのが好きだったので、その習慣はいまだに抜けていないのである。こじつけには下ネタがよく合う。だがしかし、そうそう単純に学習は進まず、s軌道とかp軌道とかいったあたりで壁にぶつかった。予備校で少しばかり習った記憶がなくもないが、全く理解していない。プリントを読んでもよくわからぬ。生命的な危機を感じた。人間、かかる窮地に追いやられると策を思いつくもので、高校のときの友人にヘルプするという手段を思いつく。理工系の学部に進学した友人は何人も知っている。彼らにとってはsp3混成軌道なんて朝飯前に違いない。持つべきものは友達である。現役でT大に入学し、化学科に進学したいと言っていた友人に電話すれば一発に違いない。でも実は、筆者が浪人時代にその彼にあった時に「たきい、大学とは学問をするために行く場所なんだよ」と説教していただいた経験もあるので、かかる質問を容易には投げかけられぬ。まずは筆者の出身地杜の都と言えばこの大学、T北大を攻めた。

過去問の問題について尋ねる。すると、意外や意外、「ここは自信ないごめん」だなんて言われてしまった。1年間専門的に学習してきた人が即答できない問題を出題するなんて、この大学の出題者は如何ほどの次元の学力を要求しているのか。たった一回きりの、しかも寝ていた授業でそんなことが身につくはずはない。暗雲が漂ってきた。一応原理はなんとなくわかった気もするが簡単ではなかった。今度国分町で会おうと言い残し電話を切り、この問題はあきらめるかという衝動に駆られたが、ちょうどそこでT工大の化学好き人間の存在を思い出す。その彼とは、高2の春の放課後で周期表のゴロ合わせを一緒になって考えた仲である。そのゴロ合わせが下ネタであるとは言うまでもなかろう。高2というより、中2である。因みにそのゴロ合わせはここでは書けるものではない(笑)。高校の教室の後ろの黒板に書いておいたのだが、ずいぶんと懐かしい。男子校だから為せた業であった。

流石T工大と言わんばかりの知識を披露してもらい、おぼろげながら理解した気になる。あとは試験で同じ問題が出題されることを祈るだけだ(笑)。

それにしても、久しぶりに高校時代の友人と話ができてよかった。SNS等でみんなの活躍を垣間見てはいるが、声を聴くというのも、また楽しからずや。一切の損得勘定抜きに本音で語り合える高校時代の友人というのは一生の友人であると筆者は考える。彼は、近々ひとり暮らしを始めるんだと昨日電話で言っていたが、遠征して襲撃してみようかと画策中である。







(7/7だろうと七夕祭りが8月に開催される仙台市民にとっては何の感慨もない人(笑))







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