卒試期間中休みの本日でした。「休み」っていっても一日中勉強ですけど(笑)。医大生・たきいです。
将棋棋士の菅井竜也さんがついにやりました!!
菅井竜也新王位は、なんとわたくしたきいと同い年。岡山県出身の若手強豪棋士としてデビュー当時から注目されていて、いつタイトル保持者になってもおかしくないなと思って応援していました。ついこの前一躍有名人になった藤井聡太四段以上の実力者といっても少なくとも現時点では過言ではないでしょう。1992年生は有名人の数にも乏しくパッとしない学年として平成一桁生まれ界隈の中では有名なんですが(笑)、1992年の星として今後ともぜひご活躍を期待しております。
平成将棋界の大天才羽生さん相手に圧巻の内容でした。戦型は昔でいうところの「力戦振り飛車」で、「左金」の使い方が印象に残るシリーズでした。普通は守りに使う駒なんですが、盤上を制圧する大活躍ぶりで、しかも自然に自分の王様の方に寄せてくるというなかなかアマチュアには真似できない巧みな技でした。大山康晴十五世名人的指しまわしともいうべきでしょうか。大山先生も菅井新王位と同じ岡山出身です。変幻自在な盤上の駒たち。どっぷりと構えているその陣形は、どちらがタイトルホルダーでどちらが挑戦者なのか混乱してしまいそうになるくらい。金が立つ振り飛車陣からは「老獪な将棋指し」という印象を受けてしまいます。盤にならべて鑑賞したい将棋っていう感じで、改めて将棋の奥深さを感じました。振り飛車ブームもまたくるかもしれませんね。
同い年が活躍しているのを見ると、いい意味で刺激になります。おれもがんばろ。
(昔と比べると暗記力が落ちたことを痛感している人(笑))