医大生・たきいです。

医大生的独言。

不運な男

2012-07-17 22:56:52 | 医大生的生活

今更ながら、初めてSuicaを手に入れた。仙台はSuicaが使えるのかと随分と東北を蔑んだ発言を関東人から受けたが、使えるはずである。筆者が有していなかったのは、Suica非対応の仙台市営地下鉄に4年間も愛乗していた為だ。今日はそのSuicaを鳥取の友人他と一緒に購入。早速それを使用して帰る。雨がふと上がった頃合い、大学最寄りの駅に着く。ワンタッチで改札を通過できるというのがまるで文明人である。すると、何やら後ろのほうでざわめきが。気付けば、鳥取の人が改札に詰まっている。何故行くときには入場できていたのに今詰まっているのだと不思議に思えば、彼の手元には「ゆうちょ」のキャッシュカードが(笑)。なんというか流石鳥取という感じである(笑)。彼は「「足銀」じゃなくて「ゆうちょ」だったんだ」と弁明していたが、それが余計に痛い。医大生・たきいです。

さて、午後になってから起床するという人にあらぬ生活を始めてしまった夏休み1日目であるが、ラウンジに顔を出せば早速「カラオケに行かないか」と誘われたので速攻快諾。各地で猛暑というニュースがやっているテレビを消し、徐に寮を出て自転車にまたがった。

自転車を駅の近くに止めて小山へと電車で向かう。着けばちょうど昼時である。地元人の紹介で奮発して鰻屋に入ろうとしたのだが、「二十云年間のお引き立てありがとうございました」という閉店の張り紙や、着いた瞬間に暖簾が下がるという波乱ぶりで結局炎天下の中5軒もめぐる羽目になる。今日の地元出身の彼の悪運ぶりといったら凄まじいものがあった。仕方なく着いたのは吉野家で、普段なら牛丼特盛でも食うかというところであるが、今日は口の中が鰻の準備をしていたので吉野家で鰻丼を食らう。昔仙台で食べた吉野家の鰻丼はゴムみたいな食感で嫌だった記憶があるのだが、そのときよりも焼き方がうまくなっている気がした。流石は味の吉野屋。それにしても吉野家で1000円を使うというのは前代未聞だった。

カラオケはかなり久しく行っていなかった。大学に入ってからははじめてだった。オールジャンルの歌を歌うという器用さをこの大学でも見せつけながら気持ちよく歌う。やはりカラオケはよい。また行きたいものだ。

帰りの電車の車中。お疲れの様子の地元出身の彼。深く眠りに耽っている様子の彼を確認すれば、悪ふざけを思いついた残りの3人は、目を合わせてその悪ふざけの意思を確認しあい駅についても彼を起こさずこっそりと下車。しかしながら、「電車は慣れている」と語る彼は起きてしまった。悪ふざけが成功せずにちょっぴりがっかりな3人。

しかしながら、不運な男はこれで終わらなかった。改札に向かう途中で焦り始めた彼は言う、「ケータイ置いてきた」。幸いケータイは隣駅に届けられていたらしく、苦笑いする彼はホームに戻って行った。なるほど、不運な人というのはどこまでいっても不運であるものなのだ。






(柄にもなく「部屋とYシャツと私」を歌ったら90点取った人(笑))








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