医大生・たきいです。

医大生的独言。

差し入れ

2013-05-31 20:45:51 | 医大生的生活
今日で5月も最後ですか。一年生が入学してきたのはもう遠い昔のようですが、大ラウンジで1年生女の子たちが踊っている様子は初々しくて眩しくて。それとも自分がすでに親父ということか(笑)。医大生・たきいです。


さて、解剖のテストを終えて。29:00就寝8:00起きで直前まで頑張りましたがテスト本番はあれなんだっけこれなんだっけ…のオンパレードでなんだか残念な感じです。一回じゃ覚えられませんでしたね。とほほ。テストの戦略的にはイラ解通読しておきたかったと後悔。解剖学講義は大体読んだんですけど知識の整理が甘かった。

テスト期間で苦しんでいる人がいると、この大学というのは相互に扶助し合う関係が整っている。それを「差し入れ」といって、いろんな人が食べ物なり飲み物なりのプレゼントをくれる。ありがたい限り。遅くまで頑張れたのも差し入れのエスカップのお陰である。

こんなにも差し入れをいただくと試験を通さねば頭があげられないのだが、どうなることやら。

印象的だったのは、これ。チョコの箱にでっかく、


「これ食って太れ!!
てすともがんばれ(^o^)!!」


と、ある。太れとは余計なお世話である。しかしかく言うその彼女もバイト先で「太ったね」と言われたらしいから人のことはとやかく言えまい。

さておき、試験勉強で滅入っているところで感じる優しさというのもありがたいものだ。おれもなんかあげなきゃな。





(将棋の名人戦は羽生さんにもう少し頑張ってもらいたかった人(笑))







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細かいことは気にしない

2013-05-30 13:42:29 | 医大生的生活

やればやるほど解剖学の定期試験への不安はのしかかり、過去問を丁寧に見れば見るほど絶望的な気持ちになってゆく。膨大な量に辟易しまったか弱き人間は精神的に追いやられ、鬱積した思いに苛まれるばかり。しかし、そんなときこそ人にやさしくあることのできる人間にわたしはなりたい。けれど本日の夜は某塾の教室の片隅に座らされている予定のわたくしは、極限の集中力を見せつけて質問こないでねオーラを振りまきたいという矮小な心を持ち合わせているから(笑)、筆者という人間もまだまだです。医大生・たきいです。


さて、最近頻繁にオープンしている「たきい食堂」。筆者のラウンジに勉強しに来ている男に作ってあげている。流石に食べさせすぎている気もしてきてそろそろ金をとろうかなというところだが、細かいことは気にしないのが精神衛生上はよい。昨晩のメニューは餃子。




うおー、羽根まできれいに焼けました。宇都宮の餃子を支持するわたくしでありますが、もやしが乗るのは浜松のものだったかと。浜松は宇都宮から餃子日本一の称号を奪い取った憎き町。しかしこれまた細かいことは気にしないのが精神衛生上よいのであります。とりあえず、このところ悩んでいた餃子を焼くときの水の量が感覚的にわかってきた模様。

しかし、解剖学の過去問を研究するに、「餃子のおいしい作り方」は出題されている傾向がないようなので、再びお勉強に戻るわたくしでありました。。。





(某将棋新聞の年間定期購読の更新をするかどうか迷っている人(笑))




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味気ない医学用語をおいしくいただく

2013-05-29 15:33:51 | 医大生的生活

試験勉強の差し入れで、ペヤングソース焼きそばをいただいた。一緒についていたのはプラスチックのフォーク。んー、俺は割り箸派かな(笑)。医大生・たきいです。


解剖の試験は日に日に迫る。みんなが読んでいる書物に「イラカイ」と呼ばれる安直本がある。ラテン語も含めて暗記されていたセンセイ方に見せたら殴られそうな一冊である。巻頭に「勉強キライな子の座右の書」と謳われているだけはある。みんなが読んでいるものは自分も読んでおかないと不安なのでざーっと目を通す。軽い文体で書かれているのがウリなのだろうが、筆者とはそこまで相性が良くないのだろうか、どういうわけか「コラム」しか頭に入らなかった(笑)

「味気ない医学用語が少しは身近になるかもしれない。焼肉なホルモンを味わいながら知識を確かめてみてはどうだろうか?」

という記述が(笑)。そんなこと言われては焼肉が食べたくなるのも当然で、秋田の生んだ秀才君と。熊本県産で脂が乗ってておいしいと噂される「クマ」も連れて行こうと正午を過ぎたころに部屋を訪れたのだが、真っ暗な部屋から眠気眼で出てきた彼は、


「……たきぃいまなんじ? ・・・ハッ!!、…やっちまったんだモン」


といって再び寝床に帰って冬眠を再開したので放置プレイ。彼を観察しているとどうも気が休まる。

焼肉に行くというのも今日が29日、「肉」の日だからで、ウチの大学ご用達の格安焼肉レストランに行くしかないわけだ。行ってみたら続いて同級生が何人も(笑)。さてはみんな「イラカイ」に誘惑されたに違いない。普通の単品メニューは半額らしいのだが、いつもの食べ放題コースを頼んでしまう。むしろこちらの方が安いのではないかという読み。カルビとロースしか食わなかったが。ちなみにカルビとは肋間筋で、ハングルで肋骨の意、またロースは固有背筋のことらしい。ご記憶ください。

夕飯の分までいただいてきたつもりだがどうも眠い。だけどやらねば。






(昨日は5:30起床、28:00就寝で活動時間が半端なかった人(笑))







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文を忘れて文武一道

2013-05-28 18:56:52 | 医大生的生活

昼食として、冷凍ストックしてある餃子を焼いた。手作りのものである。美味しいのだが、どうもスパイシーすぎる。しょうがとにらが多すぎるのかな。宇都宮の餃子屋のレシピが知りたい(笑)。医大生・たきいです。


身体が妙にだるかったので昨晩は早めに就寝。5:30に起きて軽めにロードバイクを漕いだ。30kmほど。なぜか栃ビルのおばちゃんに朝から褒められる。有酸素運動を心がけつつも、ペダルの回転数を意識しながら漕いだら40km/hも出てびっくり。軽く原付の法定速度越えちゃってる気がするけど大丈夫なんかな(笑)。近いうちに太平洋まで行ってみようという野望があるのだが実現するかどうか。行きはいいけど帰りがいやになりそうだからな。

帰寮してから爽やかにシャワーを浴びて勉強開始。文武両道とはまさにこのこと。「文武両道」と聞いて思い出さずにいられないのは、中学校の全校生徒が集められる朝会か何かである。確か中一のとき。当時の校長先生は半紙にご自身のものと思われる揮毫で、「文武両道」と書いてあって、それを檀上で見せて帰って行かれたことがあった。思わずポカンとしてしまったが、あれほど強くコトバを印象付けられる手法もないだろうから今になって感動している。

歩行のメカニズムを覚えて感動したことくらいが午前中の唯一の勉強成果な気もしなくもないところが少々悲しいが、午後の部をいざ開始と思って少し頑張ったところで眠すぎてもう無理と思ってお昼寝。さらば少々寝過ぎてしまった。「武」に比重を置きすぎた。

自転車の盗難にあった夢を見て泣きそうになりながら昼寝から目覚めだが、夢だと分かって肩の荷を下ろす。流石に明日は自転車も漕いでられないので今日の夜からまたひたすらペンを握るしかないところである。勉強ばかりの毎日の中でふと試みる運動は心地がよい。






(一瞬作文代筆アルバイトするか迷った人(笑))






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クソ高い教科書だから読んで読んで元を取るべし

2013-05-27 20:02:29 | 医大生的生活

「まさか相手は看護じゃないだろうな。俺らの時代は文系の女と付き合うのが医学生のステータスだったんだぞ。W大とかK大とか。」

という刺激的なコメントを実習中の医学生と話すという意外にもお茶目な側面もある組織学教授から、本日のテスト終了時に、

「金曜日の肉眼解剖の試験。あと4日あります。倒れるまで頑張ってください。」

というありがたい言葉をいただいたので、試験が終わったら仲間とラーメン屋に行って、2軒の臨時休業に拒まれながらも辿りついた3軒目で腹いっぱいに食べてきて、帰ってきてからそのままベッドに倒れこみました(笑)。同学のみなさん、ひとまずお疲れ様です。聞くところによると今日は学年に3人も誕生日の仲間がいるようですが、おめでとうございました。本来なら祝杯をあげたいところではありますが、とか書くのが本来の流れのような気もしますが、昼寝から起きて風呂に入ってから無意識に缶ビールを開けてしまいとさ(笑)。まあ、いいか。医大生・たきいです。


本日の組織学の試験では、教科書と教授先生の見解が分かるるところが出題されてどっちを書くか迷ったのが少々印象的。インヒビンの機序のとこ。教授先生は下垂体の第一人者らしく、講義中は「下垂体に関しては私が教科書です」、という発言で、どう部屋で勉強すればいいんだよという心のツッコミを盛大にしておいた記憶がある。一応、教授説を採択したが、採点が別のスタッフの先生によるもので「×」を食らったらどうしようと少し震えている。

しかし、そんなことよりも、「阻害」を「疎外」と誤字で書いてしまったことに先ほどシャワーを浴びながら気が付いて、ヘーゲル哲学的な雰囲気の漂う答案用紙にしてしまったことに顔面蒼白。勉強中から勘違いしていたようなのでなかなかに情けないし、恥ずかしい。

とりあえずそのことは置いておいて、肉眼解剖学である。自炊、プリント、過去問だけで乗り切るのが「効率がいい」と語る情報処理能力に長けた友人も多い。しかし筆者は根本的に文系頭で頭が悪いので教科書もちゃんと読みたいと思う。「文脈」が記憶を助けてくれる気がする。今日の試験の「性周期」のところを教科書暗唱の勢いで記述できて試験中気分がよかったが、それも紙媒体のお蔭かと。蓋し紙媒体は偉大である。しかし、そんな悠長なことを発言しておいて試験を落とすのも悲しいので残された時間を「解剖学講義」と心中する覚悟で頑張る所存である、とか強いことを書いておくとへこたれずに頑張れるかな。笑






(「講義で重要だと強調されていた所(「門脈」「下肢」/“医大生たきい”より)も押さえておくようにしましょう。」というメールがSMSの担任の先生からきて笑った人(笑))






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