医大生・たきいです。

医大生的独言。

夏の終わりに自家製ビアガーデンしてみた

2014-08-31 23:59:59 | 医大生的生活

楽しかった8月も終わってしまいました。遊びに関しては相当充実した夏休みを過ごすことができました。この夏遊んでくださった多くの方々に感謝申し上げます。明日から9月という事実。誠に哀惜の念に堪えません。医大生・たきいです。



「たきいちゃん呑もう」


という先輩からのLINEがいつものように来た。今回の目玉はベランダで飲むという新企画である。





貧乏臭さこの上ないが、案外楽しかった(笑)

乾燥機と部屋干しに頼る人間なのでベランダはほとんど使っていませんでしたが、こういう活用法もあるのです。ただし狭いので定員は2名っぽい。がんばれば4人くらいいけなくもない気もするけど。

寒くなったらベランダで熱燗と鍋とかやってみます。

以上、寮のベランダ利用促進派のたきいでした。




(俺悪くないよなと思いつつも無表情で「お詫び申し上げます」と書けた自分は大人になったなと思った人(笑))






↓今日も一発、よろしく頼む↓

にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ
にほんブログ村

老化はカラオケの履歴に現れる

2014-08-30 21:01:06 | 医大生的生活

「妖怪ウォッチ」というやつがわからない。小さい弟や妹がいる同級生が、ちびっこから聞いてきたというのでその名前だけ知っているくらい。


やばい、全部観ちまった。頭くさりそうっす。笑

てか、「でるけん でられんけん」ってなんだよ。西日本出身の同級生みたいな言葉づかいしないでください(笑)

「ポケモン」の話とかしても頭を傾げる親の姿を小さいときに見て、なんてものわかりが悪いんだと思っていましたが、ようやく親の気持ちが分かりました(笑)。医大生・たきいです。



残り少ない夏休みを最後の最後まで満喫しようと朝4時までカラオケ。Mステとか毎週見てた中学高校生くらいまでは新しい曲とかを追っかけていたものだが、最近になってカラオケの選曲がほぼ毎回同じになってきていることに気が付いた。あぁ、時代についていけなくなっているのである。


例えば個人的にこれはまだ新曲の部類ですが、なんと4年前の曲だったらしい。

…まじか!!
4年前って昔過ぎでしょ。

しかし、新しいものばかりを追いかけるのもよくない。将来田舎で医者として出た時、

「先生も一曲お願いします」

と振られてしまったときの対策として、今から山口百恵を練習しているという人のことも知っている(笑)。頭が下がる。


人はいつまでも若くいたいと願う生き物に違いない。もちろんおじちゃんおばちゃんたちを喜ばせるべく山口百恵のような昭和の名曲も結構なのだが、時代の波にもついていきたいものだ。その努力をしているか否か。それは、カラオケの選曲を見るだけで明らかなのである。



大丈夫。アナ雪の「とびら開けて」を歌った自分はきっとまだ若い。









(実は神田沙也加さんと誕生日が同じなのがちょっぴり自慢な人(笑))








↓今日も一発、よろしく頼む↓

にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ
にほんブログ村

東北医科薬科大学ができると聞いて

2014-08-29 23:59:59 | 医大生的生活
いよいよ夏休みもあとわずかになって参りました。9月1日から学校です。まるで中学校のようなカリキュラム。しかし医学部3年生は学校によっては既に始まっているところもあるようですのでそんなに文句ばかりも言っていられません。


残りわずかとなった夏の余韻を楽しむために、かき氷食べてきました。医大生・たきいです。



東北に医学部新設の話がまとまったようですね。東北医科薬科大学。名前が長すぎます。略称は何になるんでしょうか。無難に「イヤク大」とかどうでしょう。笑

宮城の医療の構造が変わっていくことはもちろんなのでしょうが、筆者のごとき人間にはこれからどう変わっていくのかは想像もつきません。現段階では、みんなで一緒に力を合わせてやっていきたいと思う程度です。

未来すぎる話の想像はつかないけれど、ちょっと先の話なら自分でも考えられます。「東北医科薬科大学医学部」の医学生の東医体の受け入れについて。東医体というのは東日本医科学生総合体育大会のことで、医学生のための体育大会のこと。実は全国3番目の規模。ちょうどわたくしはこの運営の仕事をしております。

東医体の参加大学は36大学医学部で、東北医科薬科大学が加われば37大学になる見込み。現行システムでは4大学ずつ9年ごとに主管の仕事が回ってくるわけですが、37という中途半端な数をどう処理するか。平成27年開学予定だそうですから、この事務作業をするのは自分たちなんだろうなと考えると早くも憂鬱です(笑)。あーあ、仕事増えたよ。

しかしこれくらいで辟易しているような人間には、「宮城の医療を俺が支えます」だなんて豪語できる資格もないんじゃないかと考えると、ちょっと背筋も伸びるかも。






(ビールが美味しい時期のうちにいっぱい飲んでおきたい人(笑))






↓今日も一発、よろしく頼む↓

にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ
にほんブログ村

旅費を削って怪しげな旅館に泊まってみた

2014-08-28 16:04:48 | 国内旅行

ブログ村オフ会⇒みやけよう⇒アイスバケツチャレンジ というホップ・ステップ・ジャンプをかませるほどブログネタに恵まれているこの頃ですが、急にブログのアクセスが増えました。



gooブログ様にいつもお世話になっておりますが、gooブログ全200万ブログ中203位という好成績を収めちゃいました。このレベルになると非課金勢が少数派になるのですね…。すげえ世界だ…。1日で3000PVも初です。1万PV/dayがブロガーとしての夢なのですが、これだけ盛り上がってもなかなか届かないということでブログの道もなかなか険しいことも改めて思い知りました(笑)。医大生・たきいです。




旅をするとき、おいしい食べ物には出費を惜しみたくないタイプである。中学校の修学旅行のときからその信念を持ち始めた。中学の修学旅行は東京と横浜だったのだが、なんとか記憶に残る旅にしようと思い立った手法は、ちょっとリッチな横浜中華街ランチというもの。中学生なのに生意気にコース料理を食べてきた。正直修学旅行の他の記憶はあまり印象的でもないのだが(笑)、中華街に行ったなということだけは濃厚に記憶に残っているわけである。今でもあれは正解だったと思っているわけだ。

なるほど、旅の記憶はグルメによって構成されるらしい。だからこそ、せっかく時間をかけて旅をするのだから、旅先ではいいものを食べてきたい。

しかし。お金というのには際限がある。いかんせん学生ということもあって食費にいつも以上の支出をかけるとするならば、どこかは削らないといけないところがあるものだ。よく取られる手法が、移動手段を工夫するというものだろう。青春18キップが最たる例だろうか。しかし、ときには時間をお金で買わなければ記憶に残るグルメに出会えないこともあろう。移動手段の選択は常にケースバイケースで難しい選択だ。ときには貧乏学生だって、新幹線が最良の移動手段になりうる。

そこで一番に考えたいことは、宿泊代の削減だ。一番の方法は、友達のアパートにお邪魔してしまうという戦法。とくに昨年の夏は全国各地でお世話になってしまった。友達のアパートに泊まるのならば宿泊代はなんとゼロ円で済むという不変の真理がある。

仙台出身なので、東日本にはだいたいどこにも友人が住んでいる気がするが、西日本となるとちょっと心細い。今回の関西の旅では甘えさせていただける友達も見つからず、仕方なく3泊は宿を取った。

そして、一軒目が衝撃だった。









え。

一気に昭和にタイムスリップした気分である。風呂場はひとりずつの交代で、カビ防止の為か窓が開けられていたが、隣の雑居ビルの飲食店からビールが飲みたくなるいい匂いが漂ってきた。そして極めつけがベッドではなく、布団が敷いてあったこと。タバコのヤニ臭さに包まれながらも、快適に眠れたから結局はいい宿だったと結論づけていいに違いない。安さが正義である。



激安旅館が空いていなければ、ときにはまともなビジネスホテルに泊まることも必要となってくる。チェックインをしたら、「空きがございますのでよろしければ広いお部屋をご利用ください」と言われたのでありがたくお言葉に甘えた。俺なんかにVIP待遇的なことしてくれてももう泊まらないと思うけど。笑









え。

この部屋でひとりで孤独に一夜を明かすというのも、逆に虚しくなってくるもの(笑)。明らかに部屋が広すぎである。






因みに。上と下の価格差はたったの2000円だった。どうやらぼくはまだ、この世の中の仕組みというものを理解できていないらしい。2000円でこの格差が生まれてよいものか。






(次はどこを旅しようかと考えるだけでワクワクな人(笑))






↓今日も一発、よろしく頼む↓

にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へにほんブログ村

医大生の僕がアイスバケツをかぶらなかった5つの理由

2014-08-27 16:28:49 | 人気記事
もうちょっとダラダラ関西旅行ネタを続けていく予定でしたが、いま流行の「ALSアイスバケツチャレンジ」が回ってきたのでそちらを今日の記事にしてみます。医大生・たきいです。


まずは医大生的にALSについて。

筋萎縮性側索硬化症(ALS)については既習事項でありまして、先日の大学の定期試験では、以下のような問題が出題されました。

筋萎縮性側索硬化症について正しいのはどれか。
a.膀胱直腸障害を示す
b.脳神経系は冒されない
c.筋電図で低振幅電位を示す
d.約5%の症例が遺伝性を示す
e.CPKは通常、著明高値を示す


筋萎縮性側索硬化症は、1次運動ニューロン・2次運動ニューロンともに障害されているのが特徴。陰性4徴候の「感覚障害」「眼球運動障害」「膀胱直腸障害」「褥瘡」がみられません。このことより、a,bは誤り。また、筋萎縮性側索硬化症は筋原性ではなく、神経原性。神経原性では筋電図が高電位で、血清CK高値は筋原性の所見です。故にc,eも誤りと導けます。よって正答肢はd。消去法で解いてしまいましたが、わたくしのような勉強不足な学生にとって積極的には選びづらい選択肢でした。難しい問題です。「ALSの多くは孤発性であるが、5~10%程度に家族性の発症をみる(田崎義昭,斎藤佳雄,坂井文彦(2013)「筋委縮の診かた(25)」,『ベッドサイドの神経の診かた』, pp.441, 南山堂.)」とのことです。
因みに試験本番ではcを選んで間違えました(笑)



珍しく医大生っぽいことを書いてしまいましたが、こういう医学的事項は本ブログの主旨とは逸れるのでこのへんにとどめておきます。

慶應義塾大学に通っている友人から、Facebookで「ALSアイスバケツチャレンジ」が回ってきてしまったわけですが、結論から言うと、アイスバケツ被りはしませんでした。その代わりに一般社団法人日本ALS協会様にわずかではございますが寄付をさせていただきました。

どちらかというとお調子者のわたくしですから、どうしてやらなかったんだという声が飛んできそうですが、氷水を被らなかった理由は以下の5点。

1.今日は寒かった
正直これが水を被らなかった一番の理由かもしれません。8月とはいえ、20℃くらいまでしかあがらなかった本日。

「アイスバケツチャレンジ」で、冷たい氷水をかぶることや、寄付をすることなど、すべて強制ではありません。 皆様のお気持ちだけで十分ですので、くれぐれも無理はしないようにお願いします。特に氷水について、これから涼しくなりますので心配しております。

と、日本ALS協会HPにありましたが、その文言に甘えさせていただきました。今風邪ひくとやばいし。


2.もともと知っていました
この運動は、「そんな難病があるなんて知らなかった(-_-;)、力になりたい!」という方々の声の集積という側面もあるかと思います。恐らくこれまでそうした支援はなかったでしょうから個人的には評価すべきことと思います。この運動の始まりはアメリカだと聞きましたが、この盛り上げ方は流石アメリカというところでもあります。しかし、医大生であるわたくしが「知らなかった!」と言って氷水を被っていようでは、医大生としての見識が疑われてしまいうると判断しました。


3.広めるより勉強する立場
iPS細胞の山中教授もチャレンジしたとニュースで見ましたが、あれだけ優秀で、あれだけの社会的影響力をもつ方がやるのは大きな意味があると確信します。しかし、筆者のような学生は医師になるべく勉強中の身であります。氷水を被ってパフォーマンスをするよりも、疾患についての正しい医学的知識をよく勉強することが社会から我々医大生に要求されていることだと判断しました。


4.ALSだけじゃない
医学部に入ってから痛感しましたが、病気というのは山のようにあります。覚えるべき知識が多すぎて、勉強中は苦しい瞬間もかなり多く、これがどれだけ大変なことかといえば、心身ともに健康な医学生でも「死にたい」と呟きそうになることもあるくらいです。何を隠そう試験直前に筆者もよく「死にたい」と言って気を紛らわせています(笑)


厚いテキスト。ALSが載っている大学配布の教材はこれですが、他にも数十冊の単位でいろんな科目、いろんな病気を勉強しなければいけません。

これは医大生だからハッキリ言えることかもしれません。難病というのは、ALSだけではありません。暖かな支援を送るのは、ALSだけに固執すべきではないように思います。自分のようなしがない医大生は、氷水を被るより、もっと多くの病気について学ぶべきと判断しました。


5.5000円を日本ALS協会に!

上記の通り、確かに寄付金をお送りさせていただきました。

正直、5000円というのはぼくにとって大金です。本ブログの読者の方はご存知でしょうが、つい先日まで関西旅行に行って豪遊してきたせいでただいまお金がありません。親からの現物支給の米で凌いで、もやしを茹でて食べている状況です。100ドルの寄付が正式らしいですが、今の僕にはその額は無理です。それでもなんとか、今日のバイト代分だけ振り込みました。それでも、細やかな支援の気持ちが届いてくれればうれしく思います。



ALSアイスバケツチャレンジに指名してくれた、我がラーメンの師と仰ぐ慶応義塾大学のSくんありがとうございました!
激しいパフォーマンスを求められていたかもしれませんが、ご期待に沿えず申し訳ございません。

次の人の指名をする文化があるようですが、特に指名などはいたしません。でも、ブログ村で、ちょっと支援の輪が広がったりしたら面白いかなと個人的には思います。




●一般社団法人 日本ALS協会
http://www.alsjapan.org/jp/index.html







(ここ数日ブログに気合いれすぎな気がしている人(笑))







↓今日も一発、よろしく頼む↓

にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ
にほんブログ村