医大生・たきいです。

医大生的独言。

おうちで焼肉

2015-11-30 23:59:34 | 医大生的生活

うちの寮が突然クリスマス感だしてきました。



入学してからこんなことなかった。クリスマスに気合い入れちゃう寮なんて、なんだかハリーポッターの世界みたいです。んなことないか。医大生・たきいです。






友達がバーベキューに持ってくはずの肉を家に忘れてしまったそうで、当日の現場ではかなり気まずい思いを強いられ、さらには肉も大量に余ってしまって非常に辛いとのことだったので、ならば困っている友達の力になりたいと、肉を食べるのを手伝いに行きました(^ー^)ノ



お家焼肉。気分は金曜日みたいな、まだ月曜日でございました。久々に満腹。学校行くのがダルい。笑








(もう12月なのが信じられない人(笑))

「絵でわかる感染症」を読んで

2015-11-29 23:59:59 | 医学書レビュー

ご飯食べにいくくらいしか予定がなかった土日というのはどうも寝すぎてしまいます。医大生・たきいです。





さて、本日ご紹介したいのがこれ。


絵でわかる感染症 with もやしもん (KS絵でわかるシリーズ)
岩田 健太郎,石川 雅之
講談社



著者はご存知、感染症の大家の岩田先生。タイトルは「絵でわかる」ですぐが、「絵でわかるシリーズ」というのがあるんですね。他には「漢方医学」「東洋医学」なんかがあるんですがこれらも気になります。「人類の進化」「日本列島の誕生」とかも面白そう。ていうか「日本列島の誕生」って医学と関係ないと思うんだけどどういうこと(笑)。「絵でわかるシリーズ」、必殺!カルバペネム!的な香り漂う広域スペクトラムな人気シリーズでした。

岩田先生のブログを見てみると、軽く本書の紹介文が。

「プロフェッショナルな内容なんだけど、だれでも読み通せるものを目指しました。ぜひどうぞ。」

とのこと。

かわいい顔してるけどこの本中身結構ガチです

感染症科の先生から病棟で教わって「それマニアたちの小ネタっしょ」と思ってしまった内容も、この本にしれっと書いてあってビビりました。優秀な学生様を除いた多くの凡人医学生の皆様、軽いノリのこの本で簡単に感染症の知識がゲットできると思ったら間違いです。確かに「だれでも読み通せる」のは確かなんですけど情報量多いです。気合いいれて読まないと。

特に抗菌薬の話なんかはページ数も多く割かれていて、ガチです。勉強中の辞書的な使い方もできてしまいそう。「ボクなんも抗菌薬理解してないんすけどとりあえずまずはポイント教えてください」というわたくしを代表とした凡人医学生のニーズには「やさしイイ」のほうがマッチするかも。それくらい「やさしイイ呼吸器」の抗菌薬の説明は肺炎限定だけれどもコンパクトにまとまっています。

レジデントのためのやさしイイ呼吸器教室[ベストティーチャーに教わる全27章]改訂第2版
長尾大志
日本医事新報社


「絵でわかる感染症」、読みどころはなんといっても「絵」。これだけでも買う価値あり。ゆるキャラたちが抗菌薬の構造式を挙げながら、「これは覚えないよ?」とか言ってみせつつ「天丼」で攻めてくる2章とか結構笑ってしまいました。あとはプロフェッショナルの本音。「まあ、本業の医者でも、というかHIV診療を本気でやろうと考える感染症屋でも、この薬には萎えます。ウンザリします。」(p.112)っていう何気ない一節も「ほほー」と思えます。

ところで。本書の随所に「構造主義」を意識したと思しきフレーズが散見されますが、岩田先生は本書の執筆期間にこんな本読んでたんじゃないかとか推測しました。下の本「積ん読」してるんですよね(笑)。東大に行った高校の同級生はそういや高校生のときから読んでたなぁ、と。「構造主義」といった現代思想も語れないようでは知識人を名乗れないんだろうな、と、ややピンボケした感想を第一に思ってしまった「絵でわかる感染症」なのでした。調べもので今後もお世話になりそうです。

寝ながら学べる構造主義 (文春新書)
内田 樹
文藝春秋








(レポート書かずに土日を終了してしまってやや危機感を感じている人(笑))

ブロガーだけどアナログ人間

2015-11-28 23:59:59 | 医大生的生活

読書でもしながら長居できるような喫茶店に出会いたい。できればチェーン店じゃないところ。すべてを忘れて読書に没頭するような時間がほしいものですが、現実はそれを許してはくれません。医大生・たきいです。




「ブロガー」という肩書を持っているおかげかバリバリのデジタル人間だと思われることがある。便利なのはよく分かるけれど個人的にDropboxはあまり好きじゃなくて、そのことを言ったら「ブロガーのくせに」と言われてしまったくらいだ。

個人的にはむしろアナログ人間ではないかと思っている。まず第一に、画面に映った文字があまり好きではない。これこそブロガーのくせにと言われてしまいそうであるが、画面に映った文字はどうも記憶に残しづらい気がするのだ。記憶という面に関してははるかに紙媒体のほうが優れる。気がする。ペンで直接書く簡便さ、折り目を付けられる柔軟さがあるから紙媒体は捨てがたい。後から見返したときに何を考えていたのかというのは、紙媒体でなければ振り返れないことであろう。

特に紙媒体ではないと作業が捗らないのは、文章の推敲をするときである。。ブログみたいな適当な文章を書くときには別にパソコンやタブレットの画面であろうと紙の上であろうと変わりはない。むしろ簡単に編集しやすいパソコンのほうが好きなくらいだ。問題となってくるのは気合を入れて文章を書きたいとき。助詞や句読点の位置といったレベルで文章にこだわりたいときには、俄然紙の上で作業をしないことには気分が盛り上がってこないのだ。恰も自分が明治時代の文豪であると思いこんでこそ、味わいながら推敲ができるというものだ。

というわけでパソコンで書いた文章をわざわざ印刷してから読む必要がわたしにはある。印刷してから見たほうが書類の誤りなどの見落としは一気に減るという感覚があるのだが、それは心の奥底で液晶画面に対する嫌悪感があるせいだろうか。少なくともわたくしはアナログ人間なのである。







(月一ペースのココイチが欠かせない人(笑))

「まわる」ってだいじ

2015-11-27 23:59:59 | 医大生的生活

起きたらとんでもなく青空。華金を満喫しすぎると土曜日の午前中を棒に振ってしまうというのはこれまで幾度となく経験してこれからは控えようと誓ったものですが、今回ばかりは楽しかったのでよしとしたいところです。久々に居酒屋で寝てしまいました(笑)。医大生・たきいです。





友達とマックに行った。店員さんは新人なのか、レジと厨房がよく回っていない様子が伝わってきた。指導役の人もどうやらイライラしてしまっているようである。わたくし飲食のバイトはやったことがないのだけれど、やはり大変そうだなと小並感な感想を抱く。

「ラウンド行ってきて」

という声が聞こえてきた。これラウンドとは如何に。病棟で「ラウンド」といえばそれは回診のことを指す。回診の「回」がラウンドということなんだろう。まさかマックで店員さんが「今日の調子はいかがですか~?」と回診を始めるわけもなかろうし、一体何が始まるのだろうと様子をうかがってみる。さっきからあまり進まないレジの列から店員さんを観察していたところ、マックにおけるラウンドとは客席の清掃業務を一取りやってくるということなのだと推察した。言われてみればそういうお仕事している店員さんいるな。ラウンドの正体が明らかに。

「まわる」って案外大事なことかもしれない。普段との違いを、自分で足を運ぶことで情報収集してくる。病棟でもマックでもそれは重要なことだ。ラウンドや恐るべし。






(もうすぐ12月って事実が恐ろしい人(笑))






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アニメ専線
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右眼と左眼でやるとキスしちゃいそう

2015-11-26 23:59:29 | 医大生的生活

CBT前に長期休暇をもらえる医学部があるそうで、その大学の友達が遊びに来てました。勉強しなくていいのかね、と思いつつ、どーん。



駅前の焼鳥屋は木曜日ビール一杯280円です。お得です。医大生・たきいです。





この道具、「眼底鏡」といいます。



上の丸いところがレンズになっていてそこから覗き込むんですが、患者さんの右眼を見るときには自分は右眼で、左眼を見るときには自分は左眼で見るのがミソ。そうしないと顔と顔が重なり合って危うく接吻しかねません。友達同士で練習するときにはギャグでわざと逆にやってみるのも楽しいですが、「お前ら絵がヤバイ」とすかさず批判が飛んできます。

わたくしの利き目は右眼のようで、右はできなくもないんですが、左はこの穴から覗き込むこともままなりません。割と毎日練習してるんですがうまくできない。

わたくし親から「狭いラーメン屋で左利きだと迷惑だから」と右利きに矯正されたらしいですが、生まれつき左利きだったのだとか。だったら左眼ももうちょっと器用に使いたいと思いつつ、眼科の教授は「眼底鏡なんて意味ない」と発言してたし、もういいかなーと思い返すわたくしなのでした。





(年末おみくじで図書カード当てた人(笑))