星新一ミステリーＳＰを観て

どーして冒頭で「どんなものでも短くできないものはない」なんて言っておいて、こんなに余計な演出やセリフがプラスされてるんだって話ですよ。もう壇蜜に責任とってほしい！

とはいえ、酷いなあと思ったのは最初の二本で、残りの三本はまあまあかなという印象でした。

「程度の問題」と「きまぐれロボット」はねぇー。あんなに膨らませるような話じゃないんですよ。というか「きまぐれロボット」はあんな話じゃないし。勝手に内容を変えるない。

星新一作品の魅力って、テンポの良さにあると思うんですよね。眠る前にちょっと読めるあの気安さがいい。そして軽快な読後感。大笑いじゃなく「ははっ」と小さく笑える所がいいんですがね。

一話の時間を半分にして、二倍の話をした方が良かったな。そもそもショートショートのドラマの途中でＣＭいれるなよ。「霧の星で」くらいの放映時間くらいならＯＫかな。

「華やかな三つの願い」の悪魔は良かった。俳優の演技力の勝利。

なんだかんだいいつつ、次回もあれば観る。そんな感じ。