打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

TRPG大好きっ子の想い

2012-01-18 19:55:06 | Weblog
TRPGには冬の時代があった!!

……いきなりTRPGといわれてなんだよ、と思われるかもしれないけど、TRPGとはテーブルトークRPG(ロールプレイングゲーム)の略だ。

機械を使うのではなく、会話によって謎を解き明かしたりダンジョンを攻略していくゲームだ。複数のプレイヤーと一人のゲームマスターで成り立っている。

ゲームマスターが状況や世界観を説明し、プレイヤーはそこで生きるキャラクターになりきって遊ぶ。子供の頃にやった、ごっこ遊びの延長と考えたらいい。

今でこそ、様々なTRPGの本が出ているが、10年くらい前は本当に冬の時代だったと思う。

私は中学生の頃に友人に誘われてTRPGに嵌った。「ガープス・ルナル」というファンタジー物で、キャラクターを創る楽しみや演じる楽しみを教わった。

しかし高校生くらいになって。TRPG本を出版していた会社が、突如トレーディングカードゲームの販売を主流とするようになってしまったのだ。

正直いってトレーディングカードゲームには興味が湧かなかったなあ。第一ゼニがかかるじゃないですか。TRPG本も安くはなかったけど、それだけで遊べたからね。

それでTRPG本の出版が激減していった事もあり、未だにカードゲームには手もつけません。

「ガープス妖魔夜行・百鬼夜翔」「ガープスマーシャルアーツ」「ガープスコクーン」「ガープス・リングドリーム」えとせとらえとせとら……。

多分、これらのシリーズは全部買ったと思うよ。あと中華ファンタジーの「央華封神」に正統派ファンタジーの「ソード・ワールドRPG」も。

ああ「三国志演技」も買ったな。あれパワーアップキットだけ買えなかったんだよなー。「天羅万象」シリーズも買った!

……だから今、実家の本棚はいっぱいなんだよな。そんなことはどうでもいいか。


現在、TRPGは盛り返している気がする。私の好きなシリーズは「天羅WAR」と「天下繚乱」だ。もう十年近く実際に実際にプレイはしていないけどキャラクターは大量生産している。そのキャラクターを使う場所と機会がない。

TRPGが日本で流行しない理由はわかってるんだ。「非常に傍から観ていて奇妙だ」だからです。

前述したけどTRPGはごっこ遊びの延長です。プレイヤーは自分が創ったキャラを、ゲームマスターは悪の親玉から囚われたお姫様まで一人で演じなくてはいけません。

複数の男(大半が男だよね。TRPG人口は)が卓を囲み、女性のように喋ったり、中二病臭いことを力説しているのを傍から見たらどう思うか!? しかも演技のプロじゃないから棒読みだったり滑舌が変だったりするんだぜ。

スポーツ選手や時代の寵児がたまにアニメで声優初参加なんてするけど、あんな感じになるんですよ!?

TRPGを知らない人からは奇異に映ることでしょうよ。それを観て「わ、僕も私もやってみたいな!」なんて人は滅多にいないと思うなあ。TRPGの本場であるアメリカはどーなんだろうな。どれくらい流行しているんだろう?


でもね。最近はほら……目立ちたがりが増えているじゃないですか。日本人総芸能人化的な空気が出ている気がします。意味もなく自分の生活を動画で垂れ流したりとかね。

ひょっとしたらTRPGプレイ放送なんてするサークルとか出てくるかもしれないね。まあ、きっと私は観ないだろうけどさ。