青春の残滓

最近ハマっている事。

まず古本屋に行って、古いジャンプコミックスを立ち読みします。そうですね、８０年代初期から中期に初版が出たものがいいです。

古いジャンプコミックスは、終わりの方に読者からのお便りが乗っているのです。そのお便りを読むことに今、ハマっています。

有名なのは「ジョジョの奇妙な冒険」の６巻……だったかな？　それに載っていたスト様大好きっ子からのお便り。

まあ、多かれ少なかれ当時のジャンプコミックスには熱狂的な内容の手紙が掲載されているわけですよ。しかも写真付きで。

それがね、なんかいいなーって思うんです。茶化すとかそんなんじゃなく、いいなーって。

わざわざ作者に自分の思いの丈を語るくらい、その作品が好きってことじゃないですか。

いわば、その人にとっては青春なんですよ。

当時二十歳の女の子も、今は四十歳くらいのママになっているんだろうなーとか。

野球大好きな少年も、今は立派な社会人になっているんだろうなーとか。

そういうのを妄想するのが好きなんです。変な趣味だなあと我ながら思うのですが。