紀元前のグレープソーダ

炭酸飲料の面白い話。

本当かどうかわからない話だが、クレオパトラが炭酸飲料を飲んでいた話を知っているだろうか。

といっても、炭酸ガスを水に溶かす技術を発明されたのは１７７２年。

ジョゼフ・ブリスリーさんというイギリス人によって成されたものです。

では、クレオパトラはどうやって炭酸飲料を作っていたのか？

それは真珠。真珠をぶどう酒に入れて飲んでいたというのです。

真珠はカルシウムやアミノ酸が豊富で、中国では昔から高級漢方薬として使われていました。

そして真珠は炭酸カルシウムが主成分。炭酸カルシウムがぶどう酒の酸で、化学反応を起こして炭酸ガスを発生させるのです。

するとぶどう酒がグレープソーダに早変わり……というわけなのです。

試す勇気も資金もないのでアレなのですが、ロマンがありますよね。