ぐるぐるぽん

日本人は、食べ物に関しては怒ると怖い。

中国の冷凍ギョーザ事件や、愛地球博のとんでもないお粗末なメニューの件ですっかりと有名だろうが、また似たような騒ぎが起きたとか。

年末のテレビでびっくりするくらいＣＭしていたクーポンサイトから購入したおせち料理が、それはそれは酷いものだったらしい。

私もまとめサイトで観たのですが、いくら半額の１００００円でも、ありえないスッカスカさ。

絶対怒るだろこんなの、と考えた私はどうして店側がこういう手抜き的なおせち料理を送ったのか、考えてみました。

ほら、小洒落たレストランとかあるじゃないですか。お皿にちょこちょこと料理を乗せてきて、それを観たマダムたちが「まあ、お洒落ザマス♪」みたいなのが。

そんな演出だったんじゃないかなあーって。敷居のされたお重に料理を点のように細かく盛って、高級感を出したかったのではなかろうかと。

でもねー。学生時代にお弁当を学校に持っていった人ならわかると思うのですが、弁当って中身をぎゅうぎゅうに詰めていないと、寄り弁……つまり、中身が偏ったり散らばったりするんですよね。漬物や色の付きやすいものとか入っていると、お昼に弁当箱を開けた時に、食欲を減退させる姿になっていたりする。

あの現象が、あのおせちなんじゃないかなあ。郵送の仕方にも問題があったのかもしれません。

日本で食べ物に関して問題起こすと、本当に怖いですからね。雪印だってメグミルクになったんですから。

食べ物は、信頼できる所で買うのが一番ですよ、本当に。