本に関する事

先日、会社でみんなと世間話をしていた際の事。後輩が「ＩＱ８４ってすごい人気らしいんですよね。買ってみようかなー」みたいなことをのたまった。

私は笑いながら頷いたのですが、上司が「おいおい、それを言うなら１Ｑ８４だろっ」と突っ込んだのです。後輩は「そーなんですかー」と照れ笑い。上司もハハハと笑い、私も追従するように笑う。仕方がないなあ、○○は～みたいな感じで。

……ごめん。私も今までずーっとＩＱ８４だと思っていた……もちろんそんな事、おくびにも出しませんよ。先輩だし。でもさ、普通ＩＱって呼んじゃうでしょ。注意力散漫を舐めるなー。

そうそう、本と言えばですね。冲方丁の書いた「天地明察」が何かに受賞されたらしいではないですか。書店でいっぱい張り紙されていましたぜ。

そうかー。冲方先生有名になったんだなあ。蒼穹のファフナーを観ていたし、小説版も持っているよ。おめでとうという反面、ちょっぴり寂しい。不思議な気持ち。アニソンが表立って売れた時と同じ気持ちなんでしょうな。マニアックな嗜好が周知容認された際、その嗜好を貫けるものなのだろうか……なんて人間心理まで考えてしまう。そんな気分。