すじ肉牛丼

最近、牛丼についてネット社会ではやんややんやとやっているようですね。

それはさておいて、牛丼について。最近牛丼って安くなっていますよね。一番安いところでは並盛が３００円しないってんですから凄い。

だから私もたまに昼食に牛丼をがっついたりするのですが、一度食べてみたい牛丼がある。それは美味しんぼに出てきた牛すじ肉の牛丼です。

丹念に丹念に長時間煮込んだすじ肉でつくった牛丼。おまけに安いのだから文句なし……山岡さんは100g３０円とか言っていたかな？

……でもですね。生のすじ肉って結構しませんか？　近所のスーパーでは普通の肉と対してかわりがない。あの当時のすじ肉とはすじ肉のすじ肉が違うのでしょうか。ええい、ややこしい。

たしかにスーパーで売っているすじ肉って普通の肉と外見的にもそれほどの違いはない気がします。一見、福岡のおでんで使われる牛すじ串は、これぞアキレス腱といわんばかりの色と固さを持っています。

時代が変わったんでしょうなあ。牛すじの価値はあがって牛丼の価値は下がった。これじゃ落語家の先生も「牛丼か、おごりやがったな」と言っていいものか悪いものか、唸り続けることでしょう。