カイオウ編の感想「ハンがカッコよかったです」

最近はレンタルコミックという便利なものがあって、おまけにセール中で安かったので北斗の拳を借りてきました。

初期の方とカイオウ編という変則的な借り方をしたので私以外に借りようと思った人には申し訳ない事をしてしまったなあ。

さて読んでいて感じた事なのですが、ジャギという男はやはり北斗の男なのだなあ、と。他の三兄弟があまりにも凄すぎるだけで彼もまた北斗神拳伝承者に相応しい人物だったのだなあと思いました。

一番の名場面はやはりケンシロウと戦った時のシーン。ケンシロウにボコボコにされたジャギは手近にあったひろってケンシロウに向けます。しかしケンシロウに秘孔をつかれていたジャギはその銃口を自分の方へ向けてしまいます。

「はやく離さないと銃が引き金をひくぞ！！」クールに言い放つケンシロウ。ジャギは銃を振り払おうとしますが離れません。するとジャギは自分で自分の秘孔を突いて銃を払うのです。ケンシロウの秘孔を自分で破ったのです。北斗の男同士の戦いで感動したのはラオウVSトキですが、面白いと思ったのはこのケンシロウVSジャギですね。

なんかカッコよかったです。なるほど、やはりジャギも北斗の男なんだなあと。おまけに南斗聖拳も習得していました。北斗神拳には水影心という、一度見た技を自分の物にするという卑怯くさい奥義があります。

それを使ったのかな。シンから技を教えてもらったのか盗んだのかはわかりませんが、北斗神拳の道場を追い出された連中が少なくない中で伝承者候補にまでなったジャギ。拳法だけにこだわらず向上心のあるジャギ。大したもんじゃんねえ。