ローカルＣＭの妙

小学生の頃、夏休みになると私は親の実家によく連れて行ってもらいました。

向こうには従兄弟もいて一緒に遊んだりしていたのですが、その田舎は民放がニ局しかなく、福岡とはかなり番組編成がちがったのを覚えています。

夏休み編成だったからかもわかりませんが、笑っていいともが午後４時からやっていましたね。ドラえもんが裏で４時半くらいから……あ、でもドラゴンボールＺはきちんと水曜夜７時からやっていましたよ。

えー。それで何が言いたいというとですね。ＣＭです。夕方のＣＭがですね。地元の電気店のＣＭが多かったのです。１５秒間、絵は変わらず（大抵、店の前で店主が家族と一緒に映っている静止画）、明るいナレーションが流れていました。複数の支店を持つ店ではなく、もう本当に商店街のお店って感じの店で。

テレビのコマーシャルってすごいお金がかかるってイメージがあるのですが、当時はいかほどでＣＭが流せたのかなあと、今にして考えてしまうわけです。夕方から県全体で流すわけですからそれなりに効果もあるだろうし。

やはり今もそういった超地方ローカルＣＭって流れているんでしょうかねえ。もうそこには１０年はいっていないのでわからないですが。