打倒!破廉恥学園

旋風寺武流PLが意味もなくただ、だらだらと掻き散らかすブログです。

楽園への道

2009-11-10 19:17:30 | Weblog
「美味しんぼ」の連載が再開されてから朝、出社する前にコンビニでスピリッツを立ち読みしてから行くのです。

しかし最近では美味しんぼより「闇金ウシジマくん」の方が気になって読んでいるわけですが、楽園編の最終回読みました。

朝、あわただしいコンビニ内で読んだ時はものすごいハッピーエンド風な終わり方だったので「おお、中田とキミノリやったじゃん!色々あったけど未来ある終わり方だ」と思っていたのですが、あれってウシジマくんたちの会話(別のヤクザに捕まる)前の会話だったのですね。帰りにもう一回立ち読みしてようやくわかりました(手元にあると読み返して落ち込んじゃうから買わない)

そう考えると今回の登場人物は、誰も楽園にはたどり着けなかったんだなーというバットエンド。でも時系列が入れ替えられていたので読後感が爽やかなのが救いですかね。

一番印象に残っているのはやはりG10くんの最期ですかね。今わの際までG10くんはG10くんだったという……命乞いくらいするかと思いきやです。だけど俗世に生きているハブには理解できなかったみたいです。ちょっと気になったのがG10くんが埋められる際に映っていたカウカウファイナンスのポケットティッシュ。あれって誰の持ち物なんだろうなあという疑問が。持っているとしたら利用者くらいだろうし……G10くんと中田くんは一緒に埋められちゃったってことなのかな。色々と空想の余地を残して終わってしまったなあ。

この作品、読むとテンション下がるけど、明日も仕事がんばろうという気にはさせてくれますね。当座の金に困らないくらいは稼ごうという気持ちになります。

最後に田舎者について。親御さんの気持ちはわかるけど育て方は間違っていたというのはあの状態の彼にはNGワードだと思います。なぜならお前は失敗作だと言われたようなものだからです。さんざんに苛められている彼は世間に対して弱腰でこのままでは普通の生き方はできないのではと悩んでいたはずです(だから自分を変えようと整形をしていたわけで)。そこを突いたのがまずかったなあ、と。まぁ親をバットでやっちゃう方が何十倍・何百倍も悪いですけどね。