ぶらじゃ

月曜夜に放送されているブラックジャック。

手塚治虫の名作がアニメ化されたということは、手塚大好きっ子としてはとても嬉しい。

でも、観ていると辛くなる時がある。

それは、原作の中で死ぬべきだった人が助かっているのだ。

いや、そりゃ助かってよかったよかったとは思うのですが、釈然としない。

アメリカかどこかが作った「フランダースの犬」の映画で、最後ネロは死なずに幸せに終わるという展開があった。

そりゃハッピーエンドでよかったねーとは思うのですが、やはり美しくない。

ブラックジャックもフランダースの犬も、どちらも散り際の儚さが魅力な部分もあるのに、その部分が台無しになっている。塩辛い料理に砂糖をたっぷりとまぶして不味い料理にしてしまう感じ。

ここまで書いて、きっと同じような内容を過去に書いたと思うのですが、まぁ、いいじゃないか。